『あ、いいよ』って、そんなに簡単に言ってくれると思っていなかったんで、
ほんと嬉しかったですね。うん。
それで、実際に東京の宿泊先のホテルに、さんまさんと足を運んだんですけど。
うん。
それでね、覚えてる・覚えてないじゃないと思うんですけど、
それこそ13年前、まあ26の時ですか、
の時に、『CUT』っていう雑誌で、フォトセッションしない?って言われて。
しない?って聞くまでもないですよみたいな。
ぶち込んでくださいみたいな、ええ、依頼を受けまして。
それで、まあ実際にお会いして、撮影したんですけど。
スティーブン・タイラーが入ってきて、もう入ってくるやいなや
『グッドモーニング、ツ~ユ~♪』歌いながら入ってきて、
んで、僕の拓哉っていう名前を、スタッフから聞かされていたんじゃない。
うん。
で、『グッドモーニング、ディアTAKUYA~♪』って言って、
『グッドモーニング、ツ~ユ~』って入ってきて、
ウウウワ~~!歌から始まったよとか思って。
うん、感動したの覚えてますね。
それで、ああいう風に入ってきてくれた
『グッドモーニング、ツ~ユ~♪』を歌いながら入ってきてくれた
スティーブン・タイラーに対して、俺、逆に再会出来る訳だから
今度、俺がそれを言って入ろうと思って。
そんで、コンコンって、こう部屋をノックしたら
『ああ、入ってこい!』みたいな感じで、スティーブン・タイラーが
言ってくれたんで、ヨシッと思って、開けながら
『グッドモーニング、ツ~ユ~♪』って歌いながら入ったんですよ。
そしたら、それに合わせて、次の節からスティーブン・タイラーも
『グッドモーニング、ツ~ユ~♪』って、もう始まって、
で、なんか再会という形をとらせてもらったんですけど。
うん。
いや~凄いなんか嬉しい再会だったし。
それで、まずその言っておきたい『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の
主題歌を書きおろししてくれたという事で、あの~
ま、これは、スティーブン・タイラーだったら、託していいなと思って、
僕、持ってったんですけど。
あの、自分が実際に『SPACE BATTLESHIP ヤマト』で着ていた
あのヤマトのジャケット、制服をですね、持ってきまして。
で、そのジャケットの背中に、TO Stevenと書いて
あの、まあ自分の名前を入れたあとに、
Thank you for Love Lives と書いて、こう渡したら
スティーブン・タイラー自身も、もうあの自分の、
ご自身の服を着て待っていてくれたんですけど、
ヤマトの衣装を、パッとこう『受け取ってください』と出したら、
『え!?いいのかよ。』って言って、
自分が着てたジャケットをブワっと脱いで、
『着させてくれ』って言って、その場でこうヤマトの衣装のジャケットを着てくれて
もうだから、対談中は終始、スティーブン・タイラーが、
ヤマトの乗組員みたいになっちゃって、はい、着た状態で。
でもね、スティーブン・タイラーが、あのジャケットを着ると
ちょっとしたお洒落になっちゃって、(笑)
カッチョ良かったですね。
うん。サイズもピッタリで。うん。
で、まあね、あの~今回『さんタク』のテーマが復活だったんで、
スティーブン・タイラー自身の復活に至るまで、
どんな思いをしたとか、色々語ってくれたし、
で、今の日本に対するメッセージも頂いたし。
うん、凄いポジティブな意見だったしね。
ま、是非『さんタク』で見て頂けたら、嬉しいなと思うんですけど。
ほんでね、僕それで終わりなのかと思ったら、
そしたら、あの~『さんタク』のスタッフが、すっごい貪欲で
ギターとか用意しやがって。
僕は、試しにギターをスタッフから受け取って、
じゃあ弾きますよ、って言った時に、こう用意しておいたブルースハーブを
パカッと蓋を開けて、テーブルに置いて、弾き始めたら
しったら、スティーブン・タイラーが、『お!』つって
ハーモニカを手にとって、自分が弾くギターに合わせて
ブルースハーブを、ブワ~って始めて、もうそれ始めた瞬間に
全スタッフが、『ヤベエ・・』みたいな。
うん。
いやほんと、あれはね、鳥肌立った。
音を聴いて鳥肌立つのは、久しぶりでしたね。
あのスティーブン・タイラーと、眼と眼を合わせて、
もうヤバかったです。
もうなんか、それこそ『南極大陸』の越冬隊員たちとのアイコンタクトと
なんかもう等しいくらいの感動が、一瞬にしてブワ~っときて、
いや~満足!って思ってたら、スタッフが、
『じゃあちょっと隣の部屋に用意してありますんで、
日本式のゲームやりませんか?』って、なんかカンペが出たんですよ。
日本式のゲーム?って、まさかな~叩いてかぶってジャンケンポン?みたいな、
と思って、隣の部屋に行ったら、
ホテルのテレビの前に、太鼓の達人で使う太鼓が置いてあるんですよ。
『嘘やろ!』と思って、
『いや、ちょっ・・今ので終わりでいいんじゃねえ?』と思ったんですが、
まあスタッフから、再びカンペが出て。」
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