お通夜
高校の時の同期のお母さんが亡くなられました。
朝、新聞のおくやみ欄を見てたら、
見たことある苗字の方と喪主の名前と住所。
あらっ、と思って住所録を見たらやっぱりそうだった。
久しぶりに見る名前がこんなところとは...
一緒に吹いてた仲間、彼はトロンボーンでした。
とりあえず、連絡先のわかるメンバーにメール。
これまた久しぶりに連絡を取るメンバーが多かった。
何人かから返事が来た。
ちょっと懐かしい感じもした。
お通夜に参列。
仕事の関係で少し遅れて到着。
案内された席に座ると、隣の方から肩を叩かれた。
顔を上げたら当時の顧問のK崎先生。
先生とはパソコンのことでたまにお宅へお伺いしてましたので、
こんばんわ程度のご挨拶を。
焼香の後、喪主の彼に挨拶。
お互いに久しぶりやな、って。
年賀状やメールではたまに連絡はしてたけど、
こうして顔を合わせたのは多分20数年ぶり。
場所が場所だけに、どうや、元気か?ってわけにはいかない。
その久しぶりがこういう場所ってのが残念やね、と。
「なんか、みんなに連絡してくれたそうで...ありがとう。」
「いや、大したことじゃないし。」
彼の目がみるみる真っ赤になって...
「また、落ち着いたらゆっくり話をしような。」と。
他の弔問客が後ろにつかえていたので、それくらいの会話だけ。
今は東京に住まいを構えている彼。
お父さんは早くに亡くしており、
お姉さんはイギリス人と結婚してイギリスに居る。
そして残ってたお母さんも亡くなり、
もうこちらに戻ることも少なくなるんだろうな、と思った。
そう考えると寂しいね。
亡くなられたお母さんは79歳。
うちの母は76歳。
そろそろ親とお別れすることを考えないといけない歳に
なったんだな、と突然実感してしまった。
あんまり寂しいことばかり考えてたら、
またみんなで集まってワイワイやりたくなった...