GW二泊三日の旅 <その1>
GW皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。
文吉は二泊三日で信州の春を満喫してきました。今年初めてのキャンプツーリングです。
今回は長いので3部に分けてお送りします。
自宅→関越自動車道→暮坂峠→尻焼温泉→草津→志賀草津道路→野猿公苑→野沢温泉→北竜湖
2006年5月3日(水)晴れ
いよいよGWツーリングの始まりです。やっぱり神様っているんですね。文吉のためにこんなにすてきな青空を用意してくれました。
03:41(11876)
ガソリン満タンで出発
03:55-04:10(11879)
まずは「ショップ99」で食料調達。今回はロングツーリングなので思いっきり買い込んでみました。締めて2041円。
04:22(11887)
関越自動車道「所沢IC」に乗る。
道路が混雑することを想定して、できるだけ早い時間に都心部を抜け出そうという計画です。
しかし、もうこの時間帯でも流れは緩やかになっており、時折100km/hを超える程度でだいたい80km/hくらいで動いている。
天気は暖かくなることを裏付けるように夏用のグローブでも寒さを感じない。
05:07-05:21(11957)
「上里SA」で最初の休憩を取る。
バイク専用駐車場はいっぱいで、すでに溢れている状況。たまたま開いたスペースに滑り込ませることができた。
トイレと暖かいお茶(無料)を飲んで出発。
05:42(11987)
「伊香保渋川IC」で降りる。ここまでは順調。2200円。
さすがに群馬県。急に寒くなってきた。暮坂峠を越えて「六合村」に入る頃には電光表示板の気温は2度になっている。
07:10(12066)
道の駅「六合」でトイレに入る。
07:27-08:21(12074)
尻焼温泉に到着。
ガビーン
我が目を疑った。尻焼温泉は大洪水。ダムに溜まった雪解け水の放流のためだろうがこれはひどすぎる。なにもGWにやることないじゃん。
それでも小屋のお風呂は利用可能だったので、せめてここに入っておくことにした。
お風呂には先客が四名いた。みんなため息をつきながら川の洪水をうらめしそうに見ている。普通はお風呂でため息と言ったら「極楽、極楽~」だろう。それが今日はまるで「地獄絵」を見ているように言葉少なにただ浸かっていた。
08:27(12076)
予定では尻焼に一泊するつもりだったが、これでは次の予定地に行かざるを得ない。
しかし、その前に寄るところがある。豆腐屋の「喜久」だ。尻焼に来たら必ずここでしょ。
豆腐一丁をその場で食べて朝食とする。今日は「わさびの葉っぱの和え物」が付いていた。
うーん。うまい。大豆は国産に限るね。主人の話だと「アメリカ産」も用意してあり、これもなかなかいけるらしい。でも、文吉はバイクも大豆も国産にこだわるんだよね。350円。ごちそうさん。
08:50-55(12081)
六合村方面と草津方面に別れるT字路を草津方面に曲がってすぐのところに、「鯉のぼり」の集団が民家から畑をまたいでこちらの道路まで泳いでいた。壮快に風を含んで大空を泳ぐ姿を写真に収める。SHADOW750も文吉の中では男の子。立派に育てよ。
09:02(12086)
草津町に入る。ここでガス欠。RESに入れる。
09:08(12088)
草津の湯畑到着。すごい人だかり。草津へは何度も来ているが今日が一番混んでいる。このようすだと「白旗の湯」も混んでいるだろうから入らない。
土産屋で友人に頼まれていた「湯の花」を買ってすぐに出発する。
「志賀草津道路」に入る。透き通るような青空の下、雪をかぶった山並みが実に見事。除雪した雪が道の両側に凍結して雪の回廊の中を突き進む。
これだよ。これがやりたかったんだよね。まさにGWならではの醍醐味である。
しかし、みんな考えることは同じのようでここから恐怖の渋滞が始まった。
10:22(12111)
「日本一高い国道」の碑の前を素通りする。ここは記念撮影のスポット
「どこまで行けるかツーリング」参照
10:46(12123)
志賀草津道路を下りきったところが蓮池交差点。予定ではここを右折して県道471号→県道502号の林道を通って野沢方面に出るつもりだったが、まだ凍っていることもあり得るので、このまま直進して国道403号から廻って行くことにする。
10:49(12124)
GSにて給油。12.59L 1838円 262Km 燃費20.8Km/L
高速を使った割りに伸びていない。やはり、志賀草津道路の渋滞が影響しているんだな。
11:09-13:08(12138)
思いつきで「地獄谷温泉」に寄り道する。ここは「野猿公苑」と言って、温泉に浸かる猿で有名なところです。
文吉も「申年」の年賀状のバックに「温泉に浸かる猿の絵」を使用させてもらいました。
しかし、ここで文吉に大きな試練が待ち伏せていたのです。
駐車場を探して「野猿公苑」の頂上らしきところまで登ってきた。やっと見つけた駐車場は「散策コース」用のものだった。100円払ってバイクを停めて、そこから1800Mもぬかるんだ道を延々と歩き続けた。しかも、アップダウンが結構ある。
ようやくたどり着いたときにはブーツの中でかかとが痛くなってしまった。
お腹がすいたので、売店兼食堂で「チマキ」を食べる。5個いり600円。黄粉がついていて、それに漬けて食べるとおいしい。いっきに食べてしまった。
お猿さんとご面会するためには入場料500円が必要。中に入って写真を撮ろうとしたら、電池切れ。単三電池二本入りを売店で購入。320円。
いよいよお待ち兼ねのお猿さん。いるわいるわウジャウジャと。ここも観光客がいっぱいいたが、それより猿のほうが少し多い。
風呂に浸かって「極楽顔」のやつ、毛づくろいするやつ、はしゃぎまわるやつ、喧嘩するやつ、人間の子供を襲うやつ、籠の中に入っているやつ・・・見ていて飽きない。
人間が入れる温泉も隣接してあるが、順番待ちの客がいっぱいいたので今回は見送ることにする。ちなみに入湯料は600円。
13:16(12144)
栗和田交差点を右折して国道403号に入る。
13:44(12162)
交差点を右折して県道38号飯山野沢温泉線に入る。
14:08(12177)
野沢温泉到着。とりあえず温泉街をバイクで一回りしてみた。
温泉街はそれほど広くはないが、ここは湯量が豊富な温泉地のため、無数の旅館と無料の外湯が13件もある。
今夜の宿泊地「北竜湖キャンプ場」へ電話して空状況を確認。
TEL:0269-65-3508
風呂は荷物を置いてからまたここへ来るので、そのときに入ることにする。
14:37(12180)
北竜湖到着。電話で確認したとおり、野沢温泉から5分戻って林道5分の合計10分の場所にあった。
綺麗な湖で白鳥やヘリコプターの形をしたボートが浮いている。今日は家族連れでキャンプする人が多いらしく、子供たちがいっぱいいた。
受付で400円払って、テントサイトへ行く。特にバイク用ということではないのだが、一区画がバイク乗り達が思い思いにテントを張っている場所になっていた。
しかし、ここで文吉に第二の試練が待ち伏せていた。なんと、頭痛がしてきたのである。いわゆる「偏頭痛」だ。
これに罹るともうだめだ。頭が痛くて動く気にならない。原因は分かっている。長時間ヘルメットをかぶっていたので、首、肩の凝りによるものである。
とりあえずテントを張る。
そこへ、スズキのイントリューダー250乗りの青年が語りかけてきた。挨拶をして、「今晩いっぱいやりませんか」とのお誘い。
ありがたいが、今の文吉は頭痛で「うざい」状態。丁寧にお断りした。
テントの中で2時間ほど眠る。でも、まだ頭痛は治らない。トイレに行ってまた眠る。
19:20
お湯を沸かして、蜂蜜とウイスキーのお湯割りを作って飲む。
外はものすごく寒くなってきた。夜露が結構あって、テント周りとバイクがびしょびしょ。
気が着くと、BMWが点々と3台。ヤマハが1台。イントリューダー君はBMW氏と焚き火をしながら盛り上がっていた。
この時、文吉の偏頭痛は最高潮に達していた。だからまた寝る。
21:10
トイレに起きる。少し頭痛も治まってきた。また寝る。
本日の走行距離 304Km
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GW皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。
文吉は二泊三日で信州の春を満喫してきました。今年初めてのキャンプツーリングです。
今回は長いので3部に分けてお送りします。
自宅→関越自動車道→暮坂峠→尻焼温泉→草津→志賀草津道路→野猿公苑→野沢温泉→北竜湖
2006年5月3日(水)晴れ
いよいよGWツーリングの始まりです。やっぱり神様っているんですね。文吉のためにこんなにすてきな青空を用意してくれました。
03:41(11876)
ガソリン満タンで出発
03:55-04:10(11879)
まずは「ショップ99」で食料調達。今回はロングツーリングなので思いっきり買い込んでみました。締めて2041円。
04:22(11887)
関越自動車道「所沢IC」に乗る。
道路が混雑することを想定して、できるだけ早い時間に都心部を抜け出そうという計画です。
しかし、もうこの時間帯でも流れは緩やかになっており、時折100km/hを超える程度でだいたい80km/hくらいで動いている。
天気は暖かくなることを裏付けるように夏用のグローブでも寒さを感じない。
05:07-05:21(11957)
「上里SA」で最初の休憩を取る。
バイク専用駐車場はいっぱいで、すでに溢れている状況。たまたま開いたスペースに滑り込ませることができた。
トイレと暖かいお茶(無料)を飲んで出発。
05:42(11987)
「伊香保渋川IC」で降りる。ここまでは順調。2200円。
さすがに群馬県。急に寒くなってきた。暮坂峠を越えて「六合村」に入る頃には電光表示板の気温は2度になっている。
07:10(12066)
道の駅「六合」でトイレに入る。
07:27-08:21(12074)
尻焼温泉に到着。
ガビーン
我が目を疑った。尻焼温泉は大洪水。ダムに溜まった雪解け水の放流のためだろうがこれはひどすぎる。なにもGWにやることないじゃん。
それでも小屋のお風呂は利用可能だったので、せめてここに入っておくことにした。
お風呂には先客が四名いた。みんなため息をつきながら川の洪水をうらめしそうに見ている。普通はお風呂でため息と言ったら「極楽、極楽~」だろう。それが今日はまるで「地獄絵」を見ているように言葉少なにただ浸かっていた。
08:27(12076)
予定では尻焼に一泊するつもりだったが、これでは次の予定地に行かざるを得ない。
しかし、その前に寄るところがある。豆腐屋の「喜久」だ。尻焼に来たら必ずここでしょ。
豆腐一丁をその場で食べて朝食とする。今日は「わさびの葉っぱの和え物」が付いていた。
うーん。うまい。大豆は国産に限るね。主人の話だと「アメリカ産」も用意してあり、これもなかなかいけるらしい。でも、文吉はバイクも大豆も国産にこだわるんだよね。350円。ごちそうさん。
08:50-55(12081)
六合村方面と草津方面に別れるT字路を草津方面に曲がってすぐのところに、「鯉のぼり」の集団が民家から畑をまたいでこちらの道路まで泳いでいた。壮快に風を含んで大空を泳ぐ姿を写真に収める。SHADOW750も文吉の中では男の子。立派に育てよ。
09:02(12086)
草津町に入る。ここでガス欠。RESに入れる。
09:08(12088)
草津の湯畑到着。すごい人だかり。草津へは何度も来ているが今日が一番混んでいる。このようすだと「白旗の湯」も混んでいるだろうから入らない。
土産屋で友人に頼まれていた「湯の花」を買ってすぐに出発する。
「志賀草津道路」に入る。透き通るような青空の下、雪をかぶった山並みが実に見事。除雪した雪が道の両側に凍結して雪の回廊の中を突き進む。
これだよ。これがやりたかったんだよね。まさにGWならではの醍醐味である。
しかし、みんな考えることは同じのようでここから恐怖の渋滞が始まった。
10:22(12111)
「日本一高い国道」の碑の前を素通りする。ここは記念撮影のスポット
「どこまで行けるかツーリング」参照
10:46(12123)
志賀草津道路を下りきったところが蓮池交差点。予定ではここを右折して県道471号→県道502号の林道を通って野沢方面に出るつもりだったが、まだ凍っていることもあり得るので、このまま直進して国道403号から廻って行くことにする。
10:49(12124)
GSにて給油。12.59L 1838円 262Km 燃費20.8Km/L
高速を使った割りに伸びていない。やはり、志賀草津道路の渋滞が影響しているんだな。
11:09-13:08(12138)
思いつきで「地獄谷温泉」に寄り道する。ここは「野猿公苑」と言って、温泉に浸かる猿で有名なところです。
文吉も「申年」の年賀状のバックに「温泉に浸かる猿の絵」を使用させてもらいました。
しかし、ここで文吉に大きな試練が待ち伏せていたのです。
駐車場を探して「野猿公苑」の頂上らしきところまで登ってきた。やっと見つけた駐車場は「散策コース」用のものだった。100円払ってバイクを停めて、そこから1800Mもぬかるんだ道を延々と歩き続けた。しかも、アップダウンが結構ある。
ようやくたどり着いたときにはブーツの中でかかとが痛くなってしまった。
お腹がすいたので、売店兼食堂で「チマキ」を食べる。5個いり600円。黄粉がついていて、それに漬けて食べるとおいしい。いっきに食べてしまった。
お猿さんとご面会するためには入場料500円が必要。中に入って写真を撮ろうとしたら、電池切れ。単三電池二本入りを売店で購入。320円。
いよいよお待ち兼ねのお猿さん。いるわいるわウジャウジャと。ここも観光客がいっぱいいたが、それより猿のほうが少し多い。
風呂に浸かって「極楽顔」のやつ、毛づくろいするやつ、はしゃぎまわるやつ、喧嘩するやつ、人間の子供を襲うやつ、籠の中に入っているやつ・・・見ていて飽きない。
人間が入れる温泉も隣接してあるが、順番待ちの客がいっぱいいたので今回は見送ることにする。ちなみに入湯料は600円。
13:16(12144)
栗和田交差点を右折して国道403号に入る。
13:44(12162)
交差点を右折して県道38号飯山野沢温泉線に入る。
14:08(12177)
野沢温泉到着。とりあえず温泉街をバイクで一回りしてみた。
温泉街はそれほど広くはないが、ここは湯量が豊富な温泉地のため、無数の旅館と無料の外湯が13件もある。
今夜の宿泊地「北竜湖キャンプ場」へ電話して空状況を確認。
TEL:0269-65-3508
風呂は荷物を置いてからまたここへ来るので、そのときに入ることにする。
14:37(12180)
北竜湖到着。電話で確認したとおり、野沢温泉から5分戻って林道5分の合計10分の場所にあった。
綺麗な湖で白鳥やヘリコプターの形をしたボートが浮いている。今日は家族連れでキャンプする人が多いらしく、子供たちがいっぱいいた。
受付で400円払って、テントサイトへ行く。特にバイク用ということではないのだが、一区画がバイク乗り達が思い思いにテントを張っている場所になっていた。
しかし、ここで文吉に第二の試練が待ち伏せていた。なんと、頭痛がしてきたのである。いわゆる「偏頭痛」だ。
これに罹るともうだめだ。頭が痛くて動く気にならない。原因は分かっている。長時間ヘルメットをかぶっていたので、首、肩の凝りによるものである。
とりあえずテントを張る。
そこへ、スズキのイントリューダー250乗りの青年が語りかけてきた。挨拶をして、「今晩いっぱいやりませんか」とのお誘い。
ありがたいが、今の文吉は頭痛で「うざい」状態。丁寧にお断りした。
テントの中で2時間ほど眠る。でも、まだ頭痛は治らない。トイレに行ってまた眠る。
19:20
お湯を沸かして、蜂蜜とウイスキーのお湯割りを作って飲む。
外はものすごく寒くなってきた。夜露が結構あって、テント周りとバイクがびしょびしょ。
気が着くと、BMWが点々と3台。ヤマハが1台。イントリューダー君はBMW氏と焚き火をしながら盛り上がっていた。
この時、文吉の偏頭痛は最高潮に達していた。だからまた寝る。
21:10
トイレに起きる。少し頭痛も治まってきた。また寝る。
本日の走行距離 304Km
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