大海原の船旅の末にたどり着いたのは広大な北海道。
いよいよ、ここから文吉は新たな試練に立ち向かっていくのです。
2014年06月10日（火）雨
07:05
起床。
船の旅はゆっくりと時間が過ぎていきます。
本当はもう、とっくに目が覚めていたのですが、毛布のなかでゆったりとまどろんでいました。
ラウンジでアンパンとコーラで朝食をすませます。
何も考えずに、霧と波しか見えない窓の外を眺めながら過ごしました。
霧の中でこの船だけがこの広い海原を二つに切り裂きながら過ぎていきます。
まるで、過去と未来の間をなにも見えずに生きている現代のように、ただ、通り過ぎた過去だけに軌跡を残して・・・
船旅って、少しセンチになるんですかね。
08:20
朝風呂に入って、鬚を整えて浴室から窓の外を見やると、ますます雨が激しくなっていくのがわかります。
13:15
苫小牧港到着。
13:30(9756)
バイクの移動がはじまります。
文吉は最初の方に乗ったので、でるときは最後の方です。順番待ちしている間にカッパも着込みました。
重たいSHADOW750jrを後ずさりさせていたら、左手親指骨折のハーレー氏が補助してくれました。
つまりは彼の番の時には「自分も補助してくれ」という暗黙の意思表示なわけですね。
もちろん、お手伝いいたしますよ。
下船したら、国道276号をひたすら北上します。
雨は小降りで、思っていたより冷たくなく、むしろ快適に感じるくらいの温度でした。
14:51(9785)
支笏湖（シコツコ）到着。
雨と霧のために、せっかくの透明度を誇る湖も何もみえません。
これでは何のために立ち寄ったのか。それなのに、駐輪代100円はしっかり取るんですね。
そう言えば、船から降りてからまだ何もお腹に入れていません。
食堂に入って、まずは腹ごしらえです。
北海道に着いたらまず食べたいと思っていたのが「味噌ラーメン」なんですが、なんとここのは「味噌カレーラーメン」でした。
このラーメンの特徴は、味噌とカレーが絶妙にマッチしていて、モヤシよりふんだんに入っていたのが「玉ねぎ」でした。
鼻汁をすすりながら、このあったかいラーメンをすすると「ああ、これこそ開拓の味だなあ」って思いました。
素朴だけど、忘れられない一品になりました。
国道453号をひたすら北上します。
17:05
札幌のテレビ塔前に着きました。証拠の写真をパチリ。
北海道大学はこのすぐ近くにあります。
本当はクラーク博士の前で「Boys, be ambitious like this old man.」と言って、例の指さしポーズで写真を撮りたかったのですが、雨のためかなわず。この旅で最初の挫折です。
札幌と言えば「時計台」ですよね。
もちろん押さえときましたよ。道路の向こう側だけど。
さて、これからどうしようか？
まずは宿の手配でしょうね。こんなときに便利なスマホアプリがあります。
じゃらんの「今夜の宿予約」です。
今いる地点から近くて、自分の勝手な条件に合う宿を探してくれるんです。
文吉の検索条件は「5000円以内」だけです。
するとあるんですね。今いる場所からなんと400mです。
さっそく登録して、さらに電話で確認しました。
ただ、駐車場がないので、バイクは近くのパーキングに停めてから来てくれとのこと。
18:30(9849)
紹介された駐車場に行くと、なんと青空駐車です。
しかも、となりにはいわゆる「族車」と呼べそうなおっかないかっこのバイクが２台停まっています。
まるで、オオカミの群れに可愛い子羊を入れるような気分ですが、まあ、管理人もいることだしと思ってお願いしました。
ついでにローソンで少し買い物していきます。
18:50
「SPA HOTEL SOLE」チェックイン。
フロントは８階で、部屋は６階。７階はレストランとリクライニングルームになっています。
支払いはじゃらんの会員料金３３００円をカード決済されます。
部屋に案内されると、一応個室ですが、ベッドと机だけの部屋でしかも入り口はドアではなくてカーテンで仕切られています。
いわゆる「カプセルホテル」ですね。でも、文吉には十分です。文吉のテントはこれより狭いですから。
お風呂はかなり豪華な温泉浴場です。湯船もいくつかあって、「備長炭の湯」が文吉的には気に入りました。
夜食は外へ行こうかとも思ったのですが、ここのレストランで済ませることにしました。
「イカの下足蕎麦定食」710円はボリュームもあって、味もまあまあでした。写真はありませんけど。
【本日の記録】
走行距離 093Km 通算 240Km
給油 00.00L 通算 6.07L
つづく・・・
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
人気blogランキングへ
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いよいよ、ここから文吉は新たな試練に立ち向かっていくのです。
2014年06月10日（火）雨
07:05
起床。
船の旅はゆっくりと時間が過ぎていきます。
本当はもう、とっくに目が覚めていたのですが、毛布のなかでゆったりとまどろんでいました。
ラウンジでアンパンとコーラで朝食をすませます。
何も考えずに、霧と波しか見えない窓の外を眺めながら過ごしました。
霧の中でこの船だけがこの広い海原を二つに切り裂きながら過ぎていきます。
まるで、過去と未来の間をなにも見えずに生きている現代のように、ただ、通り過ぎた過去だけに軌跡を残して・・・
船旅って、少しセンチになるんですかね。
08:20
朝風呂に入って、鬚を整えて浴室から窓の外を見やると、ますます雨が激しくなっていくのがわかります。
13:15
苫小牧港到着。
13:30(9756)
バイクの移動がはじまります。
文吉は最初の方に乗ったので、でるときは最後の方です。順番待ちしている間にカッパも着込みました。
重たいSHADOW750jrを後ずさりさせていたら、左手親指骨折のハーレー氏が補助してくれました。
つまりは彼の番の時には「自分も補助してくれ」という暗黙の意思表示なわけですね。
もちろん、お手伝いいたしますよ。
下船したら、国道276号をひたすら北上します。
雨は小降りで、思っていたより冷たくなく、むしろ快適に感じるくらいの温度でした。
14:51(9785)
支笏湖（シコツコ）到着。
雨と霧のために、せっかくの透明度を誇る湖も何もみえません。
これでは何のために立ち寄ったのか。それなのに、駐輪代100円はしっかり取るんですね。
そう言えば、船から降りてからまだ何もお腹に入れていません。
食堂に入って、まずは腹ごしらえです。
北海道に着いたらまず食べたいと思っていたのが「味噌ラーメン」なんですが、なんとここのは「味噌カレーラーメン」でした。
このラーメンの特徴は、味噌とカレーが絶妙にマッチしていて、モヤシよりふんだんに入っていたのが「玉ねぎ」でした。
鼻汁をすすりながら、このあったかいラーメンをすすると「ああ、これこそ開拓の味だなあ」って思いました。
素朴だけど、忘れられない一品になりました。
国道453号をひたすら北上します。
17:05
札幌のテレビ塔前に着きました。証拠の写真をパチリ。
北海道大学はこのすぐ近くにあります。
本当はクラーク博士の前で「Boys, be ambitious like this old man.」と言って、例の指さしポーズで写真を撮りたかったのですが、雨のためかなわず。この旅で最初の挫折です。
札幌と言えば「時計台」ですよね。
もちろん押さえときましたよ。道路の向こう側だけど。
さて、これからどうしようか？
まずは宿の手配でしょうね。こんなときに便利なスマホアプリがあります。
じゃらんの「今夜の宿予約」です。
今いる地点から近くて、自分の勝手な条件に合う宿を探してくれるんです。
文吉の検索条件は「5000円以内」だけです。
するとあるんですね。今いる場所からなんと400mです。
さっそく登録して、さらに電話で確認しました。
ただ、駐車場がないので、バイクは近くのパーキングに停めてから来てくれとのこと。
18:30(9849)
紹介された駐車場に行くと、なんと青空駐車です。
しかも、となりにはいわゆる「族車」と呼べそうなおっかないかっこのバイクが２台停まっています。
まるで、オオカミの群れに可愛い子羊を入れるような気分ですが、まあ、管理人もいることだしと思ってお願いしました。
ついでにローソンで少し買い物していきます。
18:50
「SPA HOTEL SOLE」チェックイン。
フロントは８階で、部屋は６階。７階はレストランとリクライニングルームになっています。
支払いはじゃらんの会員料金３３００円をカード決済されます。
部屋に案内されると、一応個室ですが、ベッドと机だけの部屋でしかも入り口はドアではなくてカーテンで仕切られています。
いわゆる「カプセルホテル」ですね。でも、文吉には十分です。文吉のテントはこれより狭いですから。
お風呂はかなり豪華な温泉浴場です。湯船もいくつかあって、「備長炭の湯」が文吉的には気に入りました。
夜食は外へ行こうかとも思ったのですが、ここのレストランで済ませることにしました。
「イカの下足蕎麦定食」710円はボリュームもあって、味もまあまあでした。写真はありませんけど。
【本日の記録】
走行距離 093Km 通算 240Km
給油 00.00L 通算 6.07L
つづく・・・
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到着したばかりの為か、まだ北海道らしさが伝わってきません。
開拓の味、カレー味噌ラーメンは食べてみたいなあ。