【山形県長井市・馬頭観音堂】
馬頭観音は古くから馬の守り神として周囲から信仰の対象となっていて、本尊である馬頭観音像立像は鎌倉時代に運慶が彫り込んだと伝えらています(記録より宝永6年に旧本尊と同型のものを制作)。像は寄木造り、漆箔、玉眼で高さは198㎝と、馬頭観音像としては山形県最大級の大きさで昭和62年に山形県指定有形文化財に指定されています。
本堂は天保年間(1830~1843)に造られた古建築物で、三間四面、宝形造り、銅板葺き、一間向拝で古い絵馬が揚げられています。前面の一間分が縁になっているのが特徴で、古くは東側に渡り廊下があり例祭では馬が本堂に登っていたそうなので、その名残かも知れません。
江戸時代より馬の守護神として信仰をあつめ、農作業が機械化し農耕馬が少なくなった現在でも、馬頭観音奉賛会によって旧暦の7月10日にあわせて盛大な馬の祭りが近年まで行われていた。
当店【須藤米店】のある、高野町商店街の延長線上にあり【馬頭観音】さんと連携を計り事業を行えたらと考えています。
にほんブログ村
最新の画像もっと見る
最近の「山形県長井市の旬の情報」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事