文吉のバイクってます。

文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

20200622福島ツーリング<その1>

2020-06-25 | ツーリング

コロナの脅威がだんだん薄れてきて、少し調子に乗ってきていませんか?

まだまだ東京では第二波、第三波が来るかもしれませんよ。

先日、東京アラートが解除されたと思ったら、夜の繁華街を主に感染者がまた出てきました。

ご用心、ご用心。どこにウイルスが潜んでいるか分かりませんね。

これでは日本国民はいつになったら枕を高くして眠れるようになるのでしょう、

 

でも、旅に恋い焦がれる文吉はもう、待てません。

やっと確保できた三連休です。家になんかじっとしていられません。

おきて破りのツーリングに出かけたくてうずうずしています。

かの松尾芭蕉も「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」と詠んでいます。

どうせおいらは極悪非道な男だよ。停めてくれるなおっかさん。

男にはどうしても行かねばならない道ってものがあるんです・・・。

 

そんなわけで今回は長いので三部構成でおおくりします。

 

2020年06月22日(月)曇り

昨日降った雨も上がって、曇り空ながらどうやらツーリングには差し支えなさそうです。

梅雨の季節にこの程度の曇りなら上等でしょう。

どうやら、神様は文吉の背中を押してくれているようです。

 

05:12(10305)

ほぼ予定通りに自宅を出発します。

今回はキャンプではないので、テントや寝袋、炊事道具などのかさばる荷物はありません。

すべての荷物が背中のトランクに入って、流星号もすっきりとしています。

 

埼玉県の県庁がある旧浦和の国道17号から東へ延びる16号へ。

そして4号を北上するころにはのどかな田園風景に変わります。

思っていたより渋滞はなくて、時折トラックに前をふさがれますが快適な出だしです。

気温も20℃くらいで、暑くも寒くもない、まさにツーリング日和です。

 

07:32(10391)

道の駅「しもつけ」到着。

二時間以上も走って来たので、少し休憩します。

走っているときは何ともないのですが、バイクを降りてみると体は意外と冷えていることに気づきます。

トイレに行って、ベンチに腰掛けて持参のポットでココアを淹れて飲みます。

 

【01】

 

温まりますねえ。

ここで、妻に定期連絡をします。

とりあえず、まだ生きていることを知らせてあげます。

妻によると自宅付近は今、雨が降って来たそうです。

天気予報通りですね。

スマホを操作して天気図を見てみました。

このまま雨は北上して北関東あたりまでが雨マークで、東北は曇りのようです。

そうなるといつまでもここに居るわけにもいきません。

文吉は用心のために上下を防寒着でカバーして出発します。

この防寒着のことを「合羽(カッパ)」と呼ぶ人もいますが、まだ雨が降っていないんだから、これは防寒着ですよ。

 

08:02(10412)

北関東自動車道「宇都宮三上」ICに乗り込みます。

 

【02】

 

乗り込んですぐに気が付いたのですが、文吉の目指すところは東北自動車道なんですね。

すこし、西へもどってから「栃木都賀」JCTを右へ廻って東北自動車道に合流しました。

約6分のロスタイムでした。

でも、やっぱり高速道路は快適ですね。

時速120Kmでビュンビュン走り続けます。

 

08:57(10459)

上河内SA到着。

 

【03】

 

 

ここまできたら、どうにか雨から逃げ延びることができたようです。

とちゅうで霧雨のような小さな粒が、ヘルメットのシールドをたたくことがありましたが、濡れるというほどではありませんでした。

トイレをすませて一息入れると、文吉の好物の匂いが漂ってきました。

ここは栃木県宇都宮市に属しています。

宇都宮と言ったら、何といっても「餃子」ですね。

SAの中にも餃子の専門店が入っています。これをスルーするほど文吉は人間ができていません。

とりあえず、ワンパック購入しました。350円

でも、ここでは食べません。トランクの中に入れて出発しました。

それはなぜかと言いますと、文吉は猫舌なので、できたての餃子は熱くて食べられないのです。

かと言って冷めるまで待てるほど心に余裕もありません。

 

09:50(10509)

那須高原SA到着。

走っている間も頭の中は「餃子、餃子、餃子がくいてー。」って思い続けていました。

さっそくいただきます。

 

【04】

 

ちょうど良い温度になっており、バクバク一気食いしてしまいました。

それから、トイレへ行ったのですが、思いもよらない先客がいました。

 

【05】

 

何故だか知りませんが、個室を覗き込むように「燕(ツバメ)」がいたのです。

だから何だと言われたらそれまでですが、とりあえずパチリしておきました。

さあ、あとは福島までガンガン走りこみますよ。

 

11:07(10594)

福島松川PA到着。

別に休憩するわけではありません。

ここのETCスマート出口で高速を降りたのです。3760円

目的地までのこり40Kmほどありますが、もう大丈夫でしょう。

ここから先は下道を通っていきます。

カーナビは高速優先になっていますので、普通の道路優先に切り替えて目的地を入れなおしました。

もう、これで文吉はどこにだって行けます。

本当にカーナビ様には足を向けて寝られませんね。

 

11:44(10608)

気が付いたら家をでてから300Kmも走っていたんですね。

流星号がお腹がすいたと駄々をこね始めたので給油します。

9.64L @135円  1301円

燃費 31.4Km/L 良いですねえ。

 

11:50(10611)

古関裕而記念館到着。

 

【06】

 

【07】

 

今日の目的地です。

文吉はいがいとミーハーな人間です。

NHK朝の連続テレビ小説は毎回かかさず見ています。

見れないときは録画しておき、あとで必ず見ています。

そして今、やっているのは「エール」

もう、この番組が開始した時からここへ来たかったんです。

まさかとは思いますが、古関裕而を知らない日本人はいませんよね。

あの、大作曲家ですよ。

「長崎の鐘」を作曲した人ですよ。

 

そんな文吉のことだから、早速中へ入ったと思うでしょ。

そこは冷静沈着な文吉ですから、あわてることはありません。

とりあえず腹ごしらえが先でしょう。記念館は逃げたりしませんからね。

周りを見回しても、なにか美味しそうなものを食べさせてくれそうな店がまったくありません。

流星号で少し引き返しながら、福島駅の周りを回遊してみました。

でも、なかなか探しきれなくてイライラしだしたころに一軒の定食屋さんを発見しました。

「てんぐや」という小さなお店でしたが、とにかく腹減っていたので飛び込みました。

そして頼んだのがヒレカツ定食。800円

 

【08】

 

ヒレカツは美味しいのですが、味噌汁が辛い。っていうか濃い。

さすがは東北ですね。薄味好みの文吉にはとても全部飲み干せない味でした。

別にまずいというわけではないんですよ。お国がらが違うということでしょうね。

そういえば、ドラマの中でも八丁味噌が好きな音さんと味噌汁でもめるシーンがありましたよね。

 

13:15(10623)

お腹がふくれたので、再び「古関裕而記念館」にやってきました。

ここはこれだけ立派な記念館なのに、入館無料ですって。

ああ、文吉の一番大好きな言葉ですね。「無料」、ああ、感無量です。

中は写真撮影ができないので、入り口付近と一階の撮影オーケーの部分だけの写真しかありません。

 

【09】

 

【10】

 

でも、中にはいると古関裕而が愛用した品々や、作曲した楽譜などの貴重な資料をじっくりと堪能できました。

 

一通り見学したら、これからどうするか?

当然、今日の宿泊所を探すことになります。

冒頭にもかきましたが、今回のツーリングはキャンプではありません。

スマホを駆使して検索しまくり、やっと手ごろな宿を確保しました。

では、早速行ってみますね。

お昼を食べるために徘徊していた福島駅周辺をまた探し回ります。

カーナビが案内してくれた場所はなぜかコンビニの横。

おかしいなあ、流星号を停めて見回したらありました。

5階建てのホテルです。看板が最上階部分にかかげてあったので、気づかなかったのです。

上をみあげていたら何やらポツリときました。

えっと思ったら、ポツリがポツポツになってきました。

すぐにホテルに飛び込んでチェックインしてもらいました。

宿泊費は素泊まりで4500円でしたが、バイクの駐車代310円が別にとられます。

さらに、明日の朝食990円も注文したので、全部で5800円でした。

まあ、想定内の数字なので文句はありません。

すぐに流星号を専用の駐車場に異動したのですが、なんとそこは屋外でした。

しかたない、流星号よ少し濡れるけど我慢しておくれ。

一応、ブルーシートを座席部分にかけておきました。

 

【11】

 

部屋は四階のシングルルームのはずでしたが、入ってみるとベッドは二つありました。

こんな狭い部屋にわざわざ二つ置く必要があるのか不思議でした。

 

【12】

 

【13】

 

窓のカーテンを開いてみると、周りのビルに囲まれて右隅の十字路しか視界に入らない場所でした。

ここは見なかったことにしてカーテンを閉めました。

なにはともあれ、ホテルにおちついたらお腹が減ってきました。

夕食はたのんでいないので、買い出しに行ってきます。

ここへくる途中でも少し徘徊して分かっていたことは、この辺には美味しそうなお店が無いってことでした。

しかたないので、コンビニで食料を調達してきました。

 

【14】

 

食事がすんだら内風呂に入って、パソコンを使って夜をすごします。

部屋に備え付けのテレビは、有料のカードを差し込まないとみることができません。

 

22:05

パソコンにもあきたので、眠ります。

オヤスミナサイ。

 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
福島ですね (りー)
2020-06-26 11:22:14
文吉さんおはようございます。
今回のツーリングは福島なんですね。
いきなり福島まで一人で運転して、疲れませんでしたか?
私の田舎は会津若松なので、車で帰省するときは高速道路を夫と交代しながら運転しています。
さて、今回は古関裕而記念館に行かれたんですね。
朝ドラのおかげで今はものすごいブームになっているんでしょうね。
私もそのうちに行こうと思っています。
今回は会津には行かなかったんですか?
それとも、これから行くのでしょうか?
後半が楽しみです。
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福島です。 (文吉)
2020-06-27 05:34:08
りーさん、コメントありがとうございます。
今回は二泊三日でツーリングしてきました。
福島市→鶴ヶ城→栃木県那須大田原市
と回ります。
疲れなかったと言えば嘘になりますが、楽しさのほうが何倍も上まわっていました。

古関裕而記念館は行ってみる価値は十分ありますよ。
実は私は朝ドラの「エール」を見る前にはよく古関裕而のことを知りませんでした。
でも、調べてみるとものすごい作曲家だということを知ったのです。
そしたら、絶対ここへは行かなくてはならないと思っていました。
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