あなごたんのうた

ユーモアチックな詩を書いてます。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。

ふたりだけの

2011-08-04 | 

不意に悪魔が囁く。
「ねぇ、あの人チャック開いてるわよ!」

 一瞬凍った…

 でも、僕じゃなかった。
 ホント良かった。
      ほっとした…

 僕はいつでもさっそうと
    街並みを歩いていたい。
 まだまだかっこつけていたい。

  だから…

「まだ見ぬ将来の妻へ」

 無理は承知です。
 でも約束してください。
 もし僕のチャックが開いてたら
 どうか一番最初に気付いてください。
 どうか僕のピンチ
        救ってください。

 そうだ、言葉にできない状況に備えて
 二人だけにしかわからない
    特別なサインを決めておきましょう。

 そう、ふたりだけの…