コロナウイルスにより、ハワイは深刻な経済的ダメージを被っています。観光客であふれていたビーチや商業施設は人がいなさすぎてひっそりとしています。失業率は23%と、全米平均を大きく上回っています。ハワイの経済は観光業に支えられることもあり、深刻なダメージを受けています。観光業によって21万人以上の雇用を支えています。例えば、ワイキキビーチを見てみると、そこには観光客ではなく、地元住民がチラホラいるだけです。日本人観光客に大人気のアラモアナセンターも人がまばらです。
3月下旬、ハワイのイゲ州知事は外出禁止令を伴うロックダウンを開始、訪問者も14日間の自主隔離を強制しました。これによって、4~6月のハワイへの訪問者の数は98%減になりました。失業率も急激に上昇。3月は2%台だったのが、4月はなんと23.8%まで急上昇しました。
6月に検査で陰性判定されれば、ハワイ到着後の自主隔離を免除する措置を8月初めから導入しようとしていましたが、ハワイでコロナが再び感染拡大し、この措置の導入は1か月先に先送りとなりました。ハワイの本格的な観光業の再開はまだまだ時間がかかりそうです。