二日目になりました。今日の予定はフェリーに乗ることだけ。実にシンプルな旅ですね。
2010年08月02日(月)晴れ
港の朝は早い。
5時には白々と明るくなり、カモメが飛び交います。
どこかで汽笛がなったような。
気がつくと、フェリー乗り場に大きな船が接岸しています。
ああ、あれが今日乗る「らいらっく」ですね。
【フェリー:らいらっく】
そうそう、ここに来る途中で見つけておいたコンビニで朝食をとりに行きましょう。
時間はたっぷりあるので、散歩がてら歩いていきます。
コンビニでは退屈そうにしていたお兄さんが愛想無く応対してくれました。
ツーリング仲間のOKさんのアドバイスもあって、船の中で食べるためにカップ麺とスナック菓子類を買い込みます。
ついでに菓子パンと牛乳を店の前で食べて朝食終了。
ブラブラと駐車場の周りを歩いていると、バイク置き場と書かれた区域がありました。
一台の汚いハーレーが、まるで放置されたようにおいてあります。
文吉もその横にシャドウを並べて停めました。
ややあって、ゴールドウイングがその横にやってきました。
それからは、一体今までどこに隠れていたんだと言うように、次々とバイクが入ってきます。
07:00
乗船受付が開始されました。
みんな申込書に必死で記入して、受付でああだ、こうだと説明を受けています。
文吉はインターネットで手続きが済んでいるので、受付で申し込み番号を言って、2,3の質問に答えるだけで終了。
【フェリー受付】
バイクに戻ってみたら、約40台くらいのバイクが勢ぞろいしています。
今日は暑くなりそうです。すでに、青空には大きな入道雲が湧き出しています。
【出番待ち】
09:30
乗船開始の時間になりました。
自動車が先で、バイクはその後に乗り込みます。
ということは、船から下りるときはバイクが先に出ると言うことですね。
やがて、係りのおじさんの誘導でバイクが動き始めます。
でも、先頭のはずの汚いハーレーはライダーがまだ来ていません。
これは、旅のバイクではなくて、従業員の通勤バイクなのかなと納得しました。
文吉を先頭にしてバイクたちが一列に並んでいます。最終的には50~60台かな。
こんなにたくさんの人たちが、訪れる北海道って、やっぱり魅力があるんでしょうね。
誘導のおじさん達の指示通りに所定の位置に止めたシャドウ。
ということは、お前がバイクの一番最後に出ることになるんだね。
船の中で必要な荷物だけを降ろそうとしたら、おじさんから「荷物は転倒したときに将棋倒しになるので、全部おろしてください。」と言われました。
仕方ないので重たい荷物を全部降ろして、バイクの近くの空いたスペースに一まとめにして置いておきます。
乗船すると、受付のお姉さんに文吉の寝床(二等寝台)の場所を教えてもらって早速行ってみます。
二段ベットがズラッと並ぶ一番奥の下側が文吉の寝床です。
なかなか、快適な空間ですね。
お向かいのベッドにいた四十台前半くらいの人に軽く会釈して、荷物の整理をします。
10:20
さて、船が動き始めました。
いよいよ本州とおさらばです。
【離岸】
船のデッキに行ってみると、数名の見送りの人が手を振っています。
カモメが船の横で舞うように飛び交っています。
だれかが手持ちのパンをちぎって投げると、見事に空中でキャッチしてみんなを楽しませてくれます。
【見送りカモメ】
落ち着いたら、まずはお風呂でしょう。
昨日はとうとう、お風呂に入ることが出来ずじまいでしたから汗臭いはずです。
【お風呂入口】
今日は凪なので、湯船はあまり波打っていません。
このような大きな船は、スタビライザーという船底に近いところにある小さな羽根のような装置で揺れを抑えています。
そのためあまり感じられませんが、実際にはかなり波が高いことがあります。
湯船に張られたお湯の動きでそれが実感できます。
ひどいときは、突然頭からお湯を被ることもあります。
でも、今日は静かにお風呂を楽しむことが出来ました。
その後は船の中をいろいろ探検しました。
【階段手すり】
【見取り図】
【ラウンジ】
探検に飽きたら、少し眠ることにします。
ニ時間ほど眠ったでしょうか。お腹が空きました。
乗船前にコンビニで買い物してきたカップめんとお菓子で過ごします。
船の上では、携帯もインターネットも繋がりません。
まったく外との通信手段がなくなると、いかに自分が普段、自然とかけ離れた生活をしているかがわかります。
しかたがないので、昨日からの写真の整理をして、PCに取り込んだり、ブログの下書きをして過ごします。
飽きたらベッドで横になって本を読んだり、船の中を散策したりの繰り返しです。
結局、ただ何もしないで過ごしていただけなので、お腹もすきません。
夕食はスナック菓子とコーラだけでお終いです。
20:10
最後にもう一度お風呂に入って、ベッドの中で小説を読んでいたら眠くなりました。
おやすみなさい。・・・
こうやって、旅の二日目は終わっていきます。・・・つづく・・・
----------<今日の記録>--------------------------
本日の走行距離 0Km/通算345Km
本日の写真撮影枚数 70枚/通算108枚
本日の美味しいもの カップ麺、スナック菓子
--------------------------------------------------
【文吉からの願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
文吉もランキングに参加しています。クリックしていただければ嬉しいです。
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2010年08月02日(月)晴れ
港の朝は早い。
5時には白々と明るくなり、カモメが飛び交います。
どこかで汽笛がなったような。
気がつくと、フェリー乗り場に大きな船が接岸しています。
ああ、あれが今日乗る「らいらっく」ですね。
【フェリー:らいらっく】
そうそう、ここに来る途中で見つけておいたコンビニで朝食をとりに行きましょう。
時間はたっぷりあるので、散歩がてら歩いていきます。
コンビニでは退屈そうにしていたお兄さんが愛想無く応対してくれました。
ツーリング仲間のOKさんのアドバイスもあって、船の中で食べるためにカップ麺とスナック菓子類を買い込みます。
ついでに菓子パンと牛乳を店の前で食べて朝食終了。
ブラブラと駐車場の周りを歩いていると、バイク置き場と書かれた区域がありました。
一台の汚いハーレーが、まるで放置されたようにおいてあります。
文吉もその横にシャドウを並べて停めました。
ややあって、ゴールドウイングがその横にやってきました。
それからは、一体今までどこに隠れていたんだと言うように、次々とバイクが入ってきます。
07:00
乗船受付が開始されました。
みんな申込書に必死で記入して、受付でああだ、こうだと説明を受けています。
文吉はインターネットで手続きが済んでいるので、受付で申し込み番号を言って、2,3の質問に答えるだけで終了。
【フェリー受付】
バイクに戻ってみたら、約40台くらいのバイクが勢ぞろいしています。
今日は暑くなりそうです。すでに、青空には大きな入道雲が湧き出しています。
【出番待ち】
09:30
乗船開始の時間になりました。
自動車が先で、バイクはその後に乗り込みます。
ということは、船から下りるときはバイクが先に出ると言うことですね。
やがて、係りのおじさんの誘導でバイクが動き始めます。
でも、先頭のはずの汚いハーレーはライダーがまだ来ていません。
これは、旅のバイクではなくて、従業員の通勤バイクなのかなと納得しました。
文吉を先頭にしてバイクたちが一列に並んでいます。最終的には50~60台かな。
こんなにたくさんの人たちが、訪れる北海道って、やっぱり魅力があるんでしょうね。
誘導のおじさん達の指示通りに所定の位置に止めたシャドウ。
ということは、お前がバイクの一番最後に出ることになるんだね。
船の中で必要な荷物だけを降ろそうとしたら、おじさんから「荷物は転倒したときに将棋倒しになるので、全部おろしてください。」と言われました。
仕方ないので重たい荷物を全部降ろして、バイクの近くの空いたスペースに一まとめにして置いておきます。
乗船すると、受付のお姉さんに文吉の寝床(二等寝台)の場所を教えてもらって早速行ってみます。
二段ベットがズラッと並ぶ一番奥の下側が文吉の寝床です。
なかなか、快適な空間ですね。
お向かいのベッドにいた四十台前半くらいの人に軽く会釈して、荷物の整理をします。
10:20
さて、船が動き始めました。
いよいよ本州とおさらばです。
【離岸】
船のデッキに行ってみると、数名の見送りの人が手を振っています。
カモメが船の横で舞うように飛び交っています。
だれかが手持ちのパンをちぎって投げると、見事に空中でキャッチしてみんなを楽しませてくれます。
【見送りカモメ】
落ち着いたら、まずはお風呂でしょう。
昨日はとうとう、お風呂に入ることが出来ずじまいでしたから汗臭いはずです。
【お風呂入口】
今日は凪なので、湯船はあまり波打っていません。
このような大きな船は、スタビライザーという船底に近いところにある小さな羽根のような装置で揺れを抑えています。
そのためあまり感じられませんが、実際にはかなり波が高いことがあります。
湯船に張られたお湯の動きでそれが実感できます。
ひどいときは、突然頭からお湯を被ることもあります。
でも、今日は静かにお風呂を楽しむことが出来ました。
その後は船の中をいろいろ探検しました。
【階段手すり】
【見取り図】
【ラウンジ】
探検に飽きたら、少し眠ることにします。
ニ時間ほど眠ったでしょうか。お腹が空きました。
乗船前にコンビニで買い物してきたカップめんとお菓子で過ごします。
船の上では、携帯もインターネットも繋がりません。
まったく外との通信手段がなくなると、いかに自分が普段、自然とかけ離れた生活をしているかがわかります。
しかたがないので、昨日からの写真の整理をして、PCに取り込んだり、ブログの下書きをして過ごします。
飽きたらベッドで横になって本を読んだり、船の中を散策したりの繰り返しです。
結局、ただ何もしないで過ごしていただけなので、お腹もすきません。
夕食はスナック菓子とコーラだけでお終いです。
20:10
最後にもう一度お風呂に入って、ベッドの中で小説を読んでいたら眠くなりました。
おやすみなさい。・・・
こうやって、旅の二日目は終わっていきます。・・・つづく・・・
----------<今日の記録>--------------------------
本日の走行距離 0Km/通算345Km
本日の写真撮影枚数 70枚/通算108枚
本日の美味しいもの カップ麺、スナック菓子
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「長い時間の船での移動」という事をしたことが無い私ですが、旅をしている事を忘れてしまいそうなくらい、バイクを降りた”ライダー”には、少し、退屈な感じですね。
仕方の無い事とはいえ、船の中を歩き回る文吉君のために、”1秒でも、早く”北海道に着くように船を後ろから押してあげたいくらいだね。
(でも、御蔭で、いつか乗るかもしれない、”大型船”の中の様子がとても良く解りましたが。)
ともあれ、あと少しで、”憧れの北の大地”です。
ここで、十分、「エネルギー」を溜め込んで、向こうで元気良く、走り回ってください。
バス旅行も運転しなくて楽だけど、指定の席に固定されて、動き回ることができないけど、船の中はかなり広いので、探検も楽しいです。
今回は翌日の朝早いので、ひたすら眠って英気を養うことに専念しましたけど。
家族旅行でしたので車でしたが、意外と安くて早いんですね、これ。
この時は奮発して5階の特等をリザーブ。
ホテル一泊気分で最高でした。
所沢に住んでると、関越高速で3時間で新潟まで
一直線です。
早朝なので、道も混んでないし疲れも少ない。
次はバイクで行ってみたいなぁ~
フェリー楽しみだなぁ
船の中では、映画を3本上映してくれます。
20時間足らずの船旅ですが、食事、風呂、映画、寝るで実は、あっという間、英気を養ったら、さぁ続き、期待してます。
フェリーはまさに浮かぶホテルですね。
中に入ると、本当に船の中にいるような感じはしません。
階段の手すり一つとっても豪華な感じですからね。
それにしても特等とはぜいたくな。
今度はぜひバイクで行くことをお勧めします。
月末に北海道へ行くんですか?
このブログが少しでも参考になれば幸甚です。
次はいよいよ上陸しますよ。
期待して待っててください。
いろいろとアドバイスありがとうございました。
参考になりましたよ。
船の旅もまた良いもんですよ。
思っているほど揺れませんから大丈夫です。
夜は・・・
ほとんど寝てました。
次はいよいよ北海道上陸です。
期待してまた覗いてみてください。