☆ 上橋菜穂子さんの本 【書評】
#TOP画像は上橋奈津子本人です。「物語ること、生きること」という本の表紙です。
書評というよりは、雑感に近い内容になります。
彼女の作品に触れる切っ掛けは、NHKドラマ「精霊の守り人」を見たことにだろう、、
(妻は観ず、SDTM単独で、、妻は本で読んだイメージを壊したくないと、頑なに拒否)
しかし、ドラマが終了しても中々本にはたどり着ない、、
(妻曰く、娘たちが自宅にいた頃は、2人とも読んでいたらしい)
2019年に偶々「鹿の王」を図書館で予約することができたのが、
なんと2020年のコロナ禍で最中、「鹿の王」も長い間待って、2020年6月に読むことができた。
パンデミックな内容だったので、偶然とはいえ、不思議なタイミングであった。
その後、彼女の作品「獣の奏者」シリーズを完読、更に「守り人」シリーズも2回完読、
また、彼女自身の自伝ぽいものを読んで共感するのが、彼女自身が読んだ本に感化された点である。
以下に、その本のリストを若干紹介すると
1. ローズマリー・サトクリフ 『第九軍団のワシ』『ともしびをかかげて』『運命の騎士』
2.アーシュラ・K・ル=グウィン『ゲド戦記』
3.アリソン・アトリーの『時の旅人』
SDTMも読んでおり、成程彼女の作品に惹かれる大元はこれか、、と思った次第。
ファンタジー作家としては、「守り人」シリーズを読むとわかる通り、槍を持っての立ち振る舞い等、
凄く実感的に描かれているのも彼女の特徴だろう。
この辺でとりあえず〆ます。