文吉のバイクってます。

文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

070526四国へのタンデムツーリング<その2>

2007-06-02 | ツーリング
四国上陸してからの二日目です。香川県金毘羅さんから愛媛の道後温泉までの旅。

2007年5月26日(土)
昨日の雨が嘘のように晴れ渡った朝です。

朝食を7:00に取って、早目に金毘羅宮を見物に行きます。
この宿に決めた理由のひとつに金毘羅宮へ一番近いロケーション
にあると言うことがあります。

宿の横から抜け道があります。
竹林の遊歩道は清々しく空気だけでも一番のご馳走です。
林道を抜けたところで金毘羅さんの階段にぶつかります。
約300段ほどをショートカットしたことになります。
でも、ここからでも頂上まではさらに300段ほどあります。
ここでも文吉の普段の運動不足がたたります。
妻は普段からウオーキングをしているので、ずんずん先へ進んで
いきます。

息を切らしてやっと登りきったら、そこには別世界が広がってい
ました。
ここは船乗り達の守護神で、絵馬の他にも色んな船やそれにまつ
わるグッズを奉納しています。
堀江謙一さんのマーメイド2号が奉納されていますが、意外と小
さいんですね。
某ビール会社とのタイアップでソーラーボートになっているもの
です。

ここからは瀬戸内海が遥かに望めます。
苦労して登ってきた甲斐がありました。

金毘羅さんを降りると途中で歌舞伎の舞台があります。
歌舞伎ファンの妻がこれを見逃すはずが無く、500円の入場料をは
らって中に入っていきました。
文吉は舞台そのものにはそれほどの興味が無く、妻を待っている間
に周りを散策しました。

宿に戻って、昨日乾かしてもらったカッパ等を受け取って、土産売
り場で讃岐うどん他を購入してからチェックアウトしました。

10:40(23739)
出発。
国道377号をひたすら西へ進みます。

11:02
臣浜交差点を左折。11号を海岸沿いに走ります。
途中で製紙工場群の中を突き抜けます。
白い煙が煙突から噴出しています。

12:04(23800)
GSで給油。
9.90L @132 1337円 燃費23.1Km/h まあまあです。

12:12-46(23802)
回転すし屋を見つけたので昼食にします。
トロはそれほどでもなかったけど、地場産の鯵は美味しかったです。

13:25(23831)
だんだん山の中に入っていきます。
四国の山は険しく、アップダウンが多いのが特徴です。
さっきまで海沿いを走っていたと思ったらいつの間にか峠を登って
います。
東温市に入ると渓谷からの冷たい空気が急にやって来ました。
そのまま11号をずんずん走ります。

14:07(23862)
道後温泉到着。
まだ宿にチェック・インするには時間があるので、松山城を見学する
ことにします。

14:20-16:45(23868)
松山城の登り口到着。
シャドウを警備員が指示してくれたところに停めてロープウエイの入
場券売場へ行きます。
ロープウエイまたはリフトの往復と松山城の入館料がセットになって
一人1000円。

ロープウエイは10分間隔でちょうど出たところだったので、リフトに
乗りました。

松山城は夏目漱石の「坊ちゃん」で有名ですが、純粋に城としても非
常に良くできています。
城には外敵からの攻撃をいかに防ぐかということも、大きなファクタ
ーになります。
複雑な回廊や、急峻な階段をいくつかクリアしてやっと本丸に到着し
ます。
そして、それを一まとめにして、眺めてみると芸術的な建造物になり
ます。


<松山城>

ちょうど文吉たちが松山城についたころ、地元のボランティアによる
「伊予弁による昔話」の語り会が始まりました。
三人のおばさんが交代で地元の昔話を面白おかしく語ってくれます。
下手な漫才をきくよりよっぽど楽しかったです。

城からは松山の町が一望できます。それにしても、今日は暑い。
城を出たところに「マドンナ」「坊ちゃん」「お巡りさん」の格好を
したボランティアの人たちがいたので写真をパチリ。



17:00(23870)
今日の宿「ホテル中川」に到着しました。
期待してたより小さくて古いホテルでしたが、アルバイトの係りの子
が非常に好感持てるほど頑張って接待してくれました。

お風呂は地下に取ってつけたようにありますが、一応温泉です。
しかし、料理は抜群でした。
瀬戸内海の海鮮料理とどういうわけか牛肉の焼肉は美味しかったです。

お腹が膨れたところで、待望の道後温泉本館へ行ってみました。
宿から3分裏通りを歩くと道後温泉本館にたどり着きます。

見るからに古風なたたずまい。歴史を感じる建物です。
中に入ると料金体系が複雑です。大きく分けると
①地元の人が多い400円の風呂 混んでいます。
②観光客用のやや高級な風呂 800円
の2種類ですが、これに館内案内、お茶、お菓子、浴衣、個室等のオ
プションを加えた料金体系があります。

文吉夫婦は2番目に高い1200円のコースを選びました。
茶菓子、お茶、浴衣、タオルがセットになって、大広間でくつろぐ
ことができます。
中に入るとまず浴衣に着替えます。
係りのおばさんの案内で、館内を引き回されます。
昭和天皇が一度だけ利用するために作ったお風呂やトイレ、漱石が
利用した部屋などを見学します。

それから待望のお風呂に入ります。
湯船は総大理石つくりで、淵が丸くカットされているので、そこを
枕代わりに頭を乗せると非常に気持ちがいい。
温泉もスベスベの軟らかい泉質でうっとりしてしまいます。
あの気の短い坊ちゃんがつい長湯したのもうなづけます。

風呂から上がると、広間で妻と茶を飲みながらくつろぎます。
茶菓子も煎餅でしたが、美味しくいただきました。

外に出てからは目の前のアーケードを冷やかしながら散策しました。
地元のポンカンジュースが美味しかったです。


<道後温泉本館>

【宿情報】
宿名:ホテル中川
電話番号:089-921-3349
所在地:〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町4-53
チェックイン日時:2007年05月26日17:00
宿泊日数:1泊
部屋タイプ:漱石プラン 1泊2食 和室
部屋数:1室

プラン名:春の1泊2食 漱石プラン
プラン内容:1泊2食のプランです。瀬戸内の新鮮な魚介類でおもてなし致します。
食事:朝あり
料金明細

(1泊目)
(1部屋目)
11,550円(大人)× 2名
小計:23,100円

合計:23,100円(税込・サービス料込)
別途 入湯税150円が必要となります。

<その3に続く>


                                            

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4 コメント

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松山は正岡子規、漱石の里ですね (SLOWLIFE)
2007-06-05 13:45:49
野球を日本に持ち込み、病床六尺の著者のとおり晩年病気で苦しんだ正岡子規の暮らした松山。道後温泉に毎日でも浸かれたらよかったでしょうね。金比羅山の醤油ソフト、ぼっちゃん団子も懐かしいです。ポンジュースは飲んでいませんが、愛媛のポンジュースはコマーシャルで見たことがあります。
返信する
Unknown (ポルコ)
2007-06-05 23:03:19
どうもこんにちは!
いろんなブログを応援させていただいています。
応援ポチッ!
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松山は良いところですね。 (文吉)
2007-06-06 12:24:04
SLOWLIFEさん
早速のコメントありがとうございました。
松山は温暖なところで人の気持ちもおだやかで、本当に良いところですね。
時間が止まったような気持ちになります。
松山城は敵から守るということを主眼に築城されたと見えて本丸までの道のりが遠いこと。
あと、「伊予弁」というのはホンワカしていて感じの良い方言ですね。
返信する
株式投資はそのうち (文吉)
2007-06-06 12:26:22
ポルコさん
コメントありがとうございました。
株式投資のブログを立ち上げているんですね。
文吉は経済のことには本当に音痴で、株式投資も
やりたいなとは思っても一歩前に進めません。
そのうちにやりますかね。
返信する

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