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亡国のクライシス+

ジャニーズ問題、またメディアの「沈黙」が始まった

ジャニー喜多川の性加害問題に関する調査書の中でも、見て見ぬふりを続けていたメディアの「沈黙」が指摘された。

問題が顕在化し、国際的な問題になってもメディアの情けない「沈黙」が続いている。

NHKとテレ東は、ジャニーズ事務所タレントの新たな番組起用はしないと表明した。

そんなことは、 
どうでもいいことだ。  

問題は、同族のジュリー藤島がいまだに代表取締役におさまっていることだ。代表権を持っている限り、860億円の相続税が免れることが理由らしいが、ジャニー喜多川の性加害の詳細を知っていながら隠蔽し続けた人間である。こういう人物が経営に携わっている限りジャニーズ事務所の改革は無理である。

ジャニーズ事務所の社名を変えたところで体質は変わらない。

メディアの「沈黙」というより、ジャニーズ事務所とメディアの馴れ合いがまだ続いているようだ。

おそらく、新規のタレント起用の一旦停止、事務所の社名変更だけで、ほとぼりが収まるのを待つ魂胆なのだろう。

ジュリー藤島の取締役解任。
ジャニーズタレントのすべての番組、CMからの排除。
ジャニー喜多川と関係が深かった東山の社長解任。

これが、事務所が存続する最低条件だろう。

しかし、
メディアとジャニーズ事務所の馴れ合いは解消されることはない様相である。

日本のマスメディアは、どこまで腐っているのだ。
テレ朝は、ジャニーズ事務所の会見に6名の記者を出席させながら誰一人、質問しなかった。ジャニーズ事務所と関係が深かったトップの指示なのだろうか。

2日にまたジャニーズ事務所の記者会見がある。おそらくどうでもいい社名変更の発表が中心になる。 
   
どのメディアがどんな追及をするのか。それでそのメディアの本気度がわかる。
テレ朝の記者にも鋭い質問を望みたい。果たして、出世より正義という記者はいるのだろうか。




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