トラちゃんの<のんびり行こう<

在宅介護老老介護予備軍、元長距離トラックドライバー・元自衛官・元調理師。現在は妻の介護と自らの疾病の治療に専念する。

介護に疲れない

2017-05-15 19:35:51 | 日記
もう、すでに9年もの月日が過ぎました。

最初の二年間は、右側の痙攣がひどく、24時間体制で介護に専念してきました。

おかげで拘縮もせず、リハビリいかんでは右側が動く可能性があると、

ネットで検索してみました。

確かに拘縮してしまってからは、不可能のようです。

妻は、拘縮をしなかったので機能的には動かすことができる可能性があるとのこと。

しかし、それができる病院が遠すぎて・・・

すでに私も、介護疲れが出て、一度は心中も考えた時期がありました。

睡眠薬をポリポリとかみつぶしながら・・

気を失って・・目が覚めたのは病院のベットでした。

9年・・・・長いですね・・・

うつ病・精神的疲労・・色々ありましたが。

自分でも思ったことは、気を使いすぎないこと!

自分でできることは自分でやらせる。一切手出しをしない。

確かに右側だけが動かないことは悲惨です。

それも克服してもらわないと、介護ができなくなるのです。

悲しい事件が多すぎます、介護・・・並大抵の感情では・・

絶対、できないことでしょう。

ある時は「非情」ある時は「優しく」・・

部分的に使い分けておかないと、疲れてしまいます。

今はヘルパーさんにも来てもらってますが。

掃除・洗濯程度、見守り中心にお願いしているのですが・・

やはり初心者のヘルパーさんには無理なようで・・

私は「疲れない介護」を見つけました。

私自身も趣味とかを見つけ、ある意味、没頭することです。

ヘルパーは少しの時間で帰っていきます。

そのあとからの介護ですから、ヘルパーがいる間は趣味に没頭したり

パソコンゲームをしたり、気を休めるのです。

決して他人ごとではないのです。

家族の誰かが、いつ、介護を必要になるか・・

神のみぞ知る。

現実は甘くはありません。

お金もかかりますし、在宅介護ですから目を離せないのも事実。

そうして9年、もう・・なれました。時々「小旅行」に出かけたり

日帰りドライブをしたりして・・そう…ノンビリと。