『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.4500回記念は…BCスキー紀行

昨夜お伝えしました『念願の本格的冬山BCデビュー』のレポートとなります!
若かりし頃はスキーを、近年はスノースクートで滑っていた雪山ですが、めっきり出向く事もなくなったここ三年…グリーンシーズン登山の延長線上でバックカントリー(BC)スキーをやってみたいな…と妄想だけが膨らんでいました
夏山は自分なりに結構な経験を積んだ事もあり、雪山への憧れが倍増…ちょこちょこと機材を揃え、昨日満を持して雪山BCスキーデビューとなりました
夏山では毎回日帰りのため荷物も少ないせいか、SHIMANO/H32ザックで不便を感じていませんでしたので、冬も通して使用です。たださすがに冬山仕様ですので、珍しくパンパンになる位の装備を詰め込んであります


昨日も書いたとおりBCデビューは『宮城蔵王で!!』と決めており、天気予報も良い感じでしたので、7:30am宮城蔵王すみかわスキー場駐車場を(初めてのBCですので)生まれたての小鹿の様にぎこちない足取りでスタートしました(笑)。この時点では晴れ間が見えており、今後を期待させてくれましたが


20分程歩いていると、自分の2倍位のペースで歩くBCの方に「おはようございます!」と爽やかに追い越されましたその後10分位して今度はファットスキーいやスプリッドボード?!(スキーがボードに変身するんですね!初めて見ました!!)でBCの方に追い越されましたいくら初めてとは言え自分の遅さに泣きが入りそうそして慣れない硬い靴に早くもスネが痛くなって来ましたここを登り切った所で、ファットスキーの方は下山準備に掛かられてました。


あとみゲレンデの上へ出たあと刈田岳への分岐まで来ると、かなりガスってます初めに追い越された方も「このガスじゃ~ね~。ここら辺で滑って様子見しますわ~」と下山されました…。とりあえず、もう少し進んでみよう


そして、大黒天まで来ました。昨年9/19山行の下山時に通過した場所です。もちろん今回は冬山なので、その時の景色の面影は全くありませんでした視界がほぼ無い位までガスって来ましたので「下山しよっかなぁ~」「やっぱりもう少し進もうか…」と、ここら辺で躊躇いましたが、脇ルートからボーダーさんが登って来たりしたので、もうちょっと歩いてみよう


樹氷になり掛け中のプチモンスターこの先で、雪上車で樹氷鑑賞用道路を除雪整備中の(一瞬Uゴロウさんか?!と見違える様なワイルドな)スタッフ~のお兄さんが「今日はここから頂上まで、どこで雪崩が起きてもおかしくないんで…。この先進むのはオススメしませんよ」との事でした。
実はもう既に、慣れないブーツから来るスネの痛みが限界であり、誰かからのその様な言葉を望んでいた自分がいましたので(笑)「あっ、アドバイスありがとうございます。ここで引き返します!」とアッサリ下山する事にしました


一向に晴れる気配がありません地図でみれば刈田岳まで、直線距離であと500m位まで登り詰めましたが、今回はこれでOKですしかし、先行されていたBCボーダーの方、すぐ後ろを歩かれていたスキーBCの方は、どうやらそのまま行かれた様です。きっとベテランさんなのでしょうねぇ下山はブーツのバックルを締め直し、足首もウォークモードから滑走モードへレバーチェンジいざ、華麗に滑るぞ~~ッしかし「なんだ~イメージと違う…」


転びこそしませんでしたが、曲がる際はボーゲンになっちゃいました(笑)。昔の勘はあてになりませんね。スキーだけでも練習しないとBCは楽しめなさそうですここに来てようやく、少~しずつ晴れ間が見える様になりました


賽の河原にて。ここら辺からの眺望が、本日唯一「BCらしい雪山の景色を望めたかなぁ~」と言ったポイントでした


へなちょこ滑りで、ようやくゴールしました刈田岳は結局、この時点でもガスの中先週まで三週連続で長距離を歩いて、体力的には自信がありましたが…何ぶん技術が反比例しており、すこぶるホロ苦い初めての『本格的雪山/BCデビュー』となりましたまずは安全第一ですので今回はこれで充分満足でした車に戻り、ブーツを脱ぐ時点で「あっ、脚が攣りそう…」(笑)


というわけで遠刈田温泉まで降りて来て、昼飯の前にまず温泉へ直行しましたどなたもいらっしゃらないのでパシャッと一枚数ある遠刈田温泉の中でも、7号泉の源泉が最高ですね~長居して、しっかり温まりました~
BCデビューソロツアー…とりあえず無事に終わって一安心でしたが…う~ん、ハマる要因は今回の所は見い出せませんでした靴を何とかしないと。
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