081221奥多摩周遊道路ツーリング WITH ＴＰさん

最近、あまりの忙しさに自分がライダーだということを忘れてしまっている文吉でございます。

これではお天道様に申し訳が立ちません。「月一回だけのツーリング」なんて、ちゃんちゃら可笑しいです。

そんなわけで、今回ポッカリ空いた冬空の一日。TPさんを誘って行って来ました日帰りツーリング。

2008年12月20日（日）晴れ

08:28(40518)
ガソリン満タンで出発。
天気は上々で、風もありません。文吉の「晴れ男伝説」は健在です。
快適に所沢を通過して、国道１６号を突っ切って奥多摩方面へ向かいます。

青梅のシネマ街を通る頃には、沿道をマラソンランナー達が結構走っています。お年よりも若い女性も子供達もたくさんいます。
ここは青梅マラソンで有名な場所です。みなさん、一生懸命練習しています。
その横を文吉はメタボ腹を抱えてShadow750で走り去ります。

09:57(40564)
軍畑（いくさばた）通過。
ここまで来ると、奥多摩の風情がぐっと漂ってきます。
気温もかなり下がりました。たぶん10度は切っているはずです。山の陰に隠れて陽の当たらない畑は真っ白に霜をかぶっています。
道路も、溶けたばかりの霜で濡れています。
文吉のShadow750は来年の２月には車検を受けなくてはなりません。前回の車検の時にタイヤを取り替えたきりなので、今ではツルツルの禿げ親父です。
こんなタイヤで凍った道に入ろうものなら命は３個くらい用意しないといけなくなります。文吉はビンボーなので命のスペアは持っていません。慎重に進みます。

10:24-11:13(40585)
今日の相棒ＴＰさんと待ち合わせの奥多摩湖の第二駐車場到着。

できるだけ日当たりの良いベンチ＆テーブルをさがして、ＴＰさんを待ちます。約束の時間まで30分以上あります。
ここの名物の焼蕎麦屋さんは準備中です。

ここはTPさんと2006年8月27日に初めて出会った場所です。
詳しいことは「ほったらかし温泉二人旅」を覗いてみてください。

20分ほど待ったところでＴＰさん到着。
少し、駄弁っていたら、前のテーブルに７～８人のハーレー軍団がやってきました。見ていると、何やら鍋に入った甘酒をストーブで暖めています。
仲間内で楽しそうに飲み始めました。そのうち、文吉たちにも一杯づつおすそ分けが来ました。
大丈夫かな、アルコール入っていないのかな。
少し、心配しましたが、この暖かくて美味しそうな匂いの誘惑には勝てません。
ゴクリ、うん。うまい。
どうやらアルコールに弱い文吉でも、一杯くらいならなんなく飲み干すことができました。
ご馳走様でした。

それでは、ＴＰさんと国道206号、通称「奥多摩周遊道路」ツーリングの始まりです。

奥多摩湖に沿った道を快適にかつ慎重に走りながら、大きな橋を渡って、向こう側にいきます。
周遊道路の入り口は山の陰になるために、少し寒気がします。路面もウエットな状態です。

大きな左カーブを曲がろうとしたところで、対向車線にバイクが一台止まっているのがみえました。ライダーはいません。

カーブを曲がりきったところで、スクーターが転倒しているのが目に入りました。おっと危うく巻き沿いを食らうところでした。
対向車のライダーは見かねてスクーターのライダーに駆け寄って声をかけていました。どうやら大事には至っていないようです。

この周遊道路は言わずと知れた走り屋たちの聖地。もたもたしていると、後ろからガンガンかっ飛ばしてきたバイクにビュンッと抜かれていきます。

それは構わないのですが、今日のようなウエットな日は少し自重しないと明日のお天道様を見れなくなりますよ。

文吉は恐る恐る、それでも４０Ｋm/ｈくらいでグングン登ります。

11:37(40601)
あっという間に峠にたどりつきました。月夜見展望台で少し休憩。


ここからは奥多摩湖が一望できてナイスビューです。
第二駐車場は山の陰に隠れて見えませんが、奥多摩ダムは見えます。

後は、くだりの連続です。
登りより下りの方が、危険は増します。思ったより加速がついて、曲がりきれずに事故になることがあります。気をつけないと。

案の定でした。
バイクが路側帯に乗り込んで腹をこっちに向けています。タンクは無残にヒシャゲて、ウインカーはあっち向いてホイの状態です。
たぶん、もう元気な姿で走ることはできないでしょう。
ちょっと可哀相な気もしましたが、仲間がいるようなので通り過ぎました。

12:07-13:20(40613)
「数馬の湯」に到着。



今日のメインイベントです。身体もちょうど程よく冷えています。
ここは、桧原村営の鉄筋2階建ての入浴施設です。
入湯料800円。タオル105円。

湯船は小さいのが３つ並んでいます。
手前から柚子湯、温い湯、普通の湯です。
単純アルカリ性でお肌がスベスベになる気持ちのいい湯です。

露天風呂は取ってつけたように小さくて、大人が3人も入れば満員です。しかも、周りは簾でわざわざ景色が見えないように作っています。
何のための露天なのか理解に苦しむ作りのため、パスします。



それでも、たっぷりとお風呂に浸かって身体はホッカホカになります。
これで残りの行程を寒さを忘れて走ることができます。

お腹が空いて「何か食べようか」というTPさんですが、こういうところの食堂で美味しい物に当たったことの無い文吉は「走りながら適当な店を探す」ことを提案しました。

しかし、下れども走れどもその適当な店がありません。ひたすら山の中の曲がりくねった道ばかりです。
いつしか、県道３３号に乗り込んで、五日市の街中へたどりつきました。流石に文吉も腹ペコです。

13:57-14:40(40638)
やっとラーメン屋発見。
裏の駐車場にバイクを駐車して、店に入ると、ラーメン屋なのにメニューが寿司。
良く見るとラーメンもやっている寿司屋さんでした。

ならばとＴＰさんは味噌ラーメン、文吉はトンコツラーメンを注文。それぞれ800円。
結構おいしかったです。なにしろ、お腹が空いていたもので。



お腹も膨れたところで後は帰るだけ。

15:07(40653)
五日市駅前を抜けるとしばらく山道を走って、圏央道日の出ICから高速に入ります。

すぐに青梅ICが見えてきました。ＴＰさんには「青梅から下道にしようかな」と言っていたのですが、あまりにもあっけないのでもう少し高速を楽しみます。

やがて、鶴ヶ島JCTにさしかかったところでＴＰさんとお別れです。
文吉は関越道、ＴＰさんはそのまま圏央道を進んでいきます。
それでは、ＴＰさんごきげんよう、来年もよろしくお願いします。

関越道は空いています。１００Ｋm/Hペースでスイスイ流れていきます。

15:40-16:00(40697)
三芳PA到着。
流石にこの時期高速を走っていると身体も冷え込んできます。
トイレに入って、無料のお茶ですこし温まります。

さあ、あと少しです。
いつものようにここからETCの特権で外にでます。1450円（割引あり）

16:37(40708)
自宅近くのスタンドで給油します。
7.33L　@98円　718円　本当に安くなりましたねえ。
燃費　25.9Km/L　満足です。

16:45(40709)
無事に自宅へ到着しました。
たぶん、これが今年の走り納めになると思います。
Shadow750、お疲れ様でした。
年が明けたら車検に出してタイヤも交換してあげるから、また楽しい旅をしようね。

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