いよいよ二日目になりました。文吉の地道な水源調査は続きます。
2012年09月16日(日)晴れ
04:20
起床
同じ朝でも小鳥のさえずりで目覚めるっていうのは最高の起き方ですね。
まだ周りは薄暗いのに、早起きの小鳥たちに起こされました。
それでは、さっそく朝食の準備をします。
昨夜の「土鍋炊飯」が文吉的には大好評だったので、今朝も土鍋で炊飯します。
起きて真っ先にご飯を炊くことを「スイハンソッセン」といいます。嘘で~す。
でも、土鍋ご飯が美味しいのは本当の話ですよ。
「鰯の味噌煮缶詰」、「ツナ缶詰」をご飯にちょっと添えるだけで、何倍でもお代わりできそうです。
おかげで、少々食べ過ぎましたね。お腹がパンパンです。緑茶もうまい。
一息ついたら、やっぱり朝はコーヒーですね。これまた旨い。
テントの周りを散策してみます。
ブナやケヤキの原生林が生い茂って、マイナスイオンがたっぷり入った水が生まれてきます。
この生まれたばかりの水を手ですくって、少し口に含んでみます。
これこそ、「本当の水」ですね。
日本の国に生まれてきて良かった。
生まれたての水は冷たくてとってもまろやかな味がします。
でも、ここの水は自己責任で飲んでくださいね。あとでお腹をこわしても当局はいっさい関与しません。
07:25
テントをたたんで出発します。
こんなに早く出発するのには、わけがあります。
昨日の午後から家族との一切の連絡が途絶えたままの状態です。
妻は心配で一睡もできなかったんじゃないかとこちらが心配になってきました。
はやいところ、携帯の繋がるところまで降りたいと思います。
08:25
奈良俣ダム到着。
ここの高さは前回説明したので覚えていますよね。
忘れた人のためにヒントを出しておきますね。
文吉の身長は5.15ft.って前回言いましたよね。ちょうどこのダムは文吉の身長の百倍です。
ね、簡単でしょ。
バイクを適当な場所に止めた瞬間に、文吉の携帯がけたたましく鳴り出しました。
妻からの電話です。
案の定、かなり怒っています。
でも、無事なのを知ると機嫌を直してくれました。
これからの予定は「吹割の滝を見物して帰るだけ」というと、急いで事故でも起こしたら大変だから「ゆっくり帰ってきなさい」
との優しいお言葉をいただきました。
ダム入り口から入っていくと、はは~ん。こんな状況だったんですね。
水源で生まれた水や雨水の蓄積などでダム湖は成り立つわけですけど、思っていた以上に水位が低いですね。
やっぱり吸水制限はやむを得ないでしょう。
ここまでは、携帯が通じるようにと思って、とにかく下ってきました。
念のために地図で確認してみると、吹割の滝は県道63号をまたもどって、源流を通過して反対側に山越えした方がはるかに近いことがわかりました。
そうは言っても、グニャグニャの道をただひたすらに登って降りるのはけっこう緊張しましたね。
こんな時はオフ車が羨ましくなります。
10:35
長い下りを終えて国道401号に乗っかったところで、道幅も少し広くなりました。
「尾瀬市場」到着。
やっと、人間の生活空間に来た感じです。
このとき、文吉は大きな失敗に気がつきました。
いくらポケットをまさぐっても「財布」が無いのです。
文吉が動くと何かが起きる。また今回もとんでもないハプニングが予想された瞬間です。最悪、また水源の森に引き返さなくてはならないのか。
覚えているのはテントの中で財布をズボンの後ろポケットに入れたままだと寝ずらいので、バッグに仕舞ったということです。
そのバッグは、トップケースの中です。
トップケースにはテントをのせて、網と荷ひもで厳重にくくりつけています。
仕方がないので、いったんひもをほどいてテントをおろしてからトップケースをあけました。
やはり文吉の推理は的中しました。バッグの中に財布が鎮座しております。
安心したので早速出発です。
鎌田というところで国道120号に合流します。
この道は日光の方から続いてきており、「日本ロマンチック街道」と名がついています。
10:50(70931)
「吹割の滝」到着。
ここには「龍宮の湯」という有名な露天風呂があります。
駐車場にはいると、一人のおじいさんがやってきて駐輪代のお金をせびっています。
「車の枠にいれると500円だけど隅っこの空いてる所なら100円だよ」
まあ100円なら安いですね。
「龍宮の湯」に入ろうと思っていたので、そこに一番近い駐車場はどこか尋ねたら。
「あそこは、もうつぶれたよ。実は俺が社長だったんだ」
元社長は気さくに話してくれました。
ほんとかいな?
「龍宮の湯」の看板は最近できたばっかりみたいにきれいなのに。
とにかくお風呂はあきらめるしかないですね。
わりと急な階段を下りて河原に行くと、目の前に広がるのは異様な光景。
「吹割りの滝」にきたのはこれで3度目ですが、今回が一番見応えのある滝になっています。
岩と岩の隙間になだれ込む水は実に爽快で目と心を奪ってくれます。
十分景観を楽しんだら、おなかが空きました。
やっぱり、群馬は蕎麦ですね。
ぶっかけ蕎麦900円。
なかなか美味しくいただきました。
それではもう、思い残すことはありません。帰路に就きますか。
12:35(70954)
関越道路「沼田IC」から高速走行に切り替えます。
12:45(70959)
「赤城公園P」でちょっと休憩。
13:22(71004)
「上里SA」でトイレのために休憩。
14:30(71046)
「高坂SA」でまたもや休憩。
お腹がすいたので、カツ丼 520円をいただきます。
15:49(71068)
三芳SAのスマート出口から高速を降ります。 1400円
18:05(71093)
いつものスタンドに到着しました。
GS 12.63L @143 1806円
燃費 22.6KM/L ふつうですね。
18:19(71094)
自宅到着。
本日の走行距離 233Km
総走行距離 536Km
ああ、そうそう。
水源調査のことですが、実は学会に論文を発表しようかどうか迷っていました。
でも、文吉は「生涯旅人」です。名誉欲や金銭欲はありません。
だから、今、このブログで発表しますね。
とはいっても、このブログの読者のほとんどの方は素人さんでしょうから、長い論文を読むことには慣れていないでしょうね。
そんなわけで、簡潔に発表します。
では、ジャジャ~ン!!
「水は限りある資源です。大切に使いましょう」
ご静聴ありがとうございました。
おしまい。
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【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
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2012年09月16日(日)晴れ
04:20
起床
同じ朝でも小鳥のさえずりで目覚めるっていうのは最高の起き方ですね。
まだ周りは薄暗いのに、早起きの小鳥たちに起こされました。
それでは、さっそく朝食の準備をします。
昨夜の「土鍋炊飯」が文吉的には大好評だったので、今朝も土鍋で炊飯します。
起きて真っ先にご飯を炊くことを「スイハンソッセン」といいます。嘘で~す。
でも、土鍋ご飯が美味しいのは本当の話ですよ。
「鰯の味噌煮缶詰」、「ツナ缶詰」をご飯にちょっと添えるだけで、何倍でもお代わりできそうです。
おかげで、少々食べ過ぎましたね。お腹がパンパンです。緑茶もうまい。
一息ついたら、やっぱり朝はコーヒーですね。これまた旨い。
テントの周りを散策してみます。
ブナやケヤキの原生林が生い茂って、マイナスイオンがたっぷり入った水が生まれてきます。
この生まれたばかりの水を手ですくって、少し口に含んでみます。
これこそ、「本当の水」ですね。
日本の国に生まれてきて良かった。
生まれたての水は冷たくてとってもまろやかな味がします。
でも、ここの水は自己責任で飲んでくださいね。あとでお腹をこわしても当局はいっさい関与しません。
07:25
テントをたたんで出発します。
こんなに早く出発するのには、わけがあります。
昨日の午後から家族との一切の連絡が途絶えたままの状態です。
妻は心配で一睡もできなかったんじゃないかとこちらが心配になってきました。
はやいところ、携帯の繋がるところまで降りたいと思います。
08:25
奈良俣ダム到着。
ここの高さは前回説明したので覚えていますよね。
忘れた人のためにヒントを出しておきますね。
文吉の身長は5.15ft.って前回言いましたよね。ちょうどこのダムは文吉の身長の百倍です。
ね、簡単でしょ。
バイクを適当な場所に止めた瞬間に、文吉の携帯がけたたましく鳴り出しました。
妻からの電話です。
案の定、かなり怒っています。
でも、無事なのを知ると機嫌を直してくれました。
これからの予定は「吹割の滝を見物して帰るだけ」というと、急いで事故でも起こしたら大変だから「ゆっくり帰ってきなさい」
との優しいお言葉をいただきました。
ダム入り口から入っていくと、はは~ん。こんな状況だったんですね。
水源で生まれた水や雨水の蓄積などでダム湖は成り立つわけですけど、思っていた以上に水位が低いですね。
やっぱり吸水制限はやむを得ないでしょう。
ここまでは、携帯が通じるようにと思って、とにかく下ってきました。
念のために地図で確認してみると、吹割の滝は県道63号をまたもどって、源流を通過して反対側に山越えした方がはるかに近いことがわかりました。
そうは言っても、グニャグニャの道をただひたすらに登って降りるのはけっこう緊張しましたね。
こんな時はオフ車が羨ましくなります。
10:35
長い下りを終えて国道401号に乗っかったところで、道幅も少し広くなりました。
「尾瀬市場」到着。
やっと、人間の生活空間に来た感じです。
このとき、文吉は大きな失敗に気がつきました。
いくらポケットをまさぐっても「財布」が無いのです。
文吉が動くと何かが起きる。また今回もとんでもないハプニングが予想された瞬間です。最悪、また水源の森に引き返さなくてはならないのか。
覚えているのはテントの中で財布をズボンの後ろポケットに入れたままだと寝ずらいので、バッグに仕舞ったということです。
そのバッグは、トップケースの中です。
トップケースにはテントをのせて、網と荷ひもで厳重にくくりつけています。
仕方がないので、いったんひもをほどいてテントをおろしてからトップケースをあけました。
やはり文吉の推理は的中しました。バッグの中に財布が鎮座しております。
安心したので早速出発です。
鎌田というところで国道120号に合流します。
この道は日光の方から続いてきており、「日本ロマンチック街道」と名がついています。
10:50(70931)
「吹割の滝」到着。
ここには「龍宮の湯」という有名な露天風呂があります。
駐車場にはいると、一人のおじいさんがやってきて駐輪代のお金をせびっています。
「車の枠にいれると500円だけど隅っこの空いてる所なら100円だよ」
まあ100円なら安いですね。
「龍宮の湯」に入ろうと思っていたので、そこに一番近い駐車場はどこか尋ねたら。
「あそこは、もうつぶれたよ。実は俺が社長だったんだ」
元社長は気さくに話してくれました。
ほんとかいな?
「龍宮の湯」の看板は最近できたばっかりみたいにきれいなのに。
とにかくお風呂はあきらめるしかないですね。
わりと急な階段を下りて河原に行くと、目の前に広がるのは異様な光景。
「吹割りの滝」にきたのはこれで3度目ですが、今回が一番見応えのある滝になっています。
岩と岩の隙間になだれ込む水は実に爽快で目と心を奪ってくれます。
十分景観を楽しんだら、おなかが空きました。
やっぱり、群馬は蕎麦ですね。
ぶっかけ蕎麦900円。
なかなか美味しくいただきました。
それではもう、思い残すことはありません。帰路に就きますか。
12:35(70954)
関越道路「沼田IC」から高速走行に切り替えます。
12:45(70959)
「赤城公園P」でちょっと休憩。
13:22(71004)
「上里SA」でトイレのために休憩。
14:30(71046)
「高坂SA」でまたもや休憩。
お腹がすいたので、カツ丼 520円をいただきます。
15:49(71068)
三芳SAのスマート出口から高速を降ります。 1400円
18:05(71093)
いつものスタンドに到着しました。
GS 12.63L @143 1806円
燃費 22.6KM/L ふつうですね。
18:19(71094)
自宅到着。
本日の走行距離 233Km
総走行距離 536Km
ああ、そうそう。
水源調査のことですが、実は学会に論文を発表しようかどうか迷っていました。
でも、文吉は「生涯旅人」です。名誉欲や金銭欲はありません。
だから、今、このブログで発表しますね。
とはいっても、このブログの読者のほとんどの方は素人さんでしょうから、長い論文を読むことには慣れていないでしょうね。
そんなわけで、簡潔に発表します。
では、ジャジャ~ン!!
「水は限りある資源です。大切に使いましょう」
ご静聴ありがとうございました。
おしまい。
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【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
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なかなかいいカメラ、写真がしまってます。吹割りの滝、いいところですね!
さっそくのコメントありがとうございます。
どんなにやんちゃな文吉でも、しょせんは孫悟空と一緒で、観音様の手の平の上で遊んでいる程度です。
それもこれも、まあ、健康なうちだけでしょうけどン。
最近、文吉も疲れがたまりやすくなって、あと、何年バイクに乗れるのかなあと考えることがよくあります。
だから、今のこの瞬間を目いっぱい楽しみたいと思っています。
次はどこへ行こうかな?
お疲れ様。
文吉どんが調査結果を学会ではなくせっかくこのブログで発表したということに重きをおいて、限りある資源の水を大切に使っていきたいと思います。
にしても、
”最近、文吉も疲れがたまりやすくなって、あと、何年バイクに乗れるのかなあと考えることがよくあります。”なんて弱音ともとれる発言は文吉どんらしくありません。体が動かなくなったら、その時はそのときです。
君は”生涯旅人”なんだから。
土鍋やマグカップが好いと思ってたら キャンプの場所が
凄い!原始林の中ですか? シティボーイの暇~人は
真似 できません!(笑) 文吉さんも体は日々衰えてるのですから 眠眠打破を飲みながら 夜通し走るようなことは 控えてください!そうすればまだまだこれから です。 暇~人 は文吉さんの歳にはまだバイク乗ってませんでしたよ。
ありがたいお言葉の数々。本当に感謝いたします。
しかし、寄る年波には勝てないもので、最近はめっきり弱気になっています。
でも、今はまだまだ現役で乗れるので、ガンガン乗ってやるつもりです。
明日は明日の風が吹くってなもんです。
いつからシティボーイになったのか知りませんが、文吉の年にはバイクに乗っていなかったというのは驚きですね。
そうか、暇~人さんは本当に元気ですね。
老いとか披露という言葉とは全く縁のない人ですから、うらやましい限りです。
これからは暇~人さんを見習って、文吉も頑張らなくては。
ありがとうございます。
確実に来てますよ、目 耳 歯 悲しい現実です
それから冬になると首やら背中が 神経痛で(笑)
又病院と温泉の梯子の日々が・・・・ あーあ
あ それからシティボーイは昔からです 文吉さんが知らないだけです(笑)
やっぱり暇~人さんも人の子なんですね。
老人性の悩みをお持ちのようで。
昔は知りませんが、今の暇~人さんがシティーボーイというのは大きな間違いです。
シティーボーイには「都会風の(感覚を持つ)若者」と言う意味があるそうですから。
15年位前でしたかね。
一時はダムの貯水量がニュースを賑わせましたが一気に寒くなりライダーには迷惑だけど雨の日も多くなり危機は過ぎましたね。
コメントありがとうございます。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいますが、本当にお彼岸過ぎてから一気に寒くなりましたね。
まだ息を吐いても白くならないけど、文吉は少し風邪気味です。
今週末はちょっと休憩したいなあ。
来月になると、長崎ではおくんちが始まります。
今年は見に行きたいと思います。