本日のお休みは…「いつの日か真冬に登ってみたい✨」と妄想していた【船形山】へBCスキーへ出向いてまいりました⛰
『冬山の船形山登頂はなかなか厳しい⚠』とは噂では聞いていたものの、天くら(※登山者向け天気予報サイト)のA予報が見事に外れてガスガスの天候といい、GPSを持っているのに痛恨の長時間ルートミスも響き、夏山であればわりと安易に登頂できるコースが、とてもとても長く感じ、厳冬期の船形山の威厳を思い知らされた、たいへん厳しい山行となりました😓
6:00AMにスタートするつもりでしたが、準備に時間が掛かり20分オーバーです。さぁ、いよいよここ、旗坂キャンプ場からスタートです!!
実はしょっぱなから少々ルートミスがあり(苦笑)…7:00AM丁度、正式にこちらの登山口からスタートし直しました💦㉚???若かりし頃このコースを登った時にはあったかな?!
真冬のブナの森の中を行く…永遠の中二病なオジさんは、ついついセンチメンタルになっちゃいます🍀
登られている方が少ないのか、新たに積もった雪のせいか…この後、スノーシューのも、スキーのトレースも無くなってしまい、少々心細い往路でした。
鳴清水まで来ました。
往路では(目印の)ピンクテープや木に塗られた赤印が発見しずらく…何度もルートロスしちゃいました。GPS持ってるのに!!
それと㉚から始まった赤丸の標識も、なかなか数が減らずプレッシャーに感じました💦
ルートミスの為、登らなくて良い崖を這いつくばって登ったりで、少々テンションダウンしながらも升沢小屋まで来ました。
予定よりだいぶ時間を要してしまったわ、前後に誰もいないわで『撤退』の二文字が脳裏をよぎった頃です。
※結局本日、船形山に登ったのは自分だけだった様です。
升沢小屋でLOVE注入…いやパンを注入したら、途端に元気になりました!!(笑)
でも、小屋からコースへ復帰する時点で、またコース間違えてるし💧
初めからガスってましたが、ここに来て視界不良なまでにガスガスって来ました☁
升沢小屋からのキツい登りが本日のハイライトでした🔦
それをクリアすると、エビのシッポてんこ盛りな大群に遭遇🦐
蛇ヶ岳への分岐まで来ました。もう山頂は目の前なハズですが、全く何も見えません💦
そして少し歩くと、やっと山頂と避難小屋が見えて来ました~☺
ホントに傍に来るまで全く見えない位ガスガスでした。
真冬の船形山は財津一郎…いや非常にキビしぃ~~!!
スタートから4時間半も掛かってしまいました💦
憧れの『厳冬期の船形山山頂』へ到着⛄
思わず、タッチ&ハグしちゃいました🤗
厳冬の雪山は神の世界…晴れていてもですが、視界不良時は特にそう感じます…。
さて、復路はもちろんスキーです⛷
準備完了、レッツラゴー!!
…と元気に滑り出したい気分とは裏腹に、視界が全くありません⚠
なので、自分のトレースを忠実に辿りながらのスロースキーヤーでした💧
自分の行き帰りのトレース。
往路は兼用靴&スノーシュー、復路は兼用靴&山スキー(もどき)の仕様でした。
途中までは標識やピンテを見落とす事も無く順調に来れました。 道を外さないと、しっかり鳥居をくぐって山頂へ向かうのですね…😓 …と思ってる矢先に「やってもうた~💦」
ヤバい斜面を結構下ってしまいました。
GPS地図で確認すると「このままトラバースすれば本線に上がれる(ハズ)」。でも、そんな事は後の祭り💧
ここでキチンとコースへ戻っておくべきでした。
後悔先に立たず…全く持って人生と同じです。
とにかくここを川口浩探検隊ばりに突入してしまった為に、1時間ほどタイムロスするハメに…。
悪戦苦闘した上に、最終的にはスキーを脱いで急斜面を這いつくばって登ること数10分💦ようやくスキーのトレースを発見…ホッとしました🍀
この後は順調に滑ってゴールとなりました👍
まさか7時間を超える大山行になるとは、スタート前には思いもしませんでした…。
私のBCスキーのバイブル『山スキー212』に掲載されている船形山・升沢ルート。バイブルには「避難小屋での1泊の行程が理想」との記載あり。 一言「シビレました」!! 今回もBCスキー初心者をまたまた露呈する山行となってしまいましたが、やはりひとつひとつの積み重ねって大切ですね。たいへん良い経験になりましたp(^^)q