ここ数年間で一番面白かったなぁ~!
いかにも映画です!という感じの映画でした。
観終わった後も気持ちいいですよ!
娯楽作品とはこうでなくては!という感じです!
ハリウッドがストライキ中だったため、インドへ行って超低予算で撮った映画作品がアカデミーをはじめ色々な賞を総なめしましたね。
幼い時期に観た映画は心に深く刻み込まれますが、この作品は大人になった今でも同じ体験ができましたね。
私は、イギリス系の作品が大好きなので、ホームランでした。
(勝手にイギリス系と言っていますが、例えるならば【リトル・ヴォイス】、【フルモンティー】、【ブラス】など)
本当にオススメします!
ぜひ、観てほしいなぁ~!
監督もフィルムではなく、あえてデジカメを手に持ち、インド・ムンバイのスラム街を駆けずり回り、スピード感溢れる映像を撮ることに成功しています。
インドのスラム魂を感じられますよ。
幼少時代の話に登場する子供達はめちゃカワイイですよ!
【スラム・ドッグ~】を観る前は貧困なスラム出身の青年がクイズ番組で一攫千金を狙う話かと思ってしまいがちですが、実は主人公が幼い時に離れ離れになって行方のしれない少女(ラティカ)に逢いたくて、クイズ番組に出る決意をするのです。
この番組はインド中の人が観ている大人気番組なので、正解し続けて長く映っていれば、ラティカが自分のことに気づいてくれるかもしれないという思いだけで、問題を解いていきます。
答えも、凄まじいスラムでの生活で経験したことが”たまたま”出題されるので、なんとか答えることができます。
観客は大盛り上がりなのに対して、主人公の青年は冷静です。
最後の問題・・・答えはわかりません・・・それでも、慌てません。
ライフラインで兄へ電話を掛けて回答を聞く事にすると、電話にでたのが”ラティカ”なんです。(兄は・・・あえてカキコしません)
『答えはわかないわ』と気持ちよく答えるラティカ。
青年もラティカも、笑顔です!
クイズ番組なんてもう関係ないですからね。
青年はあっさり「答えは”A”!ファイナルアンサー」と言って早く切り上げます。
司会者が「なぜ、”A”と思う」と聞くと、青年は「なんとなく」と簡単に答えます。
インド中が見守る中、司会者は「正解!!!」最高ですね!
こんなにストレートでピュアな話をこんなにひきつける作品にしたのは、やはり作品の中に常に流れているインドのスラムの凄まじさや貧困な生活をポジティヴに乗り切っていく、パワーにあると思いますね。
極端に残酷な生活の中に、極端に素晴らしい物を手に入れるというギャップが、少女(ラティカ)への愛をより際立たせていますね。
この手法は俺の好きな”つかこうへい”さんの作品にもよく使われています。
世間からどんなに蔑まれているような人でも、人生に夢と希望を持って前向きに生きていれば、誰だっていつだってヒロインやヒーローになれるのです。
つかさんの作品に【ひもの話】というのがあります。
場末のストリッパーとそのヒモをしている男との純愛の物語です。
内容は読んでみてください。
面白いですよ!
この映画ともどもチェック願います。
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せんちょう
しゅう
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