新型コロナによる緊急事態宣言が明けて最初のツーリングもいよいよ、最終日になりました。
でも、伊豆半島を一周するはずのツーリングは中途半端な状態です。
このままでは悔いが残るので、最後の一日で全部まわってみることにしました。
一周約150kmの上に自宅までの150kmくらいを走破するわけですから、そこそこ大変です。
でも、サイコロは降られたのですから、やるしかないですけどね。
2021年03月29日(月)晴れ
05:30
昨夜の大雨が嘘のように止んで、夏のような日差しが部屋に差し込んでくる朝です。
睡眠は十分とれたので気持ちよく起きることができました。
身支度を整えたら朝食を食べに行きます。
06:10
昨日に引き続いてバイキングですが、今朝は和食を中心にチョイスしますした。
【01】
文吉は朝食後には毎日、コーヒーとヨーグルトを食べるのを日課にしています。
でも、ここにはコーヒーはあってもヨーグルトがないのでお通じが・・・。
外に出ると、レブル500は可哀想にびしょ濡れの状態で文吉を待っていました。
昨日も水滴を拭き取ったりして30分もかかっております。
まったく、学習能力のない男ですね。反省します。
07:30(2587)
ホテルのチェックアウトを済ませて出発します。
ちなみにここのホテル代は二泊朝食付きで10900円でした。
土、日の利用でこの値段は本当にリーズナブルですね。
三島市から国道136号は平日の通勤時間帯のせいか昨日より交通量も多く、やや渋滞気味でした。
とくに「狩野川(かのかわ)」を渡る交差点のところは百mくらい止まってしまいました。
「うさぎ追いしかのやま、小鮒釣りしかのかわ~」(故郷)
なぜかこの歌が頭の中に浮かんできて、つい、口ずさんだりしましたが、全く関係ありません。
やがて修善寺をこえたところから渋滞は解消し、あとは文吉の貸し切り状態で山登りが続きます。
昨日はあまり気にならなかったのですが、街道は桜並木が続いています。
ここの桜は人工的に植えたというより自然に咲き誇っている感があり、旅情を掻き立てられます。
【02】
09:04
さらに進んでいくと、少し休憩したいと思っていたところで、みごとな一本の桜を発見しました。
たくさんの木が連なるのも壮観ですが、一本の木で枝葉を広げた大樹のほうが文吉は好きですね。
【03】
天城ドームをスルーして先に進むと、二股に差し掛かります。
まっすぐ行くと、天城街道(国道414号)で昨日寄った道の駅「天城越え」に行きます。
でも、文吉は右折してさらに136号を西伊豆の方へ進みます。
ここから先は道も険しくなります。
カーブが連続する林道をものともせずにレブル500はずんずん登っていきます。
【04】
09:45
沿道に水が湧き出しているところを発見しました。
一口飲んでみたら冷たくておいしい水です。
【05】
バイクを停めたところには小さな滝もありました。
【06】
偶然入り込んだ山奥で、こんな小さな発見があるのが旅の良さですね。
やがて土肥海岸へでて、海沿いに南下します。
恋人岬は昨日寄ったのでパスして先に進みます。
堂ヶ島付近にくると、奇岩、奇島が点在しています。
昨日も同じセリフを言いましたね。本当に芸が無くてすみません。
このあたりの波は穏やかでした。
【07】
しかし、さらに南下していくと砂浜に波がかぶってきます。
ほんの10kmくらいで、がらりと潮の流れが変わるんですね。
【08】
このあと、石廊崎まで行こうか迷いましたが、行くと灯台にも上りたくなりますよね。
そうなると、帰りが1時間以上変わってくるので、今回はパスして136号をひたすら走ることにしました。
10:30
下田市に入りました。
ここからは伊豆半島を北上することになるのですが、海岸線の景色はガラっと変わるんですね。
波がますます荒くなります。
そこで面白い岩を見つけました。
まるでライオンが海に向かって遠吠えしているようです。
【09】
さらに北上すると観音様を発見したので、レブル500とコラボのパチリ。
【10】
下田白浜まで来るとまた景色が一変します。
白砂の海岸ではオットセイが群れを成しています。
【11】
いや、あれは人間ですね。
高い波間にたくさんのサーファーが浮かんでいました。
伊豆は本当に温かくて、もう海水浴だってできますね。
【12】
10:55(2625)
下田港に到着。
前に来た時に、黒船観覧船のところで台湾のテレビクルーに取材されたことがありました。
文吉が国際派ライダーとしてデビューしたときのことです。
あれが本当にオンエアされたのかどうかは。定かではありませんが・・・。
今回は観覧船も出港したあとだったので、マリーナで漁船をバックにパチリしました。
【13】
ここからはいつの間にか国道が135号になっており、一気呵成に北上します。
12:43(2680)
道の駅「伊東マリンタウン」到着。
おなかがペコペコになったので、ここで昼食にしようと思います。
広い駐車場の中に入ると車はたくさん停まっているのに、バイクは一台も見えません。
よく見ると、自転車とバイクは停める場所が別にありました。
それなら、入り口で誘導していた警備員が教えてくれたら良いのに、ずいぶん遠回りしました。
ほぼ一周して戻ってくると入り口から入ってすぐのところに分岐があり、無事に駐輪することができました。
【14】
いけませんね。人間お腹が空いているとつい、イライラしてしまいます。
早速、レストランのある二階に行くと、美味しそうな店がありました。
ランチタイムということで刺身定食をたのみました。
【15】
1298円の値段は良いのですが、わざわざ伊東まで来て刺身を選んだのに「サーモン」ですか?
どうせなら、「鯵(アジ)」の一切れでもつけて欲しかったですね。
でも、完食しましたけど。
【16】
13:20
食事が済んで出発ですが、自宅まではまだ140km、4時間くらいの距離があります。
あとは寄り道しないで、ひたすら北上します。
14:17(2706)
熱海を少し過ぎたところで給油します。
前回の給油から209km走っています。
7.92L @147円 燃費は26.3km/Lで少し落ちましたね。
ここから厚木まで国道1号を進み、そこから国道129号、さらに16号を北上します。
17:20(2784)
今回は意地でも高速を使わないと決めていました。
少し、その意地にも目をつぶりたくなるのですが、なんとか八王子を超えました。
このあたりからだんだん、渋滞するようになりました。
【17】
18:55(2821)
やっとこ自宅近くのガソリンスタンドに到着しました。
【18】
最後の給油は4.52L @142円
燃費は25.44km/L
やっぱり渋滞は燃費の敵ですね。
19:05(2823)
無事に自宅に到着。
お疲れ様でした。
バイバイ
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いかに、文吉さんがのめりこんで作ったかが分かります。
一口に伊豆半島と言っても東側と西側ではまるっきり違うんですね。
熱海や伊東で知られる東側は南国のムードですが、西側はロマンチックを演出してますね。
今回は夕陽がなかったので、少し表現しきれてなかったかもしれませんね。
おっしゃる通りです。
西側と東側では本当に趣がガラッとかわります。
温度も湿度も波の高さも違います。
もしかしたら、住んでいる魚の種類も違うのかも知れませんね。
もしかしたら伊東の海ではサーモンがとれるのかも知れません。
今回は満開の桜をみることができたのが、一番の収穫でした。
いつかは桜前線にそって、九州から北海道まで桜を見てまわるツーリングも良いなあと思いました。
伊豆の海はあたたかいんですね もう、およいでる人もいるんですか
福島はまだ雪が残っていてバイクで走るのは注意信号です
いくら伊豆半島と言えども、海水浴はまだちょっと早いと思います。
でも、寒くても波があれば満足のサーファーたちがたくさんいました。
【12】の子供はまだ小学3年生くらいでしたが、元気にサーフボードに乗っていましたよ。
春ですし、やっぱり出かけたくもなります。
私も先日、鹿児島に行きました。知覧の特攻平和会館の桜はとてもきれいでした。
ところで、伊豆半島では富士山は晴れてるとよく見えるんですか?
久しぶりのツーリングは大満足でした。
三日間で約600Kmですから、一日平均なら200Km。
大したことはないですね。
けれど、実際には三日目だけで300Kmなので帰ってきたときには少しくたびれました。
もう、年には勝てません。
知覧へは現役リーマン最後の年に、妻と行きました。
東京→鹿児島を飛行機で日帰りですから、いわゆる弾丸旅行ですね。
まだ、あの頃は文吉も若かったなあ。
ところで、伊豆半島で富士山が見えるかと言う質問ですが。
答えからいうと、西伊豆の上の方にある「大瀬崎」というところなら観えます。
それもかなり天気の良い午前中だけです。
駿河湾を越えて海に浮かぶ富士山は見事です。
文吉は伊豆へは7回行ってますが、富士山をはっきり観たのはたぶん、一度だけです。
2011年01月のブログのURLを張り付けますので、参考にしてください。
https://blog.goo.ne.jp/shadow750/e/ac96c3bbd84d9138a7298fd6ce198096