おとう の ぶろぐ

おとう とよばれています。
海外出張中のできごとを書くために始めたブログ、最近は気が向いたときに日記を書いてます。

港湾労働者向け食堂を体験

2008年07月02日 | アフリカ
朝から関係先の施設で事務仕事を続けていると、昼頃になって関係者がみんないなくなってしまった。いつもだったら誰かにお願いしてファーストフード店に出前を頼んだりしてるんだけど、今日は誰もいない。
しばし、考えて・・・「そうだ!施設のすぐ外で移動販売してる人を見かけたことがあるから、なんか食べ物あるかも」って、仲間と二人で施設の外まで出かけて買いに行くことにした
施設を出るときに門番のおいちゃんが「何だ?」って尋ねて来たので、ジュースやサンドイッチを買いに行きたいって言うと、どこそこに店があるって親切に教えてくれたよ。基本的にダーバンの人は陽気で親切は人が多いみたい
移動販売は見つからず、教えてもらった所まで行ってみると、そこはまさに港湾労働者のための売店。カウンターとお客の間には頑丈な鉄柵があるお客は黒人のおいちゃんばかり。5~6人がテーブルを囲んでたり、店内には10人くらいがいたかな。昼間からビール飲んでるおっちゃんもいたよ。あんた、店の前に停めてるトラックのドライバーじゃないの 商品を見るとたいした物は無いけど、その安さにはびっくりサンドイッチ4.1ランド(60円くらい)、一緒にジュースを買っても150円くらいにしかならない。港湾労働者はこんなところで食べてるんだなぁ。いつものファーストフードでは4倍出してるよ
普通なら黒人以外は来ないようで、仲間に言わせると、このアジアの珍客が入ってきたことで「一瞬、店内が静かになった」らしいけど、普段から港湾労働者に慣れてる自分にとっては何とも感じなかったな。日本と変わんない雰囲気。ここにいるおいちゃん達はたとえ低収入であっても定職に就いている人達だから変なことはしないだろうし、危険を感じる空気じゃ無かったよ
たびたび行く場所ではないだろうけど、なかなか見れない南アの一つの顔を見れたようで、良い経験だった 昼食を買いに行っただけのことだけどね


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