文吉のバイクってます。

文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

140611日本一周ツーリング第3ブロック 第03日目

2014-06-27 | ツーリング
昨日は苫小牧に午後到着したので、とにかく札幌まで行くだけで終わってしまいました。
でも、今日は文吉が一番行きたかった日本のてっぺんまで行ってきましたよ。


2014年06月11日(水)曇りのち晴れのち雨

今回の北海道はずっと雨に祟られたわけですけど、ときには晴れ間もほんの少し見えたんですよ。
あとで分析してわかったことなんですが、どうやら文吉がバイクを降りて見物やら何かの行動をしているときは雨が止んでいるんですね。
いつも降られるのは走っているときか、寝ているときばかり。それはなぜか、不思議です。
この世の中には科学ではまだ解明できないこともいっぱいあるんですね。

08:55(9849)
雨が止んでいる間に出発することにします。
パーキングに行くと、昨日の「族車」はもう、いませんでした。
念入りにSHADOW750jrのチェックをしましたが、どうやらイタズラされたような形跡はみつからず、ひとまず安心しました。
それにしても、たったの一晩、しかも雨ざらしで900円は高すぎないですか。

国道230号→国道337号→国道275号→当別町
道は限りなく直線が続き、カーブはほぼ直角です。

10:12(9883)
セルフ当別SSで給油します。
6.64L @164.8円 1094円
燃費 19.4Km/L いくらなんでも悪すぎですよね。

当別町→浦臼町

11:13(9923)
道の駅「つるぬま」でちょっと休憩します。
この時はお日様もでていて、湿度も高いので少し汗ばむくらいでした。
豆乳ソフトクリームが美味しかったです。



国道275号→国道233号

12:16(9960)
お腹も空いてきたので、「何か食べたいなあ」と思っていたらものすごくメルヘンチックな道の駅を発見しました。
道の駅「サンフラワー北竜」



温泉施設もあるのですが、食べるものに関してはいまいち文吉の食欲を満たせてくれそうに無くてすぐに出発しました。

12:58(9998)
留萌(ルモイ)到着。
札幌を出て、初めての「海」を見れました。
ここから、日本海沿いを延々と北上するわけです。
途中でであった地元のライダーに「留萌に行くなら美味しい店がある」と教えてもらったのですが、店の名前を失念してしまいました。
まあ良いか。とにかく港についたので、記念のパチリです。



13:22(10001)
走り出してふと気づきました。そう言えば、このSHADOW750jrは何と走行距離1万キロメートルを達成していたのです。
あわてて、道端に停めて記録の写真をパチリしました。本当は1万キロのキリの良いところの写真が撮りたかったなあ。
とにかく、このバイクは「留萌で1万キロ達成した」ことだけは頭の中に記録しておきます。



それにしてもどこまでもまっすぐな道です。地平線の向こうまでカーブが一つもありません。
すごいぞ国道232号。



13:55(10023)
どこまでも海沿いに走っていたら、何やら木造の大きな家が見えてきました。
道の駅「おびら鰊番屋(ニシンバンヤ)」です。



食堂に行くと、美味しそうな海鮮料理のメニューが揃っています。
ここはやっぱり「イクラ」でしょう。

【サケ親子丼定食/900円】


いやあ、量もたっぷりあって美味しかったなあ。

食べ終えて外に出てみたら、ポツポツ落ちてきました。
でも、まだまだ大丈夫でしょう。向こうには雲の間に晴れ間も見えています。

この辺は風が一年中吹いているので、風力発電用の風車がたくさんあります。



16:02(10093)
ただひたすらに直線の道を走っていたら、雨も本降りになってきました。
ここから先はカッパのお世話になります。もちろん、荷台のバッグにもカバーをかぶせます。

天塩川を横切るために内陸に少し入って行くと、幌延から豊富士までバイパスが伸びています。
これは無料の高速道路といっても過言では無く、雨の中を他の車は100Km/h以上でビュンビュン飛ばしていきます。
そうなると文吉も負けてはいません。まわりの車に合わせるようにして飛ばしました。

国道40号

17:21(10182)
急に目の前が開けて、海が見えました。稚内(ワッカナイ)です。
雨は強くて風も海岸線からまっすぐに、文吉目指して突き刺してきます。
スタンドを見つけたので、給油します。

ホクレン稚内給油所
10.34L @163円 1685円
燃費 28.9Km/L 伸びましたねえ。

さすがに今日はここまでだろう。頭の中ではもう一人の文吉が叫んでいるのです。
でも、文吉はアクセルを緩めることを潔しとしませんでした。
ここまで来たんだから、あと少し。あと少しでテッペンだ。
口の中に入る雨粒を飲みながら大声で叫んでは前に進みました。

17:55(10211)
宗谷岬到着。ついに日本最北端の地にやって来ました。
文吉の思いが天に届いたのか、この時、雨はやみました。

とにかく、今のうちに記念写真を撮ろうと後ろのバッグに被せてあるカバーをはずしました。
そのときです。海からの強い風が突然吹いて来て、カバーをまるで結び目をほどいた風船のように飛ばしていったのです。
その後山側のかなたに飛んで行ったカバーは二度と戻って来ませんでした。

とりあえずカメラを出してパチリ。パチリです。








お土産屋さんに入って、絵葉書やバター飴を記念に買ってから今日の宿を探します。
お土産屋さんの情報ではこのすぐ先に民宿が数件あるとの話でした。

それならともう少し足を延ばしてみました。その判断は結局間違いでした。
雨がどんどんひどくなってきたのです。

雨宿りできる場所を見つけて、例のアプリで検索しました。条件は昨日と同じです。

出てきたのはすべて稚内のホテルでした。
しかたない、引き返そう。なあに、土砂降りの中でも30分で戻れるさ。

20:00(10247)
稚内のホテル「御国(ミクニ)」到着。
昨日のホテルに比べたらホテルと言うより純国産風の旅館です。
料金はじゃらんの会員価格で4860円をカード決済されます。
別に温泉の風呂代を100円徴収されました。

部屋を確保したら、お腹を満たすために外に出ました。
実はこのホテルのすぐそばに「すき家」を発見していたので、迷わず入りました。

【牛皿定食/453円】


雨はまだ激しく降っています。
お腹がふくれたところで部屋に戻って、温泉につかって眠ることができました。






【本日の記録】

走行距離  398Km  通算 638Km
給油 16.98L  通算 23.05L





  つづく・・・




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4 コメント

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まるで、まんが (スペイシokmrです)
2014-06-27 16:34:28
宗谷岬…そうや、風が強いぞと岬の番人の吐息で、ザックカバーが吹き飛ばされましたとさ…金持ちの、文吉さんの財布のマンサツが吹き飛ばされたとなったら、コントみたいたですけど、最北端の旅情たっぷりですが、稚内駅構内にも、最北端のレールがありますよ~稚内港の防波堤ドームも凄いんですけどね…やっぱ、初めての時は、岬へ行っちゃうですね!?
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真実は小説より奇なり (文吉)
2014-06-28 08:32:27
スペイシokmrですさん
コメントありがとうございます。
本当に漫画のような世界でした。ただ、スペイシさんと文吉の大きな認識の違いは、文吉は決してお金持ちじゃないので、財布の中身はいつも硬貨ばかりで重いので吹き飛ばされません。
最北端のレールは風雨のなかでチラッと看板を見ましたがその時はまったく眼中になかったです。
とにかく早く宿にたどり着きたかったから。
やっぱり、初めての時は岬へ行っちゃいますって。

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”何か意味が” (もっちゃん)
2014-06-29 13:43:05
10000km走破、おめでとう。
北海道の留萌で記録したことに何か意味があるのでしょうか。
それにしても北海道の道の駅は何か独特な感じがするなあ。
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大いにあるのです (文吉)
2014-07-25 09:38:39
ポン吉
コメントありがとうございます。
留萌で1万キロメートルを達成したというのは大きな意味があるんです。

これが、埼玉の川越街道あたりだったら、記憶にも記録にも残りませんよね。
少なくとも、文吉はそのためにブログを1ページさこうとは思いません。

これが、北海道だから、留萌だから記憶と記録にとどめておけるんです。

これからこのSHADOW750jrのオドメーターを見るたびに、この日の感動を思い起こすことでしょう。

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