/460
そう言えば、ポン吉は今ごろどうしているのかな?
「どこかで野たれ死んでいるんじゃないか」と思っている人もいるかもしれませんね。
でも、大丈夫。彼はしっかり生きています。
彼のしたたかさはゴキブリ以上ですから。
彼がこのブログに最後に登場したのは「160827【番外編】山梨ドライブ」の時でした。
ちょうど1年前になります。
そろそろ、穴倉からだしてやらないといけませんね。
実は文吉とポン吉は、その間音信不通だったわけでは無いんですよ。
2ヶ月に一度くらいは一緒に観劇に行ったりしますし、カラオケには月に2度くらいは行ってます。
つまりは相変わらず腐れ縁は続いているのです。
そんなわけで、今回は久しぶりに文吉が土、日の連休が取れたのでポン吉を誘ってやりました。
しかも、ありがたいことに、ポン吉の知人さんから車を貸りることができたのです。
しかし、予定日が近付いてくるにつれて一つの不安がよぎってきました。
かなり大型の台風5号が九州の南東から九州に上陸しようとしているのです・・・。
今回は話が長くなるので、二回に分けてお送りします。
2017年08月05日(土) 晴れ
一昨日まで心配していた台風5号ですが、まだ九州南端をうろついています。
関東方面に上陸するには、まだ時間が掛かりそうです。
きっと天気の神様が、文吉の予定に合わせて進路を遅らせているのでしょう。
06:40
ポン吉のアパートに到着しました。
普段ならまだ寝ているポン吉ですが、出掛けに電話で起こしていたので、着替えて待っていました。
文吉の荷物と食料類は昨日のうちにバイクで運び込んでいます。
貴重品だけが入ったリュック一つを背負って、ポン吉の知人さんの家に歩いていきます。
車の鍵は昨夜ポン吉が預かっていたので、駐車場から静かに出発します。
知人さんはまだ寝ているとのことなので、ご挨拶も無しに失礼いたします。
いったん、ポン吉のアパートに戻り、二人の荷物を車に詰め込んだら旅のはじまりです。
知人さんの車にはカーナビが付いていないので、方向音痴の文吉はスマホのナビアプリだけが頼りです。
でも、文吉のバイクと違ってスマホが固定できないので、助手席の人が直接手に持つことで対応します。
今回のとりあえずの目的地は日光です。
07:30
国道17号➝国道16号➝国道122号
道はさほどの混雑もなく順調に進みます。蓮田から昭和橋を渡ったら栃木県です。
しかし、ナビが見ずらいので、おしゃべりしている間に曲がり角を直進してしまうことが二度や三度ではありません。
今回は、「絶対に高速を使わない」と決めているのですが、ナビはわけの分からない細道を無理矢理選びます。
「カーナビ様の言う通りに進めば、最後は目的地にたどり着ける」
そう信じて疑わない文吉は、やたらと路地裏みたいなところを素直に走り続けます。
太田市辺りの路地は石垣で囲った家が多くて、まるで沖縄のようです。
行ったことはないけど。
ご丁寧にシーサーまで門柱に乗っけてる家もあります。
「石垣島って石垣のある家ばっかりだから、石垣島って言うんだよな」
文吉が問いかけると、「違うだろ」とポン吉が答えます。
「それなら食事を賭けるか?」文吉の挑戦にポン吉は返事をしません。
それならとネットで調べてみると、どうやら違っていたようでした。
まさしく「弘法も筆の誤り」ですね。(意味が違うだろ)
やがて足利市に入ったころに、お腹はすいたし、トイレへも行きたいので食事をすることにしました。
開いている店がなかなか無くてかなりウロチョロしましたが、「はなまるうどん」を見つけたので入ります。
11:00
ここは「すきっ腹だけど太っ腹」な文吉が払いますよ。
賭けは成立してないけど、言い出したのは文吉ですから。
まあ、たいした金額ではないので、助かったけど。
お腹がふくれたら、あとは日光までノンストップです。
国道122号をひたすら北上します。
足尾銅山を左手に見ながら進んでいくと、山道の中に噴水のあるモニュメントが立っていました。
とりあえずパチリ。
【01】
このとき、ガソリンのフユーエルメーターは最後の1メモリがチカチカしています。
やばい、最初から半分くらいだったから、その時に満タンにしとけば良かったと悔やんでも後の祭りです。
とにかく、スタンドを探すことが最優先事項となりました。
ここはひたすら長い山道です。スタンドはおろか、人家もあまりありません。
こんなとき、現代人は「地図を開いて必死に探す」なんてことはしません。
「ここから一番近いスタンド」と呪文を唱えると、スマホはすぐに場所を教えてくれるのです。
約12km先にあるのが一番近い。なんとかなるかな。
とりあえずエアコンのスイッチは切って、窓を開けて走ります。
やがて日光の表示が見えてきて、細尾の三叉路まできました。
右に登れば東照宮、左に下れば中禅寺湖です。
迷わずに文吉はハンドルを左に切りました。
嘘だろう!!
すぐに泣く子も黙るあの「いろは坂」に突入しました。
引き返すこともできない一方通行のグニャグニャ坂をひたすら上ります。
本当にこれでガソリンが持つのか?
明知平付近にはいつものように白い霧がかかっています。
でも、二人の頭の中は「ガソリン切れで立ち往生」という黒い霧がかかったまま晴れることはありません。
のぼりつめたら下るしかないので、できるだけ吹かさずエコな運転でおりました。
降り切ったところが中宮祠。左に曲がると「華厳の滝」の登り口になります。
でも、今回はまっすぐ行って中禅寺湖を左手にみながらさらに進みます。
本当は降りて写真の1枚でも撮りたいところです。
でも、エンジンを切ったらそのまま動かなくなりそうなので先に進むしかありません。
糠塚というところでまた三叉路があります。
上に登ると光徳牧場、左は日光湯元
左の金精道路を選びます。
ここから長野県までは「日本ロマンチック街道」と名前がついています。
「あと、どのくらいだ」文吉が聞きました。
「距離が伸びてる。行き過ぎたみたいだ」ポン吉が答えます。
「いったい、どのくらい通り過ぎていたんだよ」
「3キロくらい」
もう、絶体絶命ですね。運を天に任せてUターンしました。
そんなこんなで、いろは坂を降り切ったところの中宮祠まで戻りました。
華厳の滝方向に100m行ったら、ありました。どうやら助かった。
14:20
エネオスで給油します。
ほとんど空の状態だったので、38Lも入りました。
しかも、ここは1L=142円ですよ。いつものスタンドより20円も高い。
まあ、でも、その、あの・・・仕方ないですね。
気を取り直して出発します。
ガソリン満タンになったら、気分も爽快です。
やっと旅を楽しむ余裕みたいなものが出てきました。
窓を閉めてエアコンのスイッチを入れます。
「日本ロマンチック街道」を楽しみながら流していると「竜頭の滝」に到着。
日光に入ってから初めて車を降りてパチリ
【02】
16:00
しばらく走っていると、文吉の好きな温泉の一つでもある「白根温泉」が見えてきました。
今日は水上温泉に入ろうかと思っていましたが、「まあ、いいか」と駐車場に停めます。
【03】
何度来ても良い温泉です。入湯料800円はちと高いけど、旅の疲れがいやせます。
【04】
お風呂から出ると、ポン吉の彼女がいました。
ポン吉は久しぶりの対面なのに実に馴れ馴れしい。
【05】
ポン吉の気分がよくなったところで先に進みます。
ここからしばらくは文吉の良く知っている道なので、ナビはお休みして充電します。
と、同時に助手席の会話がとぎれとぎれになって来たなと思って横を見ると、車の中で舟をこいでいます。
片品村に入ったところを右折すると国道401号で山奥に入っていきます。
さらに戸倉大橋を渡ったところを左折したら、県道63号でさらに山深い道を西に向かって走ります。
18:00
ついにやって来ました。「みなかみ自然の森野営場」
電気も無い、水道も無い、あるのは立派なトイレだけです。
先客が3組いましたが、それぞれ思い思いの場所に離れてテントを張っても余裕の広さがあります。
早速テントを設営します。
それが済んだら夕食の準備のため、鍋にお湯を沸かします。
さて、文吉は定期連絡のためにスマホを開いてビックリしました。
アンテナが一本も立っていないで、✖印がついています。
ここは電波が届かないのです。何の連絡もしないと妻が心配します。
しかたないので、ポン吉にスパゲッティの茹で方を伝授してから一人で車を走らせます。
もう、良いかなと途中で三度も車を停めてスマホを覗きますが、全然だめです。
結局、13kmも下ってやっとつながりました。
とりあえず、妻に無事を報告したらUターンします。
やっとの思いで野営場に到着したら、あたりはすでに真っ暗で、スパゲッティもちゃんと茹で上がっていました。
それに家から持参した具を混ぜて炒めたら出来上がりです。
【06】
それでは、宴会を始めますか。
【07】
【08】
ポン吉は持参した缶ビールをグイグイ空けていき、文吉は缶チューハイのアルコール3%をなんとか1本空けることができました。
このときに、大事件が勃発しました。
つまみに買っていた「ポテトチップス」を探すけど無い。
「さっきお前を待っているときに食べたよ」
「全部か」、「うん」
せめて2,3枚くらい残してくれてもいいじゃないか。
文吉の怒りは頂点に達して伸ばした腕はポン吉の首を絞めて、気が付いた時は死んでいました。
よくあるミステリーだったら、起こりうる状況ですが、冷静な文吉はこの分はいつか仕返ししてやると腹の中で押さえました。
21:50
テーブル兼ベッドの上には宴会のなごりが残っていますが、ポン吉は早々とテントの中で眠りにつきました。
文吉も片づけるのも面倒になりました。
仕方がないから、テントの中でベッド無しで横になります。
本でも読もうかと思ったのですが、缶チューハイが効いたのか、ウトウトしてきて後のことは覚えていません。
続く・・・
******************************************************
【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
人気blogランキングへ
文吉はいつも勝手に行きたいところへ行っております。
本当に自由にのびのびとやらせてもらっています。
でも、その陰には妻の献身的な努力と協力があるのです。
決してこの気持ちを忘れているわけではありませんよ。
******************************************************
そう言えば、ポン吉は今ごろどうしているのかな?
「どこかで野たれ死んでいるんじゃないか」と思っている人もいるかもしれませんね。
でも、大丈夫。彼はしっかり生きています。
彼のしたたかさはゴキブリ以上ですから。
彼がこのブログに最後に登場したのは「160827【番外編】山梨ドライブ」の時でした。
ちょうど1年前になります。
そろそろ、穴倉からだしてやらないといけませんね。
実は文吉とポン吉は、その間音信不通だったわけでは無いんですよ。
2ヶ月に一度くらいは一緒に観劇に行ったりしますし、カラオケには月に2度くらいは行ってます。
つまりは相変わらず腐れ縁は続いているのです。
そんなわけで、今回は久しぶりに文吉が土、日の連休が取れたのでポン吉を誘ってやりました。
しかも、ありがたいことに、ポン吉の知人さんから車を貸りることができたのです。
しかし、予定日が近付いてくるにつれて一つの不安がよぎってきました。
かなり大型の台風5号が九州の南東から九州に上陸しようとしているのです・・・。
今回は話が長くなるので、二回に分けてお送りします。
2017年08月05日(土) 晴れ
一昨日まで心配していた台風5号ですが、まだ九州南端をうろついています。
関東方面に上陸するには、まだ時間が掛かりそうです。
きっと天気の神様が、文吉の予定に合わせて進路を遅らせているのでしょう。
06:40
ポン吉のアパートに到着しました。
普段ならまだ寝ているポン吉ですが、出掛けに電話で起こしていたので、着替えて待っていました。
文吉の荷物と食料類は昨日のうちにバイクで運び込んでいます。
貴重品だけが入ったリュック一つを背負って、ポン吉の知人さんの家に歩いていきます。
車の鍵は昨夜ポン吉が預かっていたので、駐車場から静かに出発します。
知人さんはまだ寝ているとのことなので、ご挨拶も無しに失礼いたします。
いったん、ポン吉のアパートに戻り、二人の荷物を車に詰め込んだら旅のはじまりです。
知人さんの車にはカーナビが付いていないので、方向音痴の文吉はスマホのナビアプリだけが頼りです。
でも、文吉のバイクと違ってスマホが固定できないので、助手席の人が直接手に持つことで対応します。
今回のとりあえずの目的地は日光です。
07:30
国道17号➝国道16号➝国道122号
道はさほどの混雑もなく順調に進みます。蓮田から昭和橋を渡ったら栃木県です。
しかし、ナビが見ずらいので、おしゃべりしている間に曲がり角を直進してしまうことが二度や三度ではありません。
今回は、「絶対に高速を使わない」と決めているのですが、ナビはわけの分からない細道を無理矢理選びます。
「カーナビ様の言う通りに進めば、最後は目的地にたどり着ける」
そう信じて疑わない文吉は、やたらと路地裏みたいなところを素直に走り続けます。
太田市辺りの路地は石垣で囲った家が多くて、まるで沖縄のようです。
行ったことはないけど。
ご丁寧にシーサーまで門柱に乗っけてる家もあります。
「石垣島って石垣のある家ばっかりだから、石垣島って言うんだよな」
文吉が問いかけると、「違うだろ」とポン吉が答えます。
「それなら食事を賭けるか?」文吉の挑戦にポン吉は返事をしません。
それならとネットで調べてみると、どうやら違っていたようでした。
まさしく「弘法も筆の誤り」ですね。(意味が違うだろ)
やがて足利市に入ったころに、お腹はすいたし、トイレへも行きたいので食事をすることにしました。
開いている店がなかなか無くてかなりウロチョロしましたが、「はなまるうどん」を見つけたので入ります。
11:00
ここは「すきっ腹だけど太っ腹」な文吉が払いますよ。
賭けは成立してないけど、言い出したのは文吉ですから。
まあ、たいした金額ではないので、助かったけど。
お腹がふくれたら、あとは日光までノンストップです。
国道122号をひたすら北上します。
足尾銅山を左手に見ながら進んでいくと、山道の中に噴水のあるモニュメントが立っていました。
とりあえずパチリ。
【01】
このとき、ガソリンのフユーエルメーターは最後の1メモリがチカチカしています。
やばい、最初から半分くらいだったから、その時に満タンにしとけば良かったと悔やんでも後の祭りです。
とにかく、スタンドを探すことが最優先事項となりました。
ここはひたすら長い山道です。スタンドはおろか、人家もあまりありません。
こんなとき、現代人は「地図を開いて必死に探す」なんてことはしません。
「ここから一番近いスタンド」と呪文を唱えると、スマホはすぐに場所を教えてくれるのです。
約12km先にあるのが一番近い。なんとかなるかな。
とりあえずエアコンのスイッチは切って、窓を開けて走ります。
やがて日光の表示が見えてきて、細尾の三叉路まできました。
右に登れば東照宮、左に下れば中禅寺湖です。
迷わずに文吉はハンドルを左に切りました。
嘘だろう!!
すぐに泣く子も黙るあの「いろは坂」に突入しました。
引き返すこともできない一方通行のグニャグニャ坂をひたすら上ります。
本当にこれでガソリンが持つのか?
明知平付近にはいつものように白い霧がかかっています。
でも、二人の頭の中は「ガソリン切れで立ち往生」という黒い霧がかかったまま晴れることはありません。
のぼりつめたら下るしかないので、できるだけ吹かさずエコな運転でおりました。
降り切ったところが中宮祠。左に曲がると「華厳の滝」の登り口になります。
でも、今回はまっすぐ行って中禅寺湖を左手にみながらさらに進みます。
本当は降りて写真の1枚でも撮りたいところです。
でも、エンジンを切ったらそのまま動かなくなりそうなので先に進むしかありません。
糠塚というところでまた三叉路があります。
上に登ると光徳牧場、左は日光湯元
左の金精道路を選びます。
ここから長野県までは「日本ロマンチック街道」と名前がついています。
「あと、どのくらいだ」文吉が聞きました。
「距離が伸びてる。行き過ぎたみたいだ」ポン吉が答えます。
「いったい、どのくらい通り過ぎていたんだよ」
「3キロくらい」
もう、絶体絶命ですね。運を天に任せてUターンしました。
そんなこんなで、いろは坂を降り切ったところの中宮祠まで戻りました。
華厳の滝方向に100m行ったら、ありました。どうやら助かった。
14:20
エネオスで給油します。
ほとんど空の状態だったので、38Lも入りました。
しかも、ここは1L=142円ですよ。いつものスタンドより20円も高い。
まあ、でも、その、あの・・・仕方ないですね。
気を取り直して出発します。
ガソリン満タンになったら、気分も爽快です。
やっと旅を楽しむ余裕みたいなものが出てきました。
窓を閉めてエアコンのスイッチを入れます。
「日本ロマンチック街道」を楽しみながら流していると「竜頭の滝」に到着。
日光に入ってから初めて車を降りてパチリ
【02】
16:00
しばらく走っていると、文吉の好きな温泉の一つでもある「白根温泉」が見えてきました。
今日は水上温泉に入ろうかと思っていましたが、「まあ、いいか」と駐車場に停めます。
【03】
何度来ても良い温泉です。入湯料800円はちと高いけど、旅の疲れがいやせます。
【04】
お風呂から出ると、ポン吉の彼女がいました。
ポン吉は久しぶりの対面なのに実に馴れ馴れしい。
【05】
ポン吉の気分がよくなったところで先に進みます。
ここからしばらくは文吉の良く知っている道なので、ナビはお休みして充電します。
と、同時に助手席の会話がとぎれとぎれになって来たなと思って横を見ると、車の中で舟をこいでいます。
片品村に入ったところを右折すると国道401号で山奥に入っていきます。
さらに戸倉大橋を渡ったところを左折したら、県道63号でさらに山深い道を西に向かって走ります。
18:00
ついにやって来ました。「みなかみ自然の森野営場」
電気も無い、水道も無い、あるのは立派なトイレだけです。
先客が3組いましたが、それぞれ思い思いの場所に離れてテントを張っても余裕の広さがあります。
早速テントを設営します。
それが済んだら夕食の準備のため、鍋にお湯を沸かします。
さて、文吉は定期連絡のためにスマホを開いてビックリしました。
アンテナが一本も立っていないで、✖印がついています。
ここは電波が届かないのです。何の連絡もしないと妻が心配します。
しかたないので、ポン吉にスパゲッティの茹で方を伝授してから一人で車を走らせます。
もう、良いかなと途中で三度も車を停めてスマホを覗きますが、全然だめです。
結局、13kmも下ってやっとつながりました。
とりあえず、妻に無事を報告したらUターンします。
やっとの思いで野営場に到着したら、あたりはすでに真っ暗で、スパゲッティもちゃんと茹で上がっていました。
それに家から持参した具を混ぜて炒めたら出来上がりです。
【06】
それでは、宴会を始めますか。
【07】
【08】
ポン吉は持参した缶ビールをグイグイ空けていき、文吉は缶チューハイのアルコール3%をなんとか1本空けることができました。
このときに、大事件が勃発しました。
つまみに買っていた「ポテトチップス」を探すけど無い。
「さっきお前を待っているときに食べたよ」
「全部か」、「うん」
せめて2,3枚くらい残してくれてもいいじゃないか。
文吉の怒りは頂点に達して伸ばした腕はポン吉の首を絞めて、気が付いた時は死んでいました。
よくあるミステリーだったら、起こりうる状況ですが、冷静な文吉はこの分はいつか仕返ししてやると腹の中で押さえました。
21:50
テーブル兼ベッドの上には宴会のなごりが残っていますが、ポン吉は早々とテントの中で眠りにつきました。
文吉も片づけるのも面倒になりました。
仕方がないから、テントの中でベッド無しで横になります。
本でも読もうかと思ったのですが、缶チューハイが効いたのか、ウトウトしてきて後のことは覚えていません。
続く・・・
******************************************************
【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
人気blogランキングへ
文吉はいつも勝手に行きたいところへ行っております。
本当に自由にのびのびとやらせてもらっています。
でも、その陰には妻の献身的な努力と協力があるのです。
決してこの気持ちを忘れているわけではありませんよ。
******************************************************
思ってました。 お二人とも元気そうで何よりです!
珍道中続きを楽しみにしてます(^_^;)
久しぶりだぁ。ホント、久しぶり。やっぱりキャンプは楽しいよ。
ま、俺がブログに出る出ないの心配はどうでもいいけど、今回は天気のほうが心配だったなぁ。
何とかもってくれてよかった。
久しぶりに清々しい気分をあじわい、気持ちよく温泉にも浸かれて良い休日を過ごせたよ。
ただなあ、まさかポテトチップスぐらいでガタガタ言われ・・・・・。
コメントありがとうございます。
本当は文吉は7月にもキャンプに行ったんですけど、特に変わったこともないし、写真は数枚しか撮らなかったので、ブログの更新をしませんでした。
新しいテントのテストをしただけだったのです。結果は、「良いんじゃない!!」という素晴らしいレベルでした。
ポン吉は穴倉にずっとひきこもって、夜な夜な徘徊して安い酒をくらっている生活が続いていますが、とにかく生きています。
後半は近日中にアップしますので、期待しておいてください。
コメントありがとう。
久しぶりのキャンプが気に入ってくれてよかったよ。
あのなあ、たかがポテトチップスで文吉はガタガタ言ってるんじゃなくて、ポテトチップスを通して「人の道」を教えているわけよ。
「けもの道」ばかり歩いてきた君には少しむずかしすぎたかなあ。
犬だって目の前にエサを置かれてもご主人様のokがでるまでちゃんと「待て」ができるよ。
コメントありがとうございます。
人の代弁ではなくて、君の本音だよね。
「K2の穴」なんて品のない言葉だなあ。
でも文吉の場合は「小さい」のではなくて、「締りが良い」のです。
あれ、いや、つい乗せられてしまった。
決して文吉は「そっち系」の人ではないので、誤解のないようにお願いします。
テントのテストだけでも、アップして下さいよ。
写真が数枚だけでも良いじゃないですか。
今回はポン吉さんとご一緒で、とっても楽しそうですね。
ポン吉さんの彼女もとっても可愛くてお似合いですね。ポン吉さんって意外と亭主関白型なのですね。
ポテトチップス事件は大きな出来事でしたね。久し振りに登場したポン吉さんが絞め殺されなくて良かったです。
食い物の恨みは本当に怖いですから。文吉さんが冷静沈着な方で助かりました。
後半が早く読みたいです。
コメントありがとうございます。
ポン吉とは相変わらずの腐れ縁です。
いつもインドアばかりですから、今回は外につれだしたのですが、寝ているか飲んでいるかしかしないので、腹は出放題でした。
せっかくの月夜だというのに、腹鼓すらもしないで寝ていました。
それでもメスにはモテるらしく、彼女の目はハートになっていましたね。
コメントありがとうございます。
ガス欠の時は今回のキャンプで一番のスリルを味わうことができました。
おかげで暑さを忘れることができましたね。実際にエアコンも切りました。
ガスが無いことは初めからわかっていました。ただ、そのうちに入れようと思っているうちに気が付いたらこういう状態になっていたのです。
やっぱり、エアコンが一番食いますよね。
【06】の緑色の虫はいつのまにかいたんでしょうね。
これが自然というものです。
殺生はいけませんから、ムシします。