110504【番外編】文吉の闘傷生活008

居直ったときの人間と言うのは結構強いものです。文吉にとってこのベッドの上と言うものが生活のほとんどとなったわけです。あとは腹を決めて今をエンジョイしたいものです。

そのために何が必要か。文吉は「食事とコミュニケーション」だと知りました。



2011年05月04日（水）晴れ

04:35
起床しました。
何でこんなに早起きかというと、このブログの続きを早く書きたかったのです。
いわゆる朝飯前というか、気になったら目が覚めたと言うか。
昨夜はなかなか寝付けなくて、音楽をイヤホンで聴いたり、ブログの下書きをしたりしていつ寝たのか覚えていないくらいです。

そんなこんなで、６時前に出来上がってアップすることができました。

今日は気分的に少し鬱状態になっているのか、その後の気分があまりよろしくありません。
とりあえず、ストレッチだけはしっかり続けていこうと左足のあげさげを寝たままで繰り返します。
でも、なんか身体が重くてだるい。
昨日のリハビリと自主トレが少しオーバーワークだったのでしょうか。
そんなことを考えながら目を閉じると、いつの間にか眠っていたようです。
看護士さんに名前を呼ばれて目を覚ましました。

二度寝したおかげで身体に元気が湧いてきました。どうやら寝不足だったようです。
看護士さんが朝食を運んでくれます。



今日は朝から和食ですね。美味しく完食できました。



今日はリハビリの先生がお休みなので、自主トレだけで自分を成長させないといけません。
ベッドに腰掛けて足を宙ぶらりんにして、引き上げたり、持ち上げたりのストレッチを繰り返します。

松葉杖をついて、廊下を行ったり来たりします。

隣のホーネットさんがPCを立ち上げていますので、了解を得て二人の間仕切りになっているカーテンをめくって、見せてもらいました。
なんと、PCは文吉と同じASUSです。
通信手段もe-モバイルの最新の型でした。

お昼ご飯の時間になったのでしっかり食べます。



うどんも美味しいですね。もちろん完食です。



午後の空き時間もホーネット氏とたわいも無いおしゃべりをして過ごします。
５／２に、はす向かいのベッドに新しい人がはいってきたのですが、中々の重症のようで、一日中寝たきりの状態です。
夜と言い、昼間と言い、四六時中いびきが聞こえます。
二人の会話がうるさくて差しさわりが無いか気になります。

昼寝をしていたら、会社の後輩が見舞いに来てくれました。
そう言えば、三日ほど前に電話があって、奥さんと二人で来るようなことを言ってました。
しかし、奥さんは風邪気味とかで今日は遠慮されたそうです。残念。

何にしろ、退屈な入院患者にとって、お見舞いに来てくれるのは嬉しいものです。
会社の様子や、個人的に抱えている問題などいろいろ話し、ころあいをみて帰って行きました。

その後は自分で松葉杖を出して廊下を歩いてみます。
だいぶんしっかりと歩けるようになりました。

夕食の時間になって文吉の食事が運ばれてきた頃に、妻と娘が見舞いに来てくれました。
娘は他の病院で医療事務の仕事をしているだけに、かなり専門的な観察をしていきます。
また、事務手続き等の裏技などを教えてくれました。



これもちゃんと完食です。



先日の息子の大福と言い、娘の事務能力といい、本当に頼もしく感じられました。
父親の背中を見て、そっぽ向いて育ってくれて子供達。文吉は幸せ者です。

どなたか、こんな娘をもらってくれる方はいませんかね。
贅沢は言いません。
年収500万以上で、身長１７０ｃｍ以上で、ハンサムなら文句は言いません。
そうそう、結婚したら、文吉に可愛い孫の顔をすぐに見せてくれることは絶対条件です。

19:30
もっちゃんに電話したら、やっぱり暇をもてあまして、ゴロゴロしています。
本当に進歩の無い男です。
しかたないので、チャットで少し遊んでやります。

「せっかくのGWだから何処か行って来いよ。」
としつこく言ってたら、しぶしぶ明日は自宅から近いところへ行ってみるそうです。

21:00
消灯の時間になりました。
チャットも打ち切って、眠ることにします。

でも、こんな時間にどうやって寝ていいのか分かりません。
目をつぶってじっとしていると、いつの間にか眠ったようです。

・・・つづく






**************************************************************************

「自分に何かできることはないか？」

もし、あなたが被災地の方々へ一言、励ましのメッセージを送りたいと思ったら
ここをクリックしてください。
きっとあなたの思いが届きます。

　　東北方面地震の被災者の方々へ心よりお悔やみ申し上げます






【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。

人気blogランキングへ