『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.4721 安積アルプスの山旅

昨日の山旅レポートとなります…。
個人的に真夏の登山は様々な事情により避けており、9月を迎え湿度・温度ともに下がったこれからが個人的登山シーズンの始まりとなります。
そんな久しぶりの登山に選んだコースは、福島県郡山市と猪苗代湖の間に位置する『安積アルプス』です
このコースはワンウェイで歩く場合でも、登り口・降り口ともに公共交通機関を利用した行程を組めるので、自分登山史上初のノンマイカーな山旅を計画してみました。
…と言うわけで今回のスタートは(上の画像)『御霊櫃峠入り口バス停』です。
良く晴れて秋の虫の音が響き渡る10:00am頃、のんびりスタートしました。


暫くは緩やかな斜面を登る舗装路歩きです。木陰を抜けて初めて視界が開けると稜線が見えて来ました意外と標高差があるなぁ…。


九十九折の舗装路を縫うように直線的に登り詰める登山道…なかなかの勾配ですが、秋の虫達の合唱に癒されながら進みます


スタートから丁度1時間程で御霊櫃峠へ飛び出ました何とも意味深な峠名だなぁ…とは思っていましたが、やはり歴史があるのですね。


峠へ抜けた途端、激しい風が吹き抜けていましたが、とっても乾いた秋を感じる風が汗ばんだ肌に心地好く…気を引き締めて縦走路へ入ります


砂利砂利な登りを少し歩くと猪苗代湖が望めました。素晴らしい眺望です


東側には郡山市内や阿武隈山地の眺望がイイ感じです
そして前方にはこれから進み行く縦走路が見えます…改めて「自分はワンウェイの縦走が好きだわぁ…」と確信した瞬間でした


一座目・絶景のビューポイントにして安積アルプスの最高峰・大将棋山(1056m)に到着…指標に何が書かれているのか解読したい所でしたがオジ様3名グループがすぐ傍で休まれていたので遠慮しました。そこから30分歩くと…


二座目にして今回の目標のお山・額取山(1009m)へ到着しました
左手には磐梯山、右手奥には安達太良連峰が望めました


少し手前の広場からは猪苗代湖と磐梯山天気もイイし最高ですッ
スタートから2時間歩いたので、もぐもぐタイム…暫しまったり寛ぎました


下山の縦走路も、心地好いトレイルが続きます。
ですが久々の登山な事もあり、実は額取山山頂で既に足が乳酸でいっぱい傾斜がキツい急降は足が攣りそうなので迷わず迂回路へ逃げました


旧街道(古道)でも歩いているような…本当に良い縦走路でした


下山口が近付いて来ました。ふと右手(東側)の視界が開けると、郡山方面のバックには、こちらも個人的に好きな一帯である阿武隈山地が望めました


こちらが熱海側登山口です。残すはフラットダートな林道歩きとなります。
この後、少々油断して下を向いて歩いていたら…なんだか左側の草むらでガサガサゴソゴソと凄まじい音が…。
すると間も無く、ドデカい猪が目の前を横切って山手へ消えて行きました
あまりに大きかったので一瞬熊かと思いましたが、何事もなくよかった🐗


その後もまったり歩きながら田園風景や名もない滝を望みながらテクテクと…


アッという間にJR磐梯熱海駅へゴールとなりました。
歩いた距離:15Km/所要時間:4時間弱(休憩含む)の山旅でした
こちらの駅は、昨年のお盆ツーリング以来ですかねぇ…。
サイクリングで訪れるのと、登山で訪れるのとでは、旅情感覚の違いからか、どことなくイメージが異なって見えたのが印象的でした。


さぁ今回、公共機関を利用して最大の恩恵を被る時間がやって来ました(笑)。
ゴールして即ビールにて一人で乾杯…これがやりたかったんです~
14時過ぎの時間帯でしたので営業しているお店が少なかったのですが、こちらの丸嘉さん…汚れた私の姿に嫌な顔ひとつせず温かく迎えて下さり、たいへん有難く感じました
オススメの『ともえ冷うどん』…冷え冷えのうどんが心身に沁みました
そして真ッ昼間からのビール…至福のひとときでした


予定よりだいぶ早くゴールできましたのでまだ時間に余裕があります。温泉袋をリュックに詰め込んでいましたので、こちらの元湯さんで汗を流す事に…。
霊(冷)泉と熱々な元湯、二つの湯舟があり「交互に入ると疲れも取れますよ!!」と先程の丸嘉さんの若旦那さんから教えて頂いたとおり、とってもいいお湯でした


久々の山旅としては(計画段階では)少し距離が長い気もしましたが、歩いてみれば予想範囲内の疲労と、それ以上に素敵なコースに大満足の山旅でした
何だかこのパターン…すっかりハマっちゃいそうです
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