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20190606【番外編】 長崎旅行<その1/4>

2019-06-15 | その他
2019年6月6日(木)晴れ

なんとか24時間勤務を終えました。
文吉の勤め先は、あの、オシャレな若者の街「渋谷」にあります。

と言うことは、家に帰ったら午前中の飛行機には間に合いません。
と言うわけで、今回も眠たい目をこすりつつ、重たい足を引きずりつつの出発です。

今回は長いので、4分割してお送りいたします。



08:15
渋谷駅から山手線に乗り込みます。

【01】




ここまでは良かったのですが、平日のこの時間にキャリーバッグとリュックを背負って山手線に乗り込むなんて、本当におのぼりさんですね。
渋谷を舐めていました。
激混みの電車は、文吉の小さな体を右へ左へ後ろへ前へとふらつかせます。


08:35
じっと我慢の20分が過ぎて、吐き出されるように文吉は品川駅に着きました。
品川から羽田空港までは京急空港線に乗り換えます。
山手線程の混み方ではないのですが、座れるほどの余裕はありません。


09:44
羽田空港第2ターミナル到着
ANAの窓口付近の土産屋さんで、キャリーバッグを引きずりながら買い物をして回ります。


10:10
出発まで約1時間になったのに、電光掲示板にはANA3877便の表示が出てきません。
おかしいなと思って案内のお姉さんに聞きました。
そしたらなんと、ANA3877便は第1ターミナルから出発するスターフライヤーだと言うのです。
文吉は一瞬くらっとめまいがしました。
もちろん熱中症ではありません。
優しいお姉さんは第1ターミナルまでの行き方を親切に教えてくださいました。
専用通路がちゃんとあるんですね。
徒歩約3分でやっと第1ターミナルにたどり着きました。

【02】



重たい足とまぶたを必死にだましだまししながら登場ゲートをくぐったら、目の前に黒い飛行機が見えました。
あの飛行機、ちょっとかっこいいじゃん(写真はないけど)
待合室で約20分待ったら搭乗OKのアナウンスがありました。


11:20
定刻通りに飛行機は離陸しました。
足元にはスマホの充電設備があるし、窓側の席なので上昇中に見える羽田の海は真っ青で綺麗です。
もう、何も言うことありません。
やがて飛行機は水平になって5000メートルの上空で安定飛行に入りました。

と、そこまでは文吉ちゃんと覚えていたんですよ。

でもそこからの記憶がないんです。
いわゆる「記憶喪失」ってやつですかね。
これが2時間もののミステリー番組だったら、何か予期せぬ事件でも起きそうですね。
例えば、隣に座っていた美女の胸にナイフが突き刺さって死んでいたとかね。
でも現実は違います。
第一、隣に座っていたのは30代の男性でした。
まあそんなことはどうでもいいのですが、文吉は不覚にも飛行機の中で約1時間30分爆睡していたんですね。
アナウンスで「着陸態勢に入りますのでシートベルトを着用してください」という声で目が覚めたんです。

ここで文吉、大変ショックなことに気づきました。
それはあんなに楽しみにしていた、機内サービスのコーヒーを飲みそこねてしまったことなのです。
飛行機に乗る前にコーヒーを飲みたかったのですが、ゆっくり飲む時間がなかったのです。
仕方なく機内サービスまで我慢しようと思っていたのに。・・・トホホ


12:45
そんな訳でスターフライヤーのANA3877便は無事に北九州空港へ着陸しました。

「長崎空港じゃないの」って、賢明なる読者の皆さんなら思いますよね。
そうなんです。
今回はちょっと訳あって北九州空港に降り立ったのです。
荷物受け取り場の外に出ると、妹とそのせがれ君が文吉を待っていてくれました。
その熱烈歓迎ぶりと言ったら、大変なものでした。
日の丸の小旗を振って、バンザイを叫ぶ者は一人もいませんでしたけど。

では、さっそくお昼にしようかなと思っても、意外と北九州空港付近は田舎です。
外に出ても気の利いたレストランを探すだけ時間のむだなので、空港内のレストランで済ませます。

でも、せっかく北九州まで来たんだからご当地の名物は? とメニューを開くと、文吉の目を釘付けにしたものがありました。
「これって、福岡というより、長崎のグルメなんじゃないの?」
そうです、妹のせがれ君も「まあ、お腹が膨れたら良いんじゃない」というので、注文しました。

長崎のB級グルメ「トルコライス」

【03】


でも、本当にトルコの人はこういうのを食べているのかなあ。
まあ、文吉はトルコには行ったことがないので、信じるしかありませんね。
ええっと、味はまあまあ60点といったところでしょうか。
もちろん、「腹ペコ」というスパイスが利いてのことですけど。

それでは、なぜ、文吉が長崎空港ではなく、北九州空港に降り立ったのか、説明しますね。
実は、最近文吉の妹夫婦がやっと念願のマイホームを建てることができたのです。
その記念すべき招待客の第一号として文吉がやって来たわけです。
そういえば、元号が平成から令和に変わりましたよね。
その記念すべき国賓の第一号がアメリカのトランプ大統領でしたね。
まあ、文吉はそれほど偉大な世界のリーダーではありませんが、年齢的には近いのではないか思ったわけです。
実際にはトランプ大統領の年齢なんて知りませんよ。知りたい人は自分で調べてください。
たぶん、文吉と10歳も離れていないと思います。

そんなわけですから、それはもう、妹とせがれ君の歓迎ぶりは大変でしたよ。
空港から自宅までの道すがら、「あそこにも寄ろう、あれも見よう」といろいろセッテイングしてくれたみたいです。

文吉だってあれだけ飛行機の中で眠ってきたのだから、頭は冴えていますよ。

というわけで、「千仏鍾乳洞」へ行こうということになりました。
でも、よくよく話を聞いてみたら足元はぬかるんでいたり、水の上を歩いたりというではありませんか。
いくら長靴を貸してくれてもちょっとパスですよね。
そんなわけで、すぐ近くの「平尾台」というところに行きました。

ここはカルスト台地で、丘の上に無数の石(岩)がゴロゴロ転がっています。
いやあ、良いんじゃない。まるで、山口県の秋吉台を彷彿とさせますね。

【04】



【05】



文吉はこういう、自然の「神が作りたもうた造形」は大好きです。
そして、近くの事務所の前には小さな飛行機が?

【06】



【07】




えっ、カンカンでできた飛行機。よくできていますね。田んぼの案山子くらいの役には立つでしょう。

さて、のどかな田園風景の中を車でのんびり走っていたら、着きました。

どのくらいのどかかといいますと、妹の手料理をいただき、のんびりとテレビでもみながらの団欒のひとときを過ごしていた時です。

20:00頃に妹が不意に「田んぼの方に散歩に行こう」と言い出しました。
何でと思いながらもせがれ君と三人でいった先は、本当に田んぼの間にある小川が流れているところでした。

こんなところで「何するの?」と思うでしょ。

実は「ホタル」がいたんですよ。
こちらに一匹、あちらに一匹と点在しながらもちゃんと光っているんです。
いやあ、感動しましたね。
文吉、ホタル観賞はあのポン吉と秩父に行ったとき以来です。
あの時は、ポン吉を警戒したのか、1匹しか見れませんでしたが、ここでは10匹以上は見ることができました。

ハウステンボスの日本一のイルミネーションより、文吉にとっては10匹のホタルの方がはるかに感動しました。

そんなわけで、その夜はぐっすりと眠ることができました。


<続く>


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
第一号 (oz131)
2019-06-15 21:17:58
第一号の宿泊おめでとうございます✨
おもてなしの部分では問題あったと思いますが身内ということでご容赦を。

今回は4部作とのことですが、内容が多くてそれで終わるのか心配です。
でも文章力に定評があるので大丈夫だと確信しています。更新楽しみです。
返信する
最高の旅になりました (文吉)
2019-06-16 04:56:22
oz131さん
コメントありがとうございます。
今回は本当にお世話になりました。
おもてなしも最高でした。色々と心遣いをしていただき、文吉は十分リフレッシュできました。
今度行ったときは千仏鍾乳洞にも寄りたいと思います。

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Unknown (りー)
2019-06-16 08:40:41
文吉さん、おはようございます。
文吉さんのお勤め先は渋谷にあったんですね。
オシャレですねえ。109は近いのですか?
今回はクタクタな体にムチ打ってお疲れ様です。
でも、妹さんも待望のマイホームをゲットできて嬉かったでしょうね。
おめでとうございます。
今でも地方の田んぼにはホタルがいるんですね。
私は会津のうまれですが、まだ自然のなかのホタルは見たことがありません。
人間が意識的に環境を整理していかないと、本当に絶滅してしまいますよね。
今回はバイクネタは無いんですね。
でも、速く次が読みたいです。



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お洒落なまちだけど (文吉)
2019-06-18 06:52:25
りーさん
コメントありがとうございます。
返信遅くなり、申し訳ありません。
渋谷は本当にお洒落な若者たちがたくさんいます。
でも、文吉にはあまり関係ありません。
文吉はお洒落より駄洒落の方が得意です。

109は近いと言えば近いけど、徒歩10分圏内です。
でも、入ったことはありません。

妹の新居は本当にのどかな田園風景の中にあります。もう少し時間があったら、写真も撮りたかったのですが、そうもいきませんでした。
蛍が自然生息しているだけでも、環境は最高の場所だとわかりますよね。


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