『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.6193 すかい山

昨日の定休日は、3年越しで妄想しているロング山行の地域が朝の9時頃まで降雨の予報でしたので素直に諦めまして、栃木~群馬に跨る百名山『皇海山(2,143m)』(画像右側が山頂)に遠征して来ました✨
夜中に出発しまして現地入りしたのは4:50am💡準備を済ませまだ暗い5:16amにスタートしました🔦結果的には距離28km/所要時間8時間50分/獲得標高2,400m超の山行でしたので、元々妄想していたコース(距離30km/所要時間11~12時間/獲得標高3,000mオーバー)に迫る難易度の高めな山旅でした⛰

通常反時計回りで歩かれる方が殆どの25kmのクラシックコースを、敢えて楽なルートを前半に歩く時計回りで歩いてみました。途中、六林班峠という場所で稜線に出るのですが、確認を怠り思い込みでそこから反対方向へと向かってしまい、時間にして3~40分のタイムロスでだいぶ気が緩んでしまいました💧
一度、鋸山という尖がった山頂に登らないと皇海山へ辿り着けないのですが、そのせいか鋸山から下った辺りで珍しくハンガーノックになってしまい、心拍は下がるは食欲はないはの状態で、超スローペースになりながらも何とか皇海山山頂に到着しました⛰眺望の無い山頂で、オニギリとゼリーを補給し暫し休んでいると、正気と元気が戻り精神的にも復活する事ができました🍙いやぁ~、危ない所でした😓

皇海山から鋸山へ戻る途中から望めた、まさしくノコギリ形状の山並み…復路はあそこを辿ります💦

ひとつひとつの山が切り立っているので、こんな梯子や鎖場が何か所も連続する中を辿って行きます⚠
山歩きをされる方でしたらお分かりかと思いますが、地図上で『破線』という危険個所が多いコースに設定されています。ただ事故が多い蟻の塔渡り的な狭い箇所は無いので、腕力で自重を支えられる方でしたら問題なくこなせるハズですが、体力が売り切れた時には少々危険度が増してしまうかもしれません💡

ところどころ紅葉が綺麗で、遠くには今年登った日光白根山を始め日光連山が一望できました✨
しかし復路のルートはノコギリ部分を越えてからも何度もピークを踏まなくてはならず、最後のピークである庚申山を越えてからの下りも結構ハードでした💧急こう配だし、足場は悪いし、崖が多いし…😓
オヤジさんには「7~8時間で戻って来る予定」と伝えておきながら、痛恨のルートミスと速度を上げられないコースにやっつけられて、結局8時間50分も掛かってしまいゴールとなりました🏁
ゴールしてからは昨夜のブログどおりオールアウト状態で暫く何も手が付けられない疲労感且つ久々に出し切った達成感に満たされて、駐車場近くに立つ国民宿舎の温泉に浸かり癒されたのでありました♨ 
そんな感じですっかり疲弊してしまったので、さすがに帰路途中は1時間ほど爆睡してしまいました😪




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