
最近、梅雨のせいもあるけど全然走れてないので少しストレス気味でした。
こんな時は思いっきりただ走るだけのツーリングも良いんじゃないかな。
なんて思っていたら、たまたま久しぶりの連休です。しかも、天気予報は梅雨の合間の好天気とのこと。
これは、決行するしかありませんね。さて、どこへ行こうか・・・
いつもなら、尻焼温泉が頭に浮かぶんですけどね、それだと走るよりものんびり温泉に浸かるツーリングになってしまいそうだし。
じゃあ、東北方面へはと思ったけど、高速を使わないと1泊2日ではいくらなんでもちと厳しい。
結局、消去法で行くと「長野県の諏訪湖」を折り返しにして埼玉県と山梨県をグルッと廻って来ようってことになりました。
2015年06月24日(水)晴れ
コースを決めたのが前日の夕方だったので、朝起きたら、大急ぎで支度をしました。
本当は午前5時前に出発したかったんですが、キャンプ道具の選別で思ったより時間がかかってしまいました。
とにかく、1日で450kmを走破するんだから、いつもより荷物を軽くしないといけません。
ベッドも椅子もテーブルも今回は置いていくことにしました。
06:15(23997)
ガソリン満タンで自宅を出発します。
天気は予報通りの快晴で蒸し暑い1日になりそうです。
熱中症対策として、ハンドルの左側にペットボトルのお茶を取り付けておきます。
まずは奥多摩越えをするのですが、いつものコースだと飽きたので所沢から南にくだって、新青梅街道を西に進むことにしました。
でも、この選択はすぐに失敗だと気づきました。
交通量の多い新青梅街道は渋滞ばかりで、ぜんぜん進んでくれません。
やがて、青梅を過ぎたあたりから快適に走れるようになりましたが、あとのまつりです。
08:44(24075)
昨日立てた予定より1時間近く遅れて奥多摩の第2駐車場に到着。
休憩はそこそこにトイレだけ済ませて出発します。
奥多摩から小菅村をとおって、山梨県に向かいます。
09:38(24109)
柳沢峠到着。
ここは本来なら富士山を観ることができるのですが、午前中は太陽の関係であまり見えません。
しかも、今日はちょうど富士山のところに雲がかかっていて、全く駄目ですね。
峠の茶店のおじいさんが掃除をしていたので、邪魔にならないようにShadow750jrとともにパチリ。
一気に大菩薩ラインを南下して、国道20号線に合流します。
20号線をちょっと走ると石和温泉です。いつもここでお風呂にはいりますが、今日はわき目もふらずに走り過ぎていきます。
そしてここから先は20号線に沿って一気に北上していきます。
11:18(24179)
道の駅「はくしゅう」
いわゆる南アルプスですね。ここの水は美味しいのです。
水飲み場にはペットボトルを持参したおじさん、おばさん達が水汲みしています。
文吉も一口手ですくって飲みました。うん、旨いです。
ここもトイレだけ済ませたら、出発します。
12:28(24126)
諏訪湖到着。
折り返し地点です。
諏訪湖と言えば片倉館ですね。「110827諏訪湖ツーリング<その二>」で行きましたね。
だから、今回はお風呂はパスして外から写真をパチパチ。
でも、お腹が空きました。
諏訪湖と言えば信州ですね。ならば、食べるのは決まっています。
そう、お蕎麦ですね。文吉は麺類なら何でも好きですが、特に蕎麦は大好きです。
諏訪湖沿いに軽く流してみました。やっと見つけた蕎麦屋さんは「本日定休日」トホホです。
しかたないので、麺類つながりで「丸亀製麺諏訪」に入りました。
なにも信州に来て「讃岐うどん」のお世話にならなくてもよさそうですが、腹は減るんです、人間だもん。
大盛りうどんに竹輪とイカの天ぷらをトッピングして610円は安いですね。
さあ、もうこれで諏訪湖には思い残すことはありません。先を急ぎます。
「せっかく諏訪まで来たんだから、温泉には入らないのか?」 って言われそうですね。
文吉もかなり迷ったんですが、ここでお風呂に入るとのんびりしてしまって、今日の目的地まで行けそうにないので「断腸の思い」で走り続けるのでした。
国道20号を小淵沢までもどって、県道11号で清里までいきます。
県道とは言いながらも、実にまっすぐに伸びて気持ちの良い道です。
この時、文吉はひらめきました。ここならセルフシャッターで自分の走る姿が撮影できるのではないか。
思ったことはすぐに実行する。これが文吉の良いところです。
少し、帰ってからトリミングをしましたが、なかなか良い出来栄えだと思いませんか?
この11号は最初はいいのですが、だんだん急な登りになってきて、しかもクニャクニャ道です。
途中でガソリンのパイロットランプが点灯して心細くなりました。
地図上ではあと20kmくらいで清里のところでしたが、はたしてそこで無事にスタンドを見つけることができるかも不安です。
やがて国道141号に合流して清里に到着。
しかし、街道沿いにスタンドが見つかりません。
あせる気持ちを抑えながら流していくと野辺山まできたところでやっと見つけました。
15:16(24300)
スタンドで給油。
12.99L @138円 1936円
燃費 23.3km/L あまり良くはないけど、山道ばかりだったのでこんなもんですね。
さあ、文吉もSHADOW750jrもお腹が膨れたので、元気もりもりです。
一気に今回の一番難所と思われる「十石峠」に挑みますか。
野辺山→小海町→佐久穂町とどんどん北上して、右折すると国道299号。
地図上ではそれほど難しくなさそうな国道にみえますが、かなり急勾配を登ります。
しかも、スーパークネクネ道です。
さすがの750ccのパワーでも音をあげそうなくらいの峠です。
途中では人っ子一人遭遇しませんでした。もしここで遭難でもしたら白骨死体になっても発見されないのではないでしょうか。
16:14(24347)
ついに頂上到着。少し休憩します。
頂上にはVFR1200だと思うけど、一人若者が休憩していました。
文吉が会釈をしても無視されました。
「おい、俺にケンカ売ってんのか? 上等じゃねえかかかってこいやー」
って、言えたら胸がスカッとするのかもしれませんが、小心者の文吉は三脚を出して記念の写真を撮るだけです。
その間に若者は文吉とは反対の方向へ走り去って行きました。
「人生登り坂ばかりじゃない」のたとえ道理、峠をこえたら下るわけですけど、バイクの場合はむしろ下りの方が難しいのです。
ちょっと気を抜くとスピードが上がってカーブを曲がり損ねて谷底まっしぐらなんてことになってはいけません。
緊張しながらゆっくりと降りて行きました。
途中には昨日までの雨の跡が残っています。
地盤が緩んで落ちてきた石ころや、朽ちて倒れた木や枝があちこちに散乱しています。
また、いたるところから水が湧きだしています。
やっとのことで峠の下りもひといきついたころに「道の駅うえの」がありましたが、時間もおしているので今回はスルーします。
ここから秩父方面に向かう299号と本庄方面に伸びる462号に分かれますが、文吉の最終目的地に近い方の462号を走ります。
その後は神流川(カンナガワ)沿いに続く国道462号は景観も良くてダムもいくつかあります。
ちょっと停まってパチリしたいところもあることはあったんですが、そろそろ日も暮れてきそうなのでとにかく走り続けます。
やがて児玉を右折して国道254を南下したら美里町です。
18:34(24440)
寄居町に入ったところで、スーパーのヤオコーを見つけたので、夕食のおかずを買い出しします。
約30分くらい買い物を兼ねた休憩をしたら、目的地まではもう目と鼻の先です。
19:23(24444)
カワセミ河原キャンプ場到着。
なんとここまで447kmです。
良く走りましたね。少々疲れました。
暗くなり始めたなかでヘッドランプをたよりにテントを張ります。
中に入ったら、休む間もなく夕食の支度をします。
メニューは野菜たっぷりの蕎麦に缶詰のやきとりに火を通しておかずにします。
それに白菜のお漬物です。
あとは、昼に食べなかったおにぎり2個をたっぷり時間をかけて食べました。
写真はありませんけど。
20:40
お腹が膨れたら、一気に眠気がしてきたので、寝袋に潜り込んで熟睡しました。
そうそう、今回のキャンプで一番役に立ったのは「蚊取り線香」です。
これをテントの外と前室の二か所で焚いたので、まったく蚊に刺されることなく眠れます。
おやすみなさい・・・
2015年06月25日(木)くもり
05:10
気持ちの良い目覚めです。
外では小鳥がホーホケキョとさえずっています。
でも、なかなかテントから出られません。
実は文吉は数日前から少し腰痛がでていまして、寝袋の中で寝返りも打たずにずっと同じ姿勢で寝ていたので、ちょっと痛いのです。
それでも、いつまでもこうしていられるわけにはいかないので、とりあえず起きだしてカメラ片手にトイレに行きました。
トイレの近くで軽トラに乗ったおじいさんが挨拶してきました。
「良い写真は撮れたかね」
「今日は曇っていてぜんぜんダメですね。せっかくカワセミを撮ろうと思っていたのに」
実際にはまだカメラの電源すら入れてないんですけどね。
トイレの帰り道に河原の様子をパチリしました。
ついでに夜露に濡れたSHADOW750jrの横顔と可憐な野の花とのコラボ写真です。
朝食は小さなレーズンバターパン2個とコーヒー、それにサラダで軽く済ませます。
写真は無いけれど。
このころには腰痛も大分よくなってきたので、一気にテントと荷物を片づけて引き揚げます。
07:30
カワセミキャンプ場出発。
国道254号は快適に流れています。
川越から富士見道路に乗り換えても実にスムーズです。
09:07(24501)
いつものスタンド到着。
給油します。
7.75L @136円 1054円
燃費 25.9km/L かなり良くなりましたね。
09:18(24502)
無事に自宅到着。
家に帰って、このブログをかいているときに気づいたことがあります。
昨日野辺山で入れたガソリンと今日のガソリンでは単価が2円しか違わないのに、料金がずいぶん違います。
おかしいなと思ってレシートを良く見たら、野辺山では消費税が外税で加算されているじゃありませんか。
これはボッタクリですね。
単価だけで給油所を判断してはいけないということですね。
こんどからはガソリンを入れる前に外税かどうか確認して入れないといけませんね。
いつものスタンドと同じように税込で計算すると単価が149円になるのです。
全国のボンビーな諸君、これは大事なことですよ。肝に銘じておいてください。
今回の全工程を簡単に地図に書き込んでみました。
埼玉県→東京都→山梨県→長野県→群馬県
実に1都4県を走ったことになります。
バイバイ
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コメントありがとうございます。
お久しぶりですね。
このブログは「永延に不滅です」から、またちょいちょい覗いてみて下さいね。
お元気そうでなによりですまた投稿を楽しみにしてます(*´▽`*)
長崎の情報ありがとうございます。
ただ、「熟女の定義」も含めてこのブログの趣旨と離れていきそうなので、この辺で打ち切りとさせてください。
このブログに対して個人的な感想は構いませんが、個人的なネタ振りが続くと、他の読者は引いてしまいますので、ほどほどにして、続きは別のソースを利用してくださいね。
コメントありがとうございます。
「ちゃんぽんたべたか」は文吉も欠かさず見ています。
さだまさしがその後大学を出て、プロになるころが文吉の高校時代と重なります。
今でも、あの時の「プロ入り宣言」したときのことが記憶に残っています。
さて、熟女とは人によって定義はまちまちだとおもいますが、文吉としては自分より若い人を熟女と呼ぶのはおこがましいと感じています。
なにしろ、文吉は自分のことを若者と思っていますから。
コメントありがとうございます。
その番組のことは知りませんでした。見たかったなあ。
たぶん、そのハタ屋は「小川ハタ店」だと思います。
昨年の日本一周の時に文吉は行っています。
中に入ると、六郷のハタ揚げ大会の写真もありますよ。撮影者は文吉ですけど。
http://blog.goo.ne.jp/shadow750/e/d92d8d5a692dc584c52ea289970c2b67
一番最初に出たのが ハタ でした。 延々ハタの説明で。少し詳しくなりました。
コメントありがとうございます。
朝から晩まで走りきることは最初から想定していたことで、たまにはこういうツーリングもやってみたかったんです。
いろいろと賛辞をいただきましたが、ただ、ひとつだけ訂正しておきたいのは、「いい女」には一人も遭遇しませんでした。平日だったことと田舎ばかり走ったために遭遇した女性はすべて私よりも熟女の方たちばかりでしたから、残念ながらスルーさせていただきました。
コメントありがとうございます。
最近、仕事のストレスがたまっていると感じていたので、とにかく走ってみました。
文吉のストレス解消法はこれが一番です。
ただ、今回は走ることが主になったので、写真はあまり撮れませんでした。
自走の写真はその中でも一瞬のひらめきで思っていたより良く撮れたので、納得の一枚になりました。
コメントありがとうございます。
時間はいくらでもあるだろう。どうせ暇なんだから。
問題は重たい尻をどうやってバイクに乗っけるかだけなんだよね。
一升瓶を枕にする生活が習慣化して起きあがるのが億劫になっているだけだと思うけど。
酒なら、テントの中でいくらでも飲めるんだから、とりあえずバイクのエンジンをかけてみたら、このままだとバッテリーもあがるよ。
ただ走るだけも、楽しそうで良いねえ。さすが、自由人。
で、キャンプもしたんだ。やっぱいいよなあ。
俺も何とか時間を作って出かけたいなあ。
コメントありがとうございます。
久しぶりの長距離ツーリングの疲れは一日寝たら回復しました。それよりもストレスの解消ができてスッキリしていますので、ご心配にはおよびません。
セルフタイマーについてのご質問についてですが、私なりの楽しみ方をお教えしますね。
1、集合写真を撮るときは10秒後にシャッターが切れることを事前に説明しておくことで、だいたいうまくいきます。
普通はシャッターが切れる直前にパイロットランプがピッピッピと点滅して予測できますが、人によっては視力や位置の関係で気づかないこともあります。でも、「このカメラは10秒後に写真を撮るので十秒間は集中してカメラを見てていてください」と説明することでだいたいうまくいきます。
2、自分を撮るときは移動空間をイメージしておくことが大切です。。
十秒後にシャッターが切れるときには自分はどこのポジションにいるかをしっかり見極めてからシャッターを切るのです。今回の写真もカメラから5m後ろにバイクを待機させておき、シャッターを押してからバイクにまたがり、発進させたらちょうど10秒後にこの位置をバイクが通過するということをイメージしてから撮りました。
ただ、思った通りにはなかなかうまくいかないことが多いので、2,3回は失敗して撮りなおす時間も考慮しておいてください。急いでいるときにはあまりセルフタイマーは使用しない方が無難です。
淡々とした書き方されていますが、一日に450キロも走るなんてすごいと思います。
前に文吉さんはバイクは車の倍以上に疲れると書いていたことがありましたが、そうすると車だったら900キロも走ったくらいの疲労ということになりますよね。
東京から福島まで往復してもそんなには距離ありませんから、いかにすごいことかがわかります。
しかも、すべて下道なんですよね。
それから、セルフタイマーでご自身の走っているところを撮られていますが、実際にはどうすればあんなにドンピシャの写真が撮れるんでしょう。
私なんか、みんなで一緒に写るときにしかセルフタイマーは使ったことが無いのですが、それでも必ず一人や二人は目をつぶっていたり、変な顔に写ってしまいます。
今度、セルフタイマーの上手な使い方を教えてください。
コメントありがとうございます。
これくらいの行程はたいしたことありません。
最近の文吉は体力がついてきてますから。
でも、今日から恐怖の13日間無休の勤務が始まります。
こっちのほうがよっぽどきついですよ。
コメントありがとうございます。
文吉がはじめて十石峠越えをしたのは暇~人さんとご一緒の時でしたね。
途中でコーヒーを淹れることになって、水がないので暇~人さんが自販機で水を買ってくれたのを覚えています。
北海道でのキャンプはまだ少し早いのでしょうね。
でも、もうすぐですよ。
ほんの半月も我慢すればいくらでも行けるようになると思います。
がんばって、いろいろ楽しんでください。
私もそろそろテントを積んで何処かへ キャンプにと考え
てるんだけど? 道東の知床か? 道南の函館か?
天気がいまいち安定しないですよー