『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.3686 守門岳登山

昨日のお休みは、念願の『守門岳(1,537m)』へ山登りに出向いて来ました
山登り好きな方でしたら御存じかもしれませんが、知る人ぞ知る越後に位置する二百名山のひとつです。何故そんな渋い山に心惹かれたのかと言えば…。
あのS級古道『八十里越』のすぐ南側にその雄大な峰々を連ね、八十里を訪れて序盤の椿尾根までの長い登り途中、右手に暫くの時間望む度「いつかあの山へ登ってみたい!!」と思う事約10年…ようやく決行する事が出来ました。
近くにある山であれば、こんな年月を待たずに済んだと思いますが…。



今回のコースは=保久礼小屋~大岳~青雲岳~守門岳=のピストンで、距離は9.5㎞なポピュラー(と呼ばれている?)コースです
初めて登る山でしたので、すっかり明るくなった5:30amにスタート



スタートして間もなくにある保久礼小屋。このあと「永遠に続くのか?!」と思わせる木の階段&粘土質でツルツル路面が2㎞ほど続きます。
今回は遠方の僻地にして、全線下道を決め込んでいたので、前夜仕事終わりのうちに家を出発し、30分の仮眠が2度だけでスタートを切ったせいか…登り始めてすぐに「あ~、今日は調子わるいな~」と分かる位に足が重くペースも上がらない為、その長いツルツル登りが苦痛で仕方ありませんでした



そんな修行的登りも1時間丁度でクリアし、大岳(1,432m)に到着そして…



少し進むと『ドーーーーん!!』と現れたのが、その守門岳を含む連峰です
蔵王連峰の屏風岳の雄姿にも似た、素晴らしい光景です。生の迫力は凄い



さらに進んで、紅葉の間から垣間見えたのは、尾瀬の燧岳ですね



この様な緩斜面のアップダウンが続く木道歩きは散歩気分で大好きです



スタートから1時間50分で守門岳山頂へ到着。5分ほど眺望を堪能しました



山頂から下って青雲岳の展望台で景色を堪能しながらオニギリタイムでしたこちらの画は八十里街道から見上げると、鋭くそびえ立つ烏帽子岳ですね!古道は烏帽子岳の裏側に走っています。しばしの間、まった~り…。
遠くには飯豊連峰、そして先週登った安達太良山もかすかに望めました



下山途中から望む大岳…こちらの登り返しも、不調の体には少し応えました。



先のツルツル路面は、下り坂でも辛いもので、尻餅つくこと数回(笑)
往路では回避したキビタキ小屋コースを回ったりしながらの下山でした



結局9.5㎞の道のりを、合計3時間25分ほどで踏破の山旅でした。
スマホのMyTracksで確認すれば休憩25分の徒歩時間は丁度3時間…不調のわりには良く歩けたかなぁ…と、また長い帰路の旅へ着いたのでありました。
紅葉はまだ縦走路の一部のみだけでしたが、思っていたとおり趣のある山でした。次回、また訪れる事が出来たなら…八十里のスタート地点から延びるコースか、更に縦走を堪能出来そうな入塩川コースを歩ってみたいと思います
3週続いた山旅で、八十里全線を完走出来る下地位の体力は付いたかなぁ
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