だんだん文吉のストレスもたまって来たみたいですね。本来、アウトドア派を自認しているのに毎日毎日四方をカーテンで囲まれたベッドの中だけの生活ですから。
「贅沢言うな、お前よりもっと重症の人や震災被災の方たちはもっとつらいんだぞ」
と言われそうですね。 シュン。。。
2011年05月03日(火)曇りのち雨
05:35
起床しました。
窓の外がどうなっているのか分からないのですが、風が強いらしく窓をドンドンとたたいています。
この時期の風は「薫風」というのでしょうね。
「窓を開けて部屋の中に入れてよ」って言ってるみたいです。
でも、大陸からの黄砂もすごいらしく、病院の窓はかたくなに閉ざされています。
文吉は隣の人に気づかれないように、ベッドの上でストレッチを繰り返します。
やがて、うっすらと汗がでてきたころにやってきたのが待ち遠しい朝食です。
もちろん完食です。
10:20
ベッドで退屈していると、看護士さんが呼びに来ました。
「予定に入っていなかったのですが、リハビリの先生に時間ができた」とのことです。
二つ返事で文吉は飛び起きました。
リハビリ室にいくと、あの若い先生の姿が見えません。
入口のところにいた美人の女医さんに尋ねたら、「今日は私が担当します」とのこと。
文吉のアドレナリンが一気に上昇しました。
でも、やることは厳しいですよ。
前にも書いた平行棒で、今の文吉の能力をチェックします。
これはさほど難しくは無いので次に進みます。
幅50cmくらいの長さの線を床に引いて、その両端に松葉杖をつきます。
松葉杖を軸にして右足で向こうにステップして一呼吸してバックステップで元に戻る運動を繰り返します。
これは思ったよりきつい。
健常者でもケンケンで前に進むことはよくあると思いますが、ケンケンのバックはあまり経験無いと思います。
試してみると面白いかもしれませんよ。
普段使わない筋肉が目いっぱい使われます。
次に廊下に出て、約30mの距離を往復しました。
このころには文吉はかなり疲れが出ており、息がハーハーです。
待合室のベンチで少し休憩して、ストレッチを指導されます。
右足だけでなく、左足もずっと持ち上げた状態なのでパンパンになっています。
椅子に座ったままで、左足の太ももを胸のところまで挙げてゆっくり戻す。を10回。
そのまま左足を伸ばしたまま床から椅子の高さまでゆっくり挙げて戻す。を10回。
これで1クールで2クールやってお終い。
いやあ、朝からいい汗かきました。
女医さんにこれからも自主トレをしっかりやって、早く一人歩きできるように励まされてベッドに戻ってきました。
おかげさまでお昼ご飯も美味しくいただけました。
もちろん完食。
午後になると、ポッカリ空き時間が発生します。
廊下の掲示板に一週間分の食事のメニューが張り出してあるのを発見しました。
これは病院食事愛好家の文吉(いつからだよ)としましては押さえておきたい一枚ですね。
ベッドにもどっても眠くも無いし、読む雑誌も無いし、というわけでもっちゃんに電話しました。
やっぱり思ったとおりです。
デブ症、いや出不精の彼は家で暇そうにゴロゴロしています。
さっそく彼の暇つぶしを解消してやることにしました。
チャットでもっちゃんと繋がると、例によって筆談開始です。
そこへ、お隣のホーネット氏のところに若者が二人お見舞いに来ました。
ノートPCを持参してくれたようで、三人でネットにつなげて喜んでいるのがわかります。
良かったですねえ、目的はともかく入院患者にとってネットができる環境と言うのは本当に助かります。
いいですか皆さん、これから誰かのお見舞いに行くときは、この辺の心遣いって大事ですよ。
文吉の場合は運良く、自前のPCを事故のときもバッグの中に持ち歩いていたんですけどね。
もっちゃんと会話した内容につきましては、本当にたわいも無いことなのでここは省略します。
やがて点滴の時間になって、打ち切りました。
ちなみにあの憂鬱な点滴はこれが最後とのこと。やったね。
病院側から見たら、文吉の状態は本当に大した患者ではなく、わがまま小僧にしか写らないと思います。
そのせいでしょうか、愛用のベッド用テーブルが撤去されました。
もっと重症の方に回されるとのことです。
あれって結構便利なんですよ。
お別れの前に一枚撮っておきます。
安く売ってたら自宅のベッドにもひとつ欲しい一品です。
夕食の時間になりました。
本当の本当に食事だけが楽しみの文吉です。
なんでも美味しくいただきま~す。
中には半分も食べれない患者さんもいるみたいです。つらいだろうなって思います。
もちろん、文吉は完食しました。
退屈な夜をどうやって過ごすかが、最大の悩み事な分けですが、幸いかなお隣のホーネット氏も同様のようです。
カーテンを一枚隔てての間柄なので、話しかけると、気さくに応えてくれました。
後は消灯の時間までたわいないお話しをして過ごすことができました。
尊敬する政治家が田中角栄というのは文吉と同じです。
意外なところで共通点があるもんですね。
・・・つづく
**************************************************************************
「自分に何かできることはないか?」
もし、あなたが被災地の方々へ一言、励ましのメッセージを送りたいと思ったら
ここをクリックしてください。
きっとあなたの思いが届きます。
東北方面地震の被災者の方々へ心よりお悔やみ申し上げます
【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
人気blogランキングへ
「贅沢言うな、お前よりもっと重症の人や震災被災の方たちはもっとつらいんだぞ」
と言われそうですね。 シュン。。。
2011年05月03日(火)曇りのち雨
05:35
起床しました。
窓の外がどうなっているのか分からないのですが、風が強いらしく窓をドンドンとたたいています。
この時期の風は「薫風」というのでしょうね。
「窓を開けて部屋の中に入れてよ」って言ってるみたいです。
でも、大陸からの黄砂もすごいらしく、病院の窓はかたくなに閉ざされています。
文吉は隣の人に気づかれないように、ベッドの上でストレッチを繰り返します。
やがて、うっすらと汗がでてきたころにやってきたのが待ち遠しい朝食です。
もちろん完食です。
10:20
ベッドで退屈していると、看護士さんが呼びに来ました。
「予定に入っていなかったのですが、リハビリの先生に時間ができた」とのことです。
二つ返事で文吉は飛び起きました。
リハビリ室にいくと、あの若い先生の姿が見えません。
入口のところにいた美人の女医さんに尋ねたら、「今日は私が担当します」とのこと。
文吉のアドレナリンが一気に上昇しました。
でも、やることは厳しいですよ。
前にも書いた平行棒で、今の文吉の能力をチェックします。
これはさほど難しくは無いので次に進みます。
幅50cmくらいの長さの線を床に引いて、その両端に松葉杖をつきます。
松葉杖を軸にして右足で向こうにステップして一呼吸してバックステップで元に戻る運動を繰り返します。
これは思ったよりきつい。
健常者でもケンケンで前に進むことはよくあると思いますが、ケンケンのバックはあまり経験無いと思います。
試してみると面白いかもしれませんよ。
普段使わない筋肉が目いっぱい使われます。
次に廊下に出て、約30mの距離を往復しました。
このころには文吉はかなり疲れが出ており、息がハーハーです。
待合室のベンチで少し休憩して、ストレッチを指導されます。
右足だけでなく、左足もずっと持ち上げた状態なのでパンパンになっています。
椅子に座ったままで、左足の太ももを胸のところまで挙げてゆっくり戻す。を10回。
そのまま左足を伸ばしたまま床から椅子の高さまでゆっくり挙げて戻す。を10回。
これで1クールで2クールやってお終い。
いやあ、朝からいい汗かきました。
女医さんにこれからも自主トレをしっかりやって、早く一人歩きできるように励まされてベッドに戻ってきました。
おかげさまでお昼ご飯も美味しくいただけました。
もちろん完食。
午後になると、ポッカリ空き時間が発生します。
廊下の掲示板に一週間分の食事のメニューが張り出してあるのを発見しました。
これは病院食事愛好家の文吉(いつからだよ)としましては押さえておきたい一枚ですね。
ベッドにもどっても眠くも無いし、読む雑誌も無いし、というわけでもっちゃんに電話しました。
やっぱり思ったとおりです。
デブ症、いや出不精の彼は家で暇そうにゴロゴロしています。
さっそく彼の暇つぶしを解消してやることにしました。
チャットでもっちゃんと繋がると、例によって筆談開始です。
そこへ、お隣のホーネット氏のところに若者が二人お見舞いに来ました。
ノートPCを持参してくれたようで、三人でネットにつなげて喜んでいるのがわかります。
良かったですねえ、目的はともかく入院患者にとってネットができる環境と言うのは本当に助かります。
いいですか皆さん、これから誰かのお見舞いに行くときは、この辺の心遣いって大事ですよ。
文吉の場合は運良く、自前のPCを事故のときもバッグの中に持ち歩いていたんですけどね。
もっちゃんと会話した内容につきましては、本当にたわいも無いことなのでここは省略します。
やがて点滴の時間になって、打ち切りました。
ちなみにあの憂鬱な点滴はこれが最後とのこと。やったね。
病院側から見たら、文吉の状態は本当に大した患者ではなく、わがまま小僧にしか写らないと思います。
そのせいでしょうか、愛用のベッド用テーブルが撤去されました。
もっと重症の方に回されるとのことです。
あれって結構便利なんですよ。
お別れの前に一枚撮っておきます。
安く売ってたら自宅のベッドにもひとつ欲しい一品です。
夕食の時間になりました。
本当の本当に食事だけが楽しみの文吉です。
なんでも美味しくいただきま~す。
中には半分も食べれない患者さんもいるみたいです。つらいだろうなって思います。
もちろん、文吉は完食しました。
退屈な夜をどうやって過ごすかが、最大の悩み事な分けですが、幸いかなお隣のホーネット氏も同様のようです。
カーテンを一枚隔てての間柄なので、話しかけると、気さくに応えてくれました。
後は消灯の時間までたわいないお話しをして過ごすことができました。
尊敬する政治家が田中角栄というのは文吉と同じです。
意外なところで共通点があるもんですね。
・・・つづく
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もし、あなたが被災地の方々へ一言、励ましのメッセージを送りたいと思ったら
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東北方面地震の被災者の方々へ心よりお悔やみ申し上げます
【文吉からのお願い】
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入院生活も楽しんでいる様子ですが?
足の骨は折れてても病院の方々に迷惑をかけて「骨の折れる患者」と言われないようにして下さいよ!
4月29日の六郷土手での「長崎凧(はた)揚げ」は適度な風が吹いて絶好のコンディションでした。当日は自分も早めに(8時30分頃)会場に着いたのですが、文吉さんの友人の「もっちゃん」は既に来られてました。
怪我をした文吉さんの代理で同窓会の荷物を運んでくれたとか・・・・
もっちゃん、ありがとうございました!
あ、間違えました。
”さかもとさん”、ご丁寧に有り難うございます。 大きい声ではいえませんが文吉君、看護婦さんの間では、既に”骨の折れる患者に”になりつつあるとかないとか・・・。
そんなことより、
さかもとさん、こちらこそ、感謝しています。
いつでも、どこででも、気を使っていただいたり、優しい言葉を掛けていだだいたり、ホントに、ホントにに感謝しています。
とても、”あの”文吉君の知り合いとは思えません。
くれぐれも、優しくて、良い人達であります、他の同窓会の方々にも、宜しくお伝えください。
また、お会いできる事を心から楽しみにしております。
ご丁寧にありがとうございます。
ふつつかなもっちゃんではありますが、皆様の温かい心配りもありまして、何とか「初めてのお使い」ができたようです。
すでに、人間界で拾われて50数年たったタヌキではありますが、やっと飼い主の言うことが理解できるところまでやってきました。
これからも末永く皆様に愛される愛玩動物として生きていけますようよろしくお願い申し上げます。
小生は日々精進怠ることなく、社会復帰へ向けてリハビリを続けております。
ただ、もっちゃんが見舞いに来るときは女性看護士さん目当てのため、飼い主として困ることがあります。
もう少ししつけが必要かと思っております。
次回の幹事会にはまだ出席できませんが、皆様にもヨロシクお伝えいただきますようお願い王仕上げます。
いつもありがとうね。心より感謝しています。
ただ、文吉とさかもと先輩を間違えるなんて、あまりにも恐れ多く、罰当たりなことですよ。
それから、もっちゃんがまだ人間界の流れについていけないことは知っていますが、現代用語では「看護婦」という言葉は使いません。
男女平等の世の中ですから、「看護士」というんですよ。
それから<くれぐれも、優しくて、良い人達であります>という使い回しもどうかと思われます。
まあ、別に訂正文を載せてあやまれとか、そこまでは言いませんが、普通の人間として生きて生きたいのであれば、日本語の勉強は日々怠ることなく続けていきましょうね。
難しいかもしれませんが、文吉が応援しますので、頑張ってください。
文吉は毎日、目覚めたら一応はこのブログのランキングをチェックしに行きます。
そしたら、今日のランキングはなんと17位になっておりました。
今までの記録は
2011年02月07日10:40 「房総半島一周ツーリング」15位
でしたので、追いつき、追い越さんばかりの勢いです。
これもひとえに皆様の温かいご支援の賜物と感謝いたします。
別にランキングがあがったからと言って一円でももらえるわけではありませんが、
文吉にとってこのブログを続けていく上で、大きな「はげみ」になっております。
この場所を利用しまして、皆様に御礼と感謝を申し上げさせていただきます。
本当にありがとうございます。これからも末永く本ブログを覗きに来ていただけますようよろしくお願い申し上げます。
いつも、親切で解り易いご指導、有り難うございます。
どれだけ私の成長の糧となっているか計り知れません。
本当に有り難うございます。
先日の、さかもとさんはじめ、他の先輩方とお会いする事が出来た、「凧上げ大会」で、皆さんが文吉君を誤解して、いや、理解して、仰
っていましたが、”文吉君は、真面目で控えめで、いい奴だ”と。
其れを聞いて私は、嬉しく、友人としてとても鼻高々でした。
なのに、とても悲しいです。
文吉君は、もしかして”打たれ弱い”のですか。
心から心配している友人を”タヌキ”呼ばわりしたり、”愛玩動物”扱いしたり、
生まれてこの方、私は友達をそんな風にいったことがありません。
そんな言い方をする文吉君に、きっと義に篤い、諸先輩も驚いている事だと思いますよ。
その上、「看護婦は死語」なの、「言い回し」がどうとか、先輩方が普段使っている言葉を”あえて”使って、親近感を醸し出そうとした
のに。重箱の隅をつつくような言い方をするなんて、とても信じられません。
こんなことでは、日々精進して、ケガが直ったとしても、とても社会復帰なんかできません。
折角、ランキングも17位まであがってきたというのに・・・・・。
でも、大丈夫。(ですよね。)
私は文吉君を信じています。
次回には、先輩方が言うような「真面目で控えめな」文吉君にもどっていることを。
PCに電源を入れました。
新座志木に入院中は大変お世話になりました
私も、明日からリハビリ開始です
事故とは無縁と思っていた文吉さんが入院と知り驚きました。
行動派の文吉さんにとっては退屈な闘傷生活と思いますが、ゆっくり治療してください。
そして完治したらまた楽しい報告を期待しています。
なんとも長いドライブ、昨日も六日市インターから自宅まで8時間、車はだめです。
バイクなら早いのですが、家内が一緒なので。
また10日後に義母を津和野に送って行きます。今回は白浜のパンダに会いたいリクエストに答えてお送ります。
1000円高速も今月で終わり、ああ急がし。
どんどん走らなきゃ、文吉さん、残念ですね。
ではまた。
ごめんね。君をこんなに苦しめていたとは。
文吉は自分ひとりが怪我して、
みんなは健康でGWを楽しんでいるんだろうなってすこしねたんでいたかもしれません。
すっかり君の事を忘れていました。
世の中には上もいるけど、下もいっぱいいるんだなって思いました。
世間の人が素直に文吉のことを評価しているのに、それを素直にとれない心の寂しさ、貧しさをわかってあげれなかったようです。
今は寝たきりの文吉ですが、元気になったらいっぱい遊んであげるからね。
いまきみにいちばん必要なのは、人のぬくもりだったんですね。
大丈夫。君は元気にいきていけるよ。
これからは文吉も飼い主としての自覚をしっかりもって、しつけていくからね。