Sekky's FLOG

福井県立恐竜博物館で研究職員をしている関谷と申します。
仕事の内容はあまり書けませんが、コメントを頂けると嬉しいです。

旅の終わりが最悪

2009-08-18 21:47:27 | 長春の生活
お久しぶりです。昨夜、長春へ戻りました。


小雨だったし研究所の車で空港まで迎えに来てほしかったんだけど、あいにく出払ってるそうなので、シャトルバスで市内へ。

これだと人民広場で降りた時に、ボッタクリのタクシー運転手が群がってくるからイヤなんだよな~。

と思いきや、なぜかタクシー自体が少なくて、しつこい客引きもなくバスを降りられた。

停車場から30mほど歩いて普通の道に出れば、通常料金でタクシーが拾えます。

が、これが大ハズレだった。


道に出て間もなく空車の赤いランプを点けた車が来たので、手を上げて呼び止める。

僕 「吉林大学の朝陽校区まで行ってくれますか?」

運転手 「?」

僕 「西民主大街ですよ。文化広場の裏手の」

運 「あぁ、行くよ。早く乗りな」


乗った途端に30代半ば(男)の運転手が甲高い声でわめき出した。

運 「なんで『行ってくれますか?』なんて聞くんだ!?おまえは『○○まで』って言って、俺がそこまで走らせて、それだけだろ!!」

は?なんでキレてるの?この人。

僕 「だって長春では時々、『○○まで』って言っても『そっちには行かないから』って断られるじゃないですか」

運 「んーなことねーよ!そりゃ違反だ。罰金2000元だ!行くかどうかなんて聞かなくていいんだ!!」

僕 「でもこの間…」

運 「知るか!!行くかどうかなんて聞くな!!×▲□※●☆☆☆…」


あ~あ、ダメだこりゃ。ハズレだ。

まともに話を聞いてもらえないし、ヘタに口を出すと余計にヒートアップしてしまう。

運が悪かったとあきらめよう。よく吠える犬が乗っているとでも考えることにしよう。

以前、ある友人は「長春のタクシー運転手はみんな頭がおかしい」と言っていました。

ブログのネタが出来たと思えばいいじゃんか。ていうかネタにしないと僕の苦労が浮かばれない。


そっぽを向いて「はいはい、わかったわかった」と言っていたら静かになった。

どうでもいいから、早く降ろしてくれ。

野外調査での収穫は大きかったのですが、最後まで何かと心労の絶えない旅でした。
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