柴犬ランの飼い主教育日記

人もすなるブログといふものを犬もしてみむとてするなり。
保護センターからレスキューされた柴犬の日記だよ。

脱走事件現場に再び

2012-04-01 | 富士山お散歩
雪の富士山吉田口登山道

動物愛護センターからちばわんにレスキューされたボクは,一時預かりボランティアのためりんさんのところを経て運転手の家に来ました。

1年前。里親お試しトライアルが始まってすぐに大震災発生。
政府が福島原発から半径250kmの住民を避難させる計画を秘密裏に作成していた震災直後。せめて原子炉建屋への放水が成功するまでの期間だけでも圏外へ避難と思ってやってきた富士山で脱走しちゃいました

今日は脱走事件の現場検証をかねて雪中ハイキング

リードや胴輪の装着など基本事項の再点検・再認識もかねて行ってきました。

当時の縄張りパトロール

1年前と違って尻尾をぴんと立てて余裕で歩くボク

脱走中に確保した広大な縄張り。
馬返し下(標高1420m)から一合五勺の小屋跡(標高1595m)まで,標高差=175m・水平距離=950m。
運転手は夜中まで何度もボクを探して往復したんだよ。

二合目御室浅間神社(1720m)


縄張りの先にある古い神社。今日はここまで。
また道が続いているよ。行ってみたいな~

最近,軟弱になった運転手が途中で引き返そうとすると,もっと先に行きたいと自己主張するようになりました

やっぱり森が好き


道から外れて森の中へ行こうとしたけど,リードが邪魔で行けないワン
今日の雪質は,脚が埋まって歩きにくいし

1年前のねぐらの下で。。。


脱走したときにねぐらとして利用していた木の下。
登山道から見つめて,しばらく感慨にふけるラン。

何を考えていたのかって?
秘密 教えてあげないよ~ん



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