『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.6548 三十七座目

先週の定休日9/25の山旅レポとなります⛰今回は草紅葉広がる光景を拝みたく越後へ出向きました🍂
その前に、チームメンバーのショウさんが先日、見事無事に『百名山完登!!』されたとの事で、おめでとうございます🎊年内にお祝い会と称し、有志で飲み会など開催できればと妄想しております🍻
そのショウさんに「店長、百名山を目指すなら(体力を考慮して)できるだけ早い方がいいですよ!!」と過去にアドバイスされた事があります。ショウさんは年代的に先輩であり60代前半での制覇となりました。私が今後目指す百名山は遠方になるばかりですので、やはり年齢(と頸椎症であまり自転車に乗れなくなってしまった事情)を考えて、現在懸命に百名山行を目指している最中なのでありました😀
そんな今回登るお山は、新潟~長野に跨る『苗場山』です⛰※苗場山(なえばさん)は、新潟県南部と長野県北東部の県境に位置する標高2,145メートルの火山。日本百名山、日本二百名山、日本三百名山、花の百名山、一等三角点百名山、越後百山、新潟100名山、信州百名山の一つ。上信越高原国立公園に属し、大部分が特別保護地区に指定されている。 =WIKIより=

下調べの段階で、最短コース(往復9km)の小赤沢登山口まで、高速使用ですと400kmを超えるものの下道で行けば373kmとだいぶ短くなる事もあり、久々に往復ともに節約し完全下道にて向かう事にしました💡という事もあり前日9/24夜のうちに出発しR4~R113~R290~R8~R117~R405と繋いで9/25の3:00amに現地着…夜空の星の数に驚愕しながら2時間弱仮眠を取り5:30amにスタートを切りました💨

今回選んだ小赤沢コースは、極端な激上り等はないものの平均したそこそこの勾配で、左画像の様な鎖場のある岩場が時々ある感じです。そして、8合目を抜けると途端に視界が開けて妄想どおりの景色が✨

少し早い感じでしたが、やはり草紅葉が綺麗でした✨9合目からまた鬱蒼とした森へ入ります。この区間が路面がグチャグチャで泥濘が多く、楽園に達する前の最後の最後に難儀してしまう状態でした💧

その森を抜け出ると、まさに天空の楽園ともいえる風景がそこに広がっていました✨秋の空も良きッ🌞
苗場山開拓者である大平晟翁氏のレリーフを拝むと山頂へはあと少しです。

苗場山頂ヒュッテ前を通過して、苗場山山頂に登頂完了しました💡因みに山頂は視界がありません…。

なので、少し先にある休憩ポイントまで足を延ばし、大展望を肴に大休止としました🍀

「尾瀬好きには堪らない」と目にしていた、越後山脈をバックに草紅葉の湿原が広がる素敵な眺望✨

高層湿原の成り立ち…なるほど🤨ドリンクをがぶ飲みしながら(笑)、至福のひとときを過ごしました✨

山頂近くの小さな祠と、ルートから少し外れた場所にある苗場山神社にてしかと手を合わせてから下山開始です。来た道を戻るだけですので、道間違えもないハズなので(?!)少し気が楽です😊

復路も、乳酸溜まり気味な足に優しい木道を歩きながら、素晴らしい眺望を堪能できました✨

尾瀬じゃないけどまるで尾瀬を歩いている気分…晴れの良き日に来れて感謝のひとときでした🍀

復路は改めて路面を見ると、前週の大雨のせいか上り時より泥濘が多い印象で、岩場もとても滑りやすかったので安心安全に下山しました👌数多くの登山者とスライドしながらも、予定より早い8:48amに駐車場にゴール🏁37座目となりました苗場山…3時間17分/9.7km、初週の素敵な山旅でした✨

片付けや着替えを済ませると9:20amくらいだったかな…だいぶ気温が下がった中の登山でしたが、お約束どおり全身汗だくになったので、今回は早めに日帰り温泉へ♨
本当は赤褐色の渋い温泉、小赤沢温泉・楽養館のお湯に浸かりたかったのですが、下調べ時点であいにくの定休日という事が分かっていたので、数km離れた秋山郷唯一の硫黄泉(11時~の営業となっていましたが「可能な限り臨機応変にお応え致します」とHPにあったので予めお電話を入れ)「平家の隠し湯」といわれる屋敷温泉へ向かいました。緑がかった湯の華溢れた硫黄含泉は、登山後にピッタリでした💡

そして今回は先を急がず、登山後としては久々に地の物をいただいて帰る事にしました🍴
という訳で、アップダウンの連続する落人の秘境・秋山郷の細道を走り、R405のわりと入口近くにある『味処大平』さんに入店です☑築200年以上もの古民家を再利用し造られた白と黒の庄屋風の佇まいが印象的で、名水仕込みの蕎麦と豆腐・田舎料理が名物となっている、とても雰囲気の良いお店です💡まずは魚沼地域の名物・へぎ蕎麦を注文…布海苔がつなぎに使われており独特な香りのする味わいです。久しぶりに口にする手打ち蕎麦は言わずとも美味で、空っぽの胃袋に優しく吸い込まれて行きました(笑)
沢山運動したので、ついでに焼き飯が定食になった献さん焼定食なるものもいただいちゃいました😋

献さん焼というのも越後地方の郷土料理だそうで、焼いたにぎり飯におろしショウガを混ぜた甘みそを塗り更に焼いたものを言うそうです🍙おぼろ豆腐(醤油ベースのとろみがある汁物)も美味でした💡右画像の秋山定食は、オヤジさんが注文した定食です。揚げたてホクホクの天ぷらが美味しそうでした😋そして帰路も全線下道なので長旅です💦津南から十日町そして小出へ抜けてR252を北へ北へ向かいます。


旧入広瀬へ入ると我が心の旧街道"八十里越"と平行する、六十里越街道と呼ばれる区間を走ります。その六十里越街道の最高標高地点(760m)にて小休止…田子倉湖を望みながらホッとひと息つきました🍀

何度も走っているR252ですが、今回初めて知った事実があります💡
碑をよくよく見てみると、昭和48年開通"田中角栄”と掘られていました。いろいろとあった様ですが、地元新潟の人々からは絶大なる人気を誇ったという角栄さん…この様な僻地と僻地とを結ぶ悲願の声をしっかり聞いてしかも実行に移していた辺りが、昭和という時代背景もありながらも素晴らしいと思います✨


その後、さすがに眠気が差して来たりで数回道の駅にて休憩しました。
そのひとつ道の駅・尾瀬街道みしま宿では、一昨年の10月に全面復旧を果たしたJR只見線の第一只見川橋梁を望む絶好の撮影ポイントがありました。パンフレット等でよく目にする写真は更に山手へ上がって撮られたものの様ですが、意外と登らなくても充分な感じでした。一日に3本しか走っていない秘境のJR線…この時間帯は既に最終が通過した後だったので、来るハズもありませんでした…🚃💨 
只見線に乗らずとも景色が最高なR252を走り終えると、R49~県道7号~R115を走りR4へ抜けました。
何しろ帰路も全線下道を決め込んでいましたので、国見町へ抜けると時刻は夜の7:30…そろそろお腹が空いて来ました(笑)。そして、場所が国見町ということは?!…ハイッ、お馴染みのあぶくまさんです😅

昼食が食べ過ぎた感が否めませんでしたので、少々控えめにいつもとは異なる『オムカレー』を注文💡
食後はオヤジさんが食べ終わるまで時間がありそうでしたので、デザート(軽め)までいただいちゃいました😋こうして長い下道ドライブも終わって10:00pm前には無事に帰還…まる一日以上の長旅でした😀









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