文吉のバイクってます。

文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

140623日本一周「北海道、東北ツーリング編」第15日目

2014-07-23 | ツーリング
北海道からずっと下ってきましたが仙台をすぎたので、もう関東までは目と鼻の距離になってきました。
さあて、これからどこへ行こうかな。

天気予報によるとこれから本格的な梅雨になって、今日くらいから東北も雨もようとか。
ふーん。そんなの関係ねー。
文吉が行くからには晴れるんだよね。

2014年06月23日(月)晴れ

05:55(12887)
ラウンドワンのフリータイムは6時までなので荷物の整理をして、受付で2190円の支払いを済ませると外に出ないといけません。
本当は、もう少し寝ていたかったけど、追加料金を払いたくなかったので、無理やり起きました。

出がけに見ていたテレビの天気予報で気になることを言っていました。
今年の梅雨は長引きそうで、今日と明日は関東から東北にかけて雨模様だそうです。

念のために、文吉はカッパの上着だけ羽織って出発します。寒さ防止にもなりますしね。



でも、空を見たらどう見たって、あれは晴れる天気だよなあ。たしかに厚い雲がかぶさっているけど、向こうに茜色の空が続いています。

国道48号を西へ西へと進みます。だんだん傾斜がきつくなってきてかなり高い山を登っていることがわかります。
やがて関山峠を下りだしたところに「宮城県」と「山形県」の県境の標識がありました。
と、同時に濃い霧が発生しています。

上はカッパを来ていますが、下はジーパンのままなので、裾が濡れてきているのが走っていてもわかります。
寒さはそれほどありません。
これは一時的なものだから気にせずに走ってたらすぐにおさまるさ。

文吉の思った通りです。山を半分ほど下ったところで霧を脱出しました。とたんにパアッと明るい日差しです。

07:11(12945)
天童市に入って最初のスタンドがあったので入ります。
11.86L @165円 1959円
燃費 26.7Km/L いい感じで続いていますね。

天童市は将棋の駒で有名ですが、最近ではサクランボの産地としても有名になってきました。
街道の両側にはサクランボ狩りの看板が立ち並んでいます。

07:26(12951)
道の駅「天童温泉」到着。



さらにもう一つ。温泉も良いのがあるんですよ。

まだ、早すぎるので道の駅内の温泉施設は開いていませんが、「足湯」はどうやら24時間オーケーのようです。
すでに、3名のお年寄りが足をつけて語らっていました。
でも、かなり訛りがきつくて文吉には半分も理解できない有様です。
「ズーズー弁」とはよく言ったものですね。本当に文吉にはズーズーとしか聞き取れません。

それでも、文吉もジーパンの少し湿っぽい裾をめくりあげて足を突っ込みました。極楽ですねえ。
つい、ウトウトしそうです。おじいさんたちの意味不明の会話が子守唄のように耳にささやいてきます。



30分くらいはそうしていたでしょうか。気分も楽になったところで出発します。

天童市から山形市までは県道を細々と走って、黒沢から国道13号はかなり立派な道になります。
しかしここから先はアップダウンが激しくなり、かなり標高の高い峠越えをいくつもしていきます。

09:47(13027)
道の駅「たざわ なごみの郷」到着。

ずっと山道を走ってきたので、少し休憩します。
なんとなく、のどかな「峠の茶屋」てきな感じで癒される道の駅です。



なかにある地産地消の作物をながめているうちに、文吉の目を引き付けたものがありました。



文吉は日本人です。やっぱり、美味しいお米はこれからのキャンプ生活には必需品ですね。

まだ朝食をとっていない文吉は、お腹が空いたのでついでに何か食べようかと思ったのですが、食堂の準備ができいないようです。
やむなく出発して、国道121号をどんどん南に進みます。

10:10(13037)
「大峠」にさしかかると大きなトンネルがありました。
そして、そのトンネルの横には休憩施設がありました。意外と穴場です。

ちょっと回り込んではいってみるとトラックが二台休憩しています。
適度な木陰もあって、トイレも最新式で綺麗です。

空腹な文吉は手洗いの水を汲んできて遅い朝食を食べることにしました。
コンロでお湯を沸かすだけでできるカップ焼きそばは、簡単でこういうところで食べるのに最適な食事ですね。



一息ついたところで、一気にトンネルをくぐってひたすら走りこみます。
ちなみにトンネルの途中で福島県の県境がありました。



11:08(13079)
国道121号から県道7号をちょっと右側に行って、道の駅「磐梯」到着。

ここは大きくて近代的な道の駅です。
案内施設も整備されていて、今日の宿泊地探しの参考になりそうです。
この辺は、いわゆる「裏磐梯」にあたるところで、キャンプ場がいくつもあります。

値段はともかく、「湖畔のキャンプ場」を文吉はキーワードにして探しました。

国道121号を喜多方で左折して国道459号を檜原湖の下側から回り込むように走ります。

11:36(13090)
庄助キャンプ場到着。

近くに五色沼がある、綺麗なキャンプ場です。
管理人が意外と若く(文吉よりは)、ヤンキーっぽい格好にグラサンがキラリでちょっと引いちゃう感じです。
おまけにいきなり大きな犬が飛びつかんばかりに吠えているので、そうっと回れ右したくなります。
でも、応対はとても丁寧で、他にも若い夫婦のキャンパーもいたので、一日お世話になることにしました。1500円。

檜原湖のほとりにテントを設営して、一息入れます。
涼しい風が吹いて来て周りの緑も文吉を歓迎してくれます。



天気予報を信じてキャンプを選択しなかったら、こんな愉悦は味わえませんね。


13:50(13110)
買い出しにいきます。
キャンプ場から2Kmくらいいったところに、コンビニやホテルなどがいくつかある繁華な場所があります。
買い物ついでに、ひととおりバイクで冷かしながら流してみました。

いったんキャンプ場にもどって、米を研いで夕食の支度を簡単にしておいてからまた出かけます。

16:11(13126)
さきほど出かけたときに見つけておいた温泉施設にやって来ました。
「香の湯」です。

対応したおばさんが「どうしてここを知ったんですか?」と聞くので、「さっき走っていたら、偶然見つけたんです」と正直に答えました。
なんでそんなこと聞くのかな? って思いながら800円支払いました。
ついでに、そこにおいてあったパンフレット見て「しまった」と思ったんです。
そのパンフレットには100円引きのクーポンがついていたのでした。
道の駅「磐梯」にも同じものがあって、文吉は適当にバッグに入れていたはずですが、後の祭りです。





まあ、他に客はいなくて貸切で入れたので、文句はありませんけどね。

17:10(13127)
キャンプ場にもどってきて、夕食をこしらえました。
米も美味しく炊けて、レトルトの中華丼をかぶせただけの夕食ですが、とても美味しいんです。



あとは夕暮れとともに薄暗くなる湖をながめながら、テントの中で本を読んですごしました。




【本日の記録】

走行距離  240Km  通算 3,518Km
給油 11.86L  通算 128.69L







  つづく・・・




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
福島へようこそ (りー)
2014-07-27 06:51:11
文吉さん
私の故郷福島県へようこそいらっしゃいました。大歓迎いたします。
裏磐梯は景色も良いところが多く、五色沼は一つ一つの湖(池?)がそれぞれ色が変わっていて、とても美しいところです。中学時代に学校の遠足で行った時のことを思い出しました。
ここまで来たら、埼玉まではすぐですね。明日はご自宅へお帰りになるんですね。それから九州への旅がまた始まるんですね。
もう、楽しみで、早く続きを読みたいです。



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おじゃまします (文吉)
2014-07-27 11:58:15
りーさん
コメントありがとうございます。
福島県にまたやってきました。
そう言えば、りーさんがこのブログの読者になってくれたのも「福島ツーリング」のときがきっかけでしたね。

裏磐梯は本当に風光明媚なところで、綺麗な湖と深い山は一見の価値があります。

今回は残念ながら、五色沼へは行きませんでしたが、入り口を通過しています。
今度行った時の楽しみにしてきますね。

次の日はご推察通り、埼玉の自宅に帰ります。
その後4日間家で休憩と準備をして、四国に旅立ちます。
四国、九州、山陰とそれぞれ波乱万丈の大冒険が待っていますので、今後も目をそらすことなくお楽しみください。

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”やっぱり癒されます” (もっちゃん)
2014-07-27 13:29:04
復興でまだまだ大変な東北地方でありますがそれでも私たちを癒してくれる自然や人情は沢山あるんですね。

経済的にも気持ち的にも、もっともっと東北地方に足を運ばないといけませんね。

それにしても中華丼がやけに美味そうにみえるぞ。
まだまだ続くツーレポも楽しみです。
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本当に癒されました。 (文吉)
2014-07-27 13:55:47
ポン吉
コメントありがとうございます。
裏磐梯の景色は本当に癒されます。
”癒し度”だけを取り上げるなら、北海道よりもはるかに癒されます。
埼玉からはそれほど遠くは無いので、これからはもっと行き来したい場所になりました。

中華丼はただお湯であっためてご飯にぶっかけるだけの複雑な料理ですが、美味しかったよ。
こんど、機会があったら君にもレシピを教えてやるので、遠慮しないで食べてくれたまえ。

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