日本最北端の地をクリアしたので、今日はさらにその裏側のオホーツク海沿いを攻めてみます。
2014年06月12日(木)雨
今日は朝からずっと雨。
なんで「梅雨の無いはずの北海道」でこんなに雨に祟られるのだろう。
これはきっと文吉を妬むだれかの呪いに違いないと思う人もいるかと思いますが、そうではありません。
実は「梅雨の無い北海道」にお土産として文吉が雨を連れてきたのです。
この広い大地にまんべんなく恵みの雨をもたらして、大豊作を保障してあげたのです。
お百姓さんたちはきっと喜んで下さるでしょう。
それならばどんな試練もなんのそのです。「我に七難辛苦を与えたまえ!!」ってなもんですよ。
06:20
起床。
布団でゆっくり眠れたので、すっきりと目覚めました。
09:20
外はかなり厳しい雨です。
フロントのお姉さんも心配している中をカッパを着込んだ文吉は颯爽と立ち去りました。
フトコロにはお姉さんからもらったサービスのペットボトルのミネラルウオーターを抱いていざ、出陣です。
本当は今日は利尻島にわたるつもりでいたのですが、その船さえも欠航している有様です。
今回、2つ目の挫折です。
国道238号→宗谷岬
昨日のうちに撮影していたのは正解でした。
こんな雨の中ではカメラを取り出すことさえ憚れます。
もう、立ち寄ることもなく先へ先へと進みます。
さっきまでは日本海からの風を受けていましたが、ここからはオホーツク海からの風になります。
波風も一段と厳しくなったような気がします。ときおり、海からの波しぶきが顔にかかったりします。
10:50
道の駅「さるふつ公園」
トイレに入ったついでに、カッパと上着を脱いでセーターを一枚着込みます。
寒さで少し体がふるえます。缶コーヒーを一本飲んで中から暖めました。
11:10(10312)
ライダーハウス「やませ」に到着。
走っている内に看板をみつけたので、立ち寄ってみました。
朝食もとっていないお腹はもうペッちゃんこです。
食堂でお昼と兼用の食事をしようと思います。
メニューをみるとホタテを使った料理がけっこうあります。
身体が温まるものとして文吉は「ほたてラーメン醤油味」をチョイスしました。
これが実に旨い。
カメラを濡らすといけないので、バイクのパニアケースに入れていたため、写真がありません。
しばらく雨が止むか、せめて小降りになるのを待ってみましたが、いっこうにそんな気配がありません。
このまま網走まで延々と300Km近くを走り続けるほど、文吉は無謀な男ではありません。
どうせ、利尻に一泊するつもりでいたんだから、ここに今日はお世話になるかと冷静な判断ができる男です。
食堂のおかみさんにお願いしたら、二つ返事で了解していただけました。
宿泊費は一泊1000円。別に暖房代として300円かかります。
文吉はついでだから、100円投入して洗濯機で洗濯しました。
部屋は8畳くらいの相部屋です。今は文吉一人で貸切状態です。
バイクも屋根つきの駐車場が完備されており、濡れる心配はしなくて済みそうです。
ここの屋根裏部屋みたいなところに釣り人がひとり陣取っていて、今は釣りに出かけているそうです。
こちらの部屋はライダー達とは別料金になっているようです。
車の音がしたので、覗いてみたら釣り人のヒッシーさんが戻ってきました。
40代前半のとてもまじめそうな方で物腰も柔らかい。
人見知りしそうなタイプかなと思ったのですが、話しかけてみるとすぐに打ち解けることができました。
ヒッシーさんによるとこの辺は幻の魚「イトウ」の釣り場として有名なところらしいです。
ヒッシーさんも毎年ここに一週間くらい陣取って釣りに来るそうです。
大きいのになると1mを超すものもかかるとか。でも釣った後はリリースして食用にはしないらしいです。
雨が小降りになってきたころにヒッシーさんは午後の釣りに出かけて行きました。
夕方帰ったら、セイコーマートまで夕食を買い出しに行くので、同乗してもらえることになりました。
外に出てオホーツクの海を眺めると、波はだいぶん収まったかのように見えます。
あいついで、二台のバイクがやって来ました。
二台ともBMWのGSだったので、お仲間かと思っていたら、まったくの偶然で、正反対の方向からやってきたことがわかりました。
ひとりは驚いたことに「所沢」ナンバーで、文吉の家からそんなに遠くないところにある自動車学校の教官をされている方でした。
もうひとりは「川崎」ナンバーの高級カメラのリメイクをされている職人さんでした。
三人でバイク談義などをしているうちにヒッシーさんが帰ってきました。
ここから一番近くのコンビニはセイコーマートで、それでも3kmほどあります。
とても歩いて買い出しに行く気にはなれない距離ですから、ヒッシーさんの車に同乗させていただきました。
明日が早いヒッシーさんは帰って来てからはすぐに自分の部屋にとじこもってしまいました。
魚釣りと言うのはかなり体力を使うんですね。それからほどなくして眠ってしまったようです。
そう言う文吉も弁当などを部屋で食べて、三人で雑談している内にあくびがでてきたので、先に寝袋にくるまってしまいました。
【本日の記録】
走行距離 066Km 通算 704Km
給油 00.00L 通算 23.05L
つづく・・・
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【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
人気blogランキングへ
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2014年06月12日(木)雨
今日は朝からずっと雨。
なんで「梅雨の無いはずの北海道」でこんなに雨に祟られるのだろう。
これはきっと文吉を妬むだれかの呪いに違いないと思う人もいるかと思いますが、そうではありません。
実は「梅雨の無い北海道」にお土産として文吉が雨を連れてきたのです。
この広い大地にまんべんなく恵みの雨をもたらして、大豊作を保障してあげたのです。
お百姓さんたちはきっと喜んで下さるでしょう。
それならばどんな試練もなんのそのです。「我に七難辛苦を与えたまえ!!」ってなもんですよ。
06:20
起床。
布団でゆっくり眠れたので、すっきりと目覚めました。
09:20
外はかなり厳しい雨です。
フロントのお姉さんも心配している中をカッパを着込んだ文吉は颯爽と立ち去りました。
フトコロにはお姉さんからもらったサービスのペットボトルのミネラルウオーターを抱いていざ、出陣です。
本当は今日は利尻島にわたるつもりでいたのですが、その船さえも欠航している有様です。
今回、2つ目の挫折です。
国道238号→宗谷岬
昨日のうちに撮影していたのは正解でした。
こんな雨の中ではカメラを取り出すことさえ憚れます。
もう、立ち寄ることもなく先へ先へと進みます。
さっきまでは日本海からの風を受けていましたが、ここからはオホーツク海からの風になります。
波風も一段と厳しくなったような気がします。ときおり、海からの波しぶきが顔にかかったりします。
10:50
道の駅「さるふつ公園」
トイレに入ったついでに、カッパと上着を脱いでセーターを一枚着込みます。
寒さで少し体がふるえます。缶コーヒーを一本飲んで中から暖めました。
11:10(10312)
ライダーハウス「やませ」に到着。
走っている内に看板をみつけたので、立ち寄ってみました。
朝食もとっていないお腹はもうペッちゃんこです。
食堂でお昼と兼用の食事をしようと思います。
メニューをみるとホタテを使った料理がけっこうあります。
身体が温まるものとして文吉は「ほたてラーメン醤油味」をチョイスしました。
これが実に旨い。
カメラを濡らすといけないので、バイクのパニアケースに入れていたため、写真がありません。
しばらく雨が止むか、せめて小降りになるのを待ってみましたが、いっこうにそんな気配がありません。
このまま網走まで延々と300Km近くを走り続けるほど、文吉は無謀な男ではありません。
どうせ、利尻に一泊するつもりでいたんだから、ここに今日はお世話になるかと冷静な判断ができる男です。
食堂のおかみさんにお願いしたら、二つ返事で了解していただけました。
宿泊費は一泊1000円。別に暖房代として300円かかります。
文吉はついでだから、100円投入して洗濯機で洗濯しました。
部屋は8畳くらいの相部屋です。今は文吉一人で貸切状態です。
バイクも屋根つきの駐車場が完備されており、濡れる心配はしなくて済みそうです。
ここの屋根裏部屋みたいなところに釣り人がひとり陣取っていて、今は釣りに出かけているそうです。
こちらの部屋はライダー達とは別料金になっているようです。
車の音がしたので、覗いてみたら釣り人のヒッシーさんが戻ってきました。
40代前半のとてもまじめそうな方で物腰も柔らかい。
人見知りしそうなタイプかなと思ったのですが、話しかけてみるとすぐに打ち解けることができました。
ヒッシーさんによるとこの辺は幻の魚「イトウ」の釣り場として有名なところらしいです。
ヒッシーさんも毎年ここに一週間くらい陣取って釣りに来るそうです。
大きいのになると1mを超すものもかかるとか。でも釣った後はリリースして食用にはしないらしいです。
雨が小降りになってきたころにヒッシーさんは午後の釣りに出かけて行きました。
夕方帰ったら、セイコーマートまで夕食を買い出しに行くので、同乗してもらえることになりました。
外に出てオホーツクの海を眺めると、波はだいぶん収まったかのように見えます。
あいついで、二台のバイクがやって来ました。
二台ともBMWのGSだったので、お仲間かと思っていたら、まったくの偶然で、正反対の方向からやってきたことがわかりました。
ひとりは驚いたことに「所沢」ナンバーで、文吉の家からそんなに遠くないところにある自動車学校の教官をされている方でした。
もうひとりは「川崎」ナンバーの高級カメラのリメイクをされている職人さんでした。
三人でバイク談義などをしているうちにヒッシーさんが帰ってきました。
ここから一番近くのコンビニはセイコーマートで、それでも3kmほどあります。
とても歩いて買い出しに行く気にはなれない距離ですから、ヒッシーさんの車に同乗させていただきました。
明日が早いヒッシーさんは帰って来てからはすぐに自分の部屋にとじこもってしまいました。
魚釣りと言うのはかなり体力を使うんですね。それからほどなくして眠ってしまったようです。
そう言う文吉も弁当などを部屋で食べて、三人で雑談している内にあくびがでてきたので、先に寝袋にくるまってしまいました。
【本日の記録】
走行距離 066Km 通算 704Km
給油 00.00L 通算 23.05L
つづく・・・
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コメントありがとうございます。
ヒッシーさんは本当に良い人でした。
お前にも合わせたかったなあ。
あの人がいなかったら、本当につまんない窮屈なへやすまいだったと思うよ。
感謝です。
どこでも、バイクに乗っている人はバイクの話になると盛り上るね。なんか良いよね。
釣り人ヒッシーさん、いいひとですねえ。
コメントありがとうございます。
ありがたいお言葉本当に身に沁みて感じ入っております。
たしかに、神はいつも文吉のそばにいて見守ってくれているのです。文吉はクリスチャンではありませんが。
ただ、スペイシさんは認識違いをされているようですが、文吉は定年になったわけではありません。
まだ定年までは3年も若いんです。
会社が「辞めたい日とこの指とまれ」というので、飛びついただけです。
今後の文吉を語る上で、ここのところは重要なので、良くご理解ください。