SDTMの気まま空間-2

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伊勢英子さんの本

2018年07月01日 22時55分20秒 | 書評
★ 伊勢英子さんの本(orgin:SDTMの気まま空間 2009-02-14 18:07:08 )

  #5ヶ月前に準備していた記事ですが、なかなかまとまらなくて。。
  伊勢英子さん、柳田邦男さんと共著していたりして、何となく気になりだしました。


 良く憶えていない(大笑)のですが、この本に伊勢さんの絵本がパリのある会場で紹介される章がありまして、そこで紹介される本がこの本。

「ルリユールおじさん」
 この本はある少女が街角にある本の装丁屋さんとでも言うのでしょうか、(本の修理屋さんと言った方が正しいのかも知れません)、そのおじさんに大切な本の修理の頼む事になる話です。
 パリには、元来古くなった本でページがガタガタになったり、表紙が駄目になったりしても、捨てることなく修理をして、使っていくという習慣が根付いていたようです。確かに紙で出来た本は保存するのに適したものですから古い本を維持メンテするのは当然と言えば当然です。
 でも、最近はそう言う習慣も廃れてきて、「ルリユール」おじさんの様な職人さんは減っている様です。
 そんな職人さんに女の子は大切にしていた本が壊れて、その修理を依頼するのでした。その修理の工程も詳しく絵本で説明されています。
 修理が出来上がった本を大切にして、女の子は本に関係する職業(大学の先生)になるというお話です。

 伊勢英子さんは若い時にパリに駐留?したことがあり、そこでの暮らしについて本も書いています。勿論、絵を描きながらの生活だったとか、、


 その時に残ったイメージされた絵本の一つと思われるのがこれ。


 また、伊勢さんの後姿(実写)と思われる表紙のこの本もじっとしていられない伊勢さんの旅について書かれています。


そんなこんなで、図書館で彼女の著書を一気に読んでしまいました。

また、こんな本も書いています。
ハスキー犬を飼い、彼にかき回される彼女の日々の生活が書かれています。


絵を描くだけでなく、チェロを弾も引く伊勢さん。カザルスにも思いがあり、スペインにも出掛けてしまいます。


なんでこんなに引き付けられたのかな?と考えるに、伊勢さんの思考形態はやはり天才肌(芸術家に良くあるように)なのでしょうね。したい事は絶対やり遂げるという意思の強さも感じられます。それらを含めて、魅力を感じたのだと思います。

という何だかまとまりが無い、、書評?になってしまいました。これにて御しまいとします。

お付き合い、有難う御座います。
コメント
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