文吉のバイクってます。

文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

120716長崎旅行 WITH ポン吉どん <その2>

2012-07-22 | その他
一夜明けてみたら、雨もよう。どうやら文吉の「晴れ男伝説」はポン吉の「性悪男伝説」に勝てないようです。
もはや、こうなったらあきらめるしかないですね。

2012年07月16日(月)雨ときどき曇りのち晴れ

今日は「海の日」ということで、生まれ故郷の長崎での目覚めは目の中に海がドーンと飛び込んできました。



04:50
いつも早起きの文吉は今日も快適に起きることができました。
まだ、周りはうす暗いけれど、窓の外に広がる海は文吉に”元気”を与えてくれます。
なあ、ポン吉って振り返っても高いびきで起きようとしないし。

外はどうやら曇りのようで、まだ雨は降っていません。
このくらいなら、バイクに乗って見物に行っても大丈夫なようです。

05:50
兄が起きてきました。ポン吉も起こします。
兄は今日も仕事があるとのことで、さっそく兄嫁と母の共同作品である朝食をいただきます。

07:00
朝の散歩に行ってきます。
出勤前の兄がまだ時間があるので、付き合ってくれました。

文吉の家から歩いて5分くらいのところにある「サンセットマリーナ」には、すでに散歩をされている方々が数名いらっしゃいます。
ここは、ロンドンオリンピック出場の男子470級:原田龍之介選手を輩出したところです。
文吉の出た小学校には文吉が6年の時に全国でもめずらしいジュニアヨットクラブがここの場所を借りてできました。
だんだん規模も技術も上達して、ここで鍛えられた子供たちは、高校のインターハイで2度も優勝するレベルになっています。






散歩していると、文吉と兄にとっては中学校の先輩にあたるおじさんが散歩していました。
兄はさっそく三人の写真を撮ってもらうよう頼んでいます。

でも、ごめんなさい。ここに掲載できるレベルのものにはなりませんでした。文吉の心の中にしっかりと残しておきます。
このあと、兄は仕事のためにさようならしました。

遠くに豪華客船が長崎港へ向かっているところが見えたのでパチリ。


08:00
母とポン吉の三人で父の墓参りに行きます。
自宅から歩いて10分くらいの所に墓所はあって、目の前に海が広がるナイスな立地です。


父は亡くなる前に、自分の墓を用意して逝ってくれました。
残された者達に負担をかけないようにという配慮には、本当に父の優しさと偉大さを感じます。

10:20
OZさんから借りたスクーターに二人乗りしてでかけます。
まずは、ポン吉に長崎の自然の美しさを堪能してもらおうと、海岸線にそって、走ります。
「サンセットマリーナ」を山の上から見下ろすように見て、進みます。


峠を越えて、山道をしばらく走ると「小江」というところに着きます。
ここはかつて文吉の出た中学校があったところです。
今は、中学校は文吉の実家から400mのところに引っ越してきています。
跡地には水産加工の工場が立ち並んでいます。

そこから、海岸沿いに走って、トンネルを抜けると「式見」というところに着きます。
ここの蒲鉾は文吉の知る限り一番おいしくて、工場で出来立ての蒲鉾(さつま揚げ)をばら売りしています。

ちょうどここに来たところで、小雨がぱらついてきました。
さっそく4枚買って(1枚120円)店の前で食べます。
二人が食べている間にも次々に車が停まっては、蒲鉾を買って去っていく人たちがたくさんいました。
でも、店先で食べているのは文吉とポン吉だけでしたけど。


雨は少しづつ本格的になってきました。
出がけに母が百円ショップで買ったカッパを「持って行く?」と言ってくれましたが、自分の「晴れ男」に自信のある文吉は断っていました。
このときはポン吉の「雨男」のことをすっかり失念していた文吉でした。

仕方がないので、予定を少し変更して市街地に向かうことにします。
「小江原(コエバル)」というところを突き抜けると、約4㎞ほどで「浦上」方面に出ることができます。
ここは文吉にとって、高校時代に毎日通っていた道でもあります。
懐かしさもあって、そのまま進んでいくと「岩屋」というところに出ます。

ついでだから、文吉の母校に立ち寄ってみました。
文吉が通っていたころより、さらに校舎も増築されたようです。


バイクが写っている写真はこの時に撮ったものだけです。

12:00
雨が少し小降りになってきたので、Uターンして平和公園にやってきました。
この時は一時的に雨がやみました。遠くには晴れ間も見えているので、もう大丈夫と思ったんですよ。


平和記念像の前でこんなポーズをするのは「田舎モン」と文吉が高校生のころは良く言ってましたが、まさか自分がやる事になるとは。

ここで忘れてはいけないのが、「アイスクリン」。文吉は長崎に来たら絶対に食べる一品です。昔から味と値段(100円)は変わっていません。
でも、量は少し減っています。
残念ながら、写真は撮っていません。


食べ終わったころにまた雨が降り出しました。こんどは本格的です。
もうこうなったら仕方がないですね。バイクでの見物はあきらめます。
妹に携帯したら、二つ返事で迎えに来てくれるとのこと。

待っている間に文吉はアイスクリン売りのおばさんと話しながら雨宿り。
ポン吉は公園の中を傘をさして見物に行きました。

朝の散歩の時に見た豪華客船のお客さんと思われる外国人の団体がたくさんいました。
アイスクリン売りのおばさんは声をかけています。
「アイスクリン、プリーズ、ワンハンドレッド~」でも一人も振り返ろうともしません。

妹が車で到着したので、1個買ってやるとそれを見ていた中国人か台湾人かわかりませんが、とにかく家族連れ4名が購入していました。

ポン吉を妹の車に乗せて、文吉はバイクに乗って妹の家までとにかく走ります。
すると、不思議なことに今迄降っていた雨が小雨になりました。きっと、文吉がソロで走り始めたからですね。
妹の家に着くころには止んでいました。

バイクをガレージ(木製の手作り小屋)に入れると、妹の運転で実家にもどります。
退屈している母を拾って、また海岸沿いに式見方面に向かいます。


12:40
お昼を式見の先にある魚市場の回転寿司でとることにしました。
ここの寿司は長崎で一番活きが良いのです。本当にうまいですよ。特に近海のアジは絶品です。

ついでに隣の「がんばランド」という土産屋で土産を少し買って、夜食用の蒲鉾を調達します。

13:50
大浦にやってきました。
妹と足の衰えた母を喫茶店に残して、文吉&ポン吉は「グラバー邸」までオランダ坂を歩いていきます。
途中にある「大浦天主堂」で記念撮影。


「グラバー邸」は入場料600円ですが、文吉得意のJAFカードを提示して500円になります。

園内に入ると、やはり豪華客船のお客さんたちがいっぱいいました。
見下ろすと長崎港にはその豪華客船も停泊しています。






このころには暑いくらいの晴れ間になっていました。





16:50
今日の宿泊地である「長崎ワシントンホテル」にチェックイン。
最初は実家に二泊するつもりでいましたが、文吉が会員登録している「じゃらん」ネットで検索したら格安のホテルを発見しました。
二人で7900円。さらにポイントを使って、なんと6700円で朝食付きですよ。信じられない安さです。
場所も長崎の新地中華街の入り口の横です。一等地じゃないですか。

ここで、妹と母とは夕食の時にまた迎えに来てもらうことにして、少し「浜ブラ」してきます。
「浜ブラ」とは長崎のメインストリート「浜の町アーケード」をブラつくことで、長崎っ子は彼女ができると必ず一度は「浜ブラ」デートをします。
でも、文吉&ポン吉はそういう間柄ではないので、誤解のないように。
アーケードを抜けた先にあるのは眼鏡橋。


ここは同時に写真愛好家にとって聖地とも言える場所でもあります。
日本の写真界の礎ともなった上野彦馬先生と坂本竜馬のツーショット。


暑いので、ロッテリアのシェーキをテイクアウトして飲みながら歩いていると、おもしろい土産屋さんを発見しました。
クジラを売っている店です。ベーコンは子供の頃よく食べましたね。
クジラのヒゲは縁起物らしく、珍しいものですから、二人とも即買いました。値段はナイショ。

19:10
ホテルにOZさんが迎えにきました。
妹の娘(文吉の姪っ子)一家を交えて浜の町で食事をごちそうしてもらいます。
期待して連れて行ってもらったら、ここもバイキング。
育ち盛りの子供たち(姪っ子の子供たち)が4人もいるので、バイキングが一番人気なのです。
子供たちはどの子もみんな良い子でかわいいです。


特に生後4か月の赤ちゃんとは初めてのご対面です。
ポン吉が「かわいいねえ。食べちゃおうかな」ってあやしていますが、彼が言うとマジに聞こえます。


ひいばあちゃんとのツーショットです。


21:00
食事がすんでホテルで一息入れていると、幼馴染のKちゃんから携帯がかかりました。

実家同士が100mほどしか離れていないので、生まれた時から高校卒業までいつも遊んでいました。
今回は昨日から泊りで阿蘇へツーリングにでていて、帰ってきたら会おうといっていました。
文吉の古い友人で、この年になってまでバイクに乗っている友人はKちゃんだけですね。
ちなみにハーレーとグラストラッカーを所有しているとか。

思い出しますねえ、高校のころ。学校にナイショで原付免許取って、よく走ってましたっけ。
彼はその後すぐに自動二輪免許をとって、CB500に乗ってましたね。
大型自動二輪免許(通称:ナナハン免許)になる年で、みんなその前に駆け込みで試験場に通っていました。
試験車はCB350でしたね。

ホテルの近くの茶店で話しをすこしして、Kちゃんのマンションで飲むことになりました。
行きつけのお店に携帯したら、今日は祭日のため休みだそうです。

タクシーでマンションに到着すると、27階建の24階部分。いやあ、見晴らしが良いですねえ。
長崎港の夜景が独り占めできるロケーションです。さすがは一級建築士の社長さん。


なんでも、最上階の部屋は福山君もサブとして押さえてあるとか。
長崎セレブのステータスと言っても過言ではないですね。東京ならさしずめ「六本木ヒルズ」というところでしょうか。

今日は奥さんは実家(すぐ近くらしい)に泊まりに行っているので、「ゆっくりして行け」との心遣い。
誰とでもすぐに打ち解けて、ただ酒、ただ飯をたかるのが特技のポン吉は、「文吉の友達はポン吉の友達」と馴染んで飲んでいます。
二人がドンドン、ビールや焼酎を開けていく横で、文吉は初めての缶カクテル。
口当たりが良いので、下戸の文吉でも何とか飲めそうです。
つまみはKちゃん家の冷蔵庫にあるものと、夜食用に買っていた蒲鉾。これがうまいんですよ。
おくさん、留守中にお邪魔して食い散らしてしまいました。本当に申し訳ございません。

24:20
気が付いたらこんな時間です。
ここで寝込んでしまってはホテル代が無駄になりますから、タクシーを呼んでもらいました。
文吉、酔っ払ってなんかいませんよ。ただ、眠たいので足元がフラツイテいるだけです。ヒック。

24:40
ホテルに入って、おやすみなさい。

・・・つづく




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酔っぱらう前に (文吉)
2012-07-24 22:35:41
おぶちゃん
この夜景は文吉がまだしらふの時に撮ったものです。
そのあとに酔っぱらってからはこんな風には撮れなかったと思うけど、もしかしたら、もっと芸術写真になっていたかもしれません・・・


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いいね (おぶちゃん)
2012-07-24 21:32:06
夜景がいいね(^^)素敵な夜景ですね、

長崎いいね 文吉さんの家族もいいね 素敵ですね

返信する
人間だもの (文吉)
2012-07-22 16:30:54
ポン吉どん
コメントありがとう。
長崎はどんな小さな町にもかならず一つや二つの歴史をもっています。
歴史だけでなく、文化も自然もいっぱいあります。
なんで、世界遺産に指定されないのか不思議なくらいですね。

きっと、あまりに良いところがありすぎて、ポイントが絞れないんですね。
審査員も人間だもの・・・

返信する
”心から感謝しております。” (もっちゃん)
2012-07-22 12:59:45
文吉どん

「サンセットマリーナ」、本当にいいとこだねぇ。ここで観る夕日が最高だと聞いていたので、それを観る事が出来なかったのは残念だけど。
次回にとっときます
”式見のかんぼこ”旨かったあ。また食べたいに行きたいなあ。

ぶらぶら歩きましたが、大浦天主堂にグラバー邸等、長崎はどこを歩いても歴史を感じる街ですね。ホントに。
それに、稲佐山から観ることができなかった夜景も文吉どんの友人宅から観ることができたし、さらに食べちゃいたいくらい小さくてかわいいお友達も出来て、本当に楽しい一日でした。
皆さん、有り難うございました。


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