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ワッツ(12月9日) 2

「でもね、スティーブン・タイラー側から、
 『あ、いいよ』って、そんなに簡単に言ってくれると思っていなかったんで、
 ほんと嬉しかったですね。うん。

 それで、実際に東京の宿泊先のホテルに、さんまさんと足を運んだんですけど。
 うん。
 それでね、覚えてる・覚えてないじゃないと思うんですけど、
 それこそ13年前、まあ26の時ですか、
 の時に、『CUT』っていう雑誌で、フォトセッションしない?って言われて。
 しない?って聞くまでもないですよみたいな。
 ぶち込んでくださいみたいな、ええ、依頼を受けまして。

 それで、まあ実際にお会いして、撮影したんですけど。
 スティーブン・タイラーが入ってきて、もう入ってくるやいなや
 『グッドモーニング、ツ~ユ~♪』歌いながら入ってきて、
 んで、僕の拓哉っていう名前を、スタッフから聞かされていたんじゃない。
 うん。
 で、『グッドモーニング、ディアTAKUYA~♪』って言って、
 『グッドモーニング、ツ~ユ~』って入ってきて、
 ウウウワ~~!歌から始まったよとか思って。
 うん、感動したの覚えてますね。

 それで、ああいう風に入ってきてくれた
 『グッドモーニング、ツ~ユ~♪』を歌いながら入ってきてくれた
 スティーブン・タイラーに対して、俺、逆に再会出来る訳だから
 今度、俺がそれを言って入ろうと思って。

 そんで、コンコンって、こう部屋をノックしたら
 『ああ、入ってこい!』みたいな感じで、スティーブン・タイラーが
 言ってくれたんで、ヨシッと思って、開けながら
 『グッドモーニング、ツ~ユ~♪』って歌いながら入ったんですよ。

 そしたら、それに合わせて、次の節からスティーブン・タイラーも
 『グッドモーニング、ツ~ユ~♪』って、もう始まって、
 で、なんか再会という形をとらせてもらったんですけど。
 うん。
 いや~凄いなんか嬉しい再会だったし。

 それで、まずその言っておきたい『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の
 主題歌を書きおろししてくれたという事で、あの~
 ま、これは、スティーブン・タイラーだったら、託していいなと思って、
 僕、持ってったんですけど。
 あの、自分が実際に『SPACE BATTLESHIP ヤマト』で着ていた
 あのヤマトのジャケット、制服をですね、持ってきまして。

 で、そのジャケットの背中に、TO Stevenと書いて
 あの、まあ自分の名前を入れたあとに、
 Thank you for Love Lives と書いて、こう渡したら
 スティーブン・タイラー自身も、もうあの自分の、
 ご自身の服を着て待っていてくれたんですけど、
 ヤマトの衣装を、パッとこう『受け取ってください』と出したら、
 『え!?いいのかよ。』って言って、
 自分が着てたジャケットをブワっと脱いで、
 『着させてくれ』って言って、その場でこうヤマトの衣装のジャケットを着てくれて
 もうだから、対談中は終始、スティーブン・タイラーが、
 ヤマトの乗組員みたいになっちゃって、はい、着た状態で。

 でもね、スティーブン・タイラーが、あのジャケットを着ると
 ちょっとしたお洒落になっちゃって、(笑)
 カッチョ良かったですね。
 うん。サイズもピッタリで。うん。

 で、まあね、あの~今回『さんタク』のテーマが復活だったんで、
 スティーブン・タイラー自身の復活に至るまで、
 どんな思いをしたとか、色々語ってくれたし、
 で、今の日本に対するメッセージも頂いたし。
 うん、凄いポジティブな意見だったしね。
 ま、是非『さんタク』で見て頂けたら、嬉しいなと思うんですけど。

 ほんでね、僕それで終わりなのかと思ったら、
 そしたら、あの~『さんタク』のスタッフが、すっごい貪欲で
 ギターとか用意しやがって。

 僕は、試しにギターをスタッフから受け取って、
 じゃあ弾きますよ、って言った時に、こう用意しておいたブルースハーブを
 パカッと蓋を開けて、テーブルに置いて、弾き始めたら
 しったら、スティーブン・タイラーが、『お!』つって
 ハーモニカを手にとって、自分が弾くギターに合わせて
 ブルースハーブを、ブワ~って始めて、もうそれ始めた瞬間に
 全スタッフが、『ヤベエ・・』みたいな。
 うん。

 いやほんと、あれはね、鳥肌立った。
 音を聴いて鳥肌立つのは、久しぶりでしたね。
 あのスティーブン・タイラーと、眼と眼を合わせて、
 もうヤバかったです。
 もうなんか、それこそ『南極大陸』の越冬隊員たちとのアイコンタクトと
 なんかもう等しいくらいの感動が、一瞬にしてブワ~っときて、
 いや~満足!って思ってたら、スタッフが、
 『じゃあちょっと隣の部屋に用意してありますんで、
  日本式のゲームやりませんか?』って、なんかカンペが出たんですよ。

 日本式のゲーム?って、まさかな~叩いてかぶってジャンケンポン?みたいな、
 と思って、隣の部屋に行ったら、
 ホテルのテレビの前に、太鼓の達人で使う太鼓が置いてあるんですよ。
 『嘘やろ!』と思って、
 『いや、ちょっ・・今ので終わりでいいんじゃねえ?』と思ったんですが、
 まあスタッフから、再びカンペが出て。」
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