シィーモ・チィーモの旅日記

週末は思いっきり楽しく過ごそう!
バイク(時々)で行く山登り・釣り、そしてわが家の様々な日記です

アンコールワット満喫5日間  ニャック・ポアン  タ・ケウ  バンテアイ・クデイ編

2014-02-05 | のんびり旅
(1)前編はこちら
(2)アンコールトムはこちら
(3)トンレサップ湖はこちら
(4)アンコールワットはこちら
(5)タ・プローム バンテアイ・スレイはこちら
(6)ニャックポアン タ・ケウ バンテアイ・クデイ 
(7)ベン・メリアはこちら


2014年1月10日(金)

         ◇◇◇ ニャック・ポアン ◇◇◇

周囲を広い湿地帯で囲まれるニャック・ポアンは 長い木道の先にあります





四つ葉のクローバー みぃつけた♪  こちらでは四つ葉がメジャーらしい・・



中央の池の四方にそれぞれ池があります
万病を治すとされるヒマラヤ山脈の架空の湖アナヴァタプタ伝説の湖「アナヴァタープタ」を模したといわれており
四方にある祠のような場所から水が流れ出るようです




祠のような場所には 人、ライオン、ウマ、ゾウの頭部をかたどった物があり
その口から水が流れる仕組みになっているようですが 見えるかなぁ




ニャック・ポアンは 「絡み合う蛇」と言う意味で 
中央の池にある祠堂の基壇に2匹のナーガ(蛇)が巻きついています
中央の祠堂の横にある神馬バラーハ(観音菩薩が馬に変身したもの)の下にしがみついている人がいますが
溺死防止の象徴だとされています

ニャック・ポアンはもともとは医療の目的のために設計され 
4つの結合する池は 水、土、火、風を象徴している
これらの池で沐浴することで病気が直ると考えられ 今でも続いているそうです




まめ情報
アンコール遺跡の周辺にはトイレが整備されています(水洗・トイレットペーパー付き)
その中には料金係が待機している有料の施設もあります
ちなみに料金は
  遺跡入場券を持っている外国人  FREE
        持っていない外国人 2000リエル(0.5ドル)
  地元の人             500リエル 


         ◇◇◇ タ・ケウ ◇◇◇


タ・ケウ(Ta Keo)は「クリスタルの古老」の意味を持ちます
王の死去により未完成のまま放置された四方に副祀堂を持つ5塔主堂型平面構造ピラミッド型寺院



中央祠堂には アンコールワット以上の急階段を昇らねばなりません



荒削りの石段 手すりがないのも恐怖心が一層増します


 
建築が途中で中止されたために アンコール遺跡に多くみられる彫刻が施されてなく
また 当時の石材の積み上げ方や建築方法を解明するために役立っている



最頂部は落雷で壊れたという説もあるようです



高さは50mにもなり 周囲の樹林帯を望むことができます




完成していれば ピラミッド型寺院の中でも造形上最上のもののひとつに数えられた可能性が高い(らしい・・・)




下りはもっと怖いのです




         ◇◇◇ バンテアイ・クデイ ◇◇◇


バンテアイとは「砦」 クデイとは「僧侶」
バンテアイ・クデイは「小部屋(僧房)のある砦」を意味し 東西方向に一直線に建物が並ぶ構成になっています




外周壁の西塔門
この塔門にも四方を見渡す四面仏が刻まれています











ナーガ(蛇)の欄干のある広いテラス



中央の通路は一直線に延びて 小さな部屋に区切られています



崩壊して建物が分断している部分もあります



おっと危ない






中央にある祭壇



額縁のような窓



台座のヨニは女性器を表し ヒンズー教の神シヴァの妃ドゥルガーの象徴といわれ
円柱形のリンガは男性器を著し 神シヴァ(男性)の象徴とされています
この2つの組み合わせは 繁栄や豊かさ 平和 不死などを意味しているとか・・・



柱にアプサラのレリーフが刻まれている「ホール・オブ・ダンサーズ」と呼ばれる建物



東側のテラスから見た中央祠堂



東塔門

この遺跡では上智大学アンコール遺跡国際調査団が調査を行っています
2001年には第三周壁東塔門の北東にある小祠堂前の地中から 
合計274体の首の部分が切り離された仏像と千体仏の刻まれた石柱が発見されました

ヒンズー教に改宗した際に破壊された仏像が 地下に埋められていたのを発見され
全ての首は切られていたが 丁寧に埋められていて切られた首も乗せてあった
その仏像は 現在国立博物館に保管展示されているそうです




アンコール遺跡のあとは オールドマーケットへ


野菜いろいろ 豚の頭もあります

市内に住んでいる現地の人の朝食はほとんど外食なんだそうです 
電気代が異常に高くて冷蔵庫が使えないため食糧を保存できないから
郊外では電気の通じていない地域もあります 



シェムリアップ市内にあるオールドマーケット
もともとは地元向けのマーケットでしたが 観光客向けの土産屋やレストラン、カフェもあります

食料品 衣類 貴金属 時計などいろいろあります しかも安い
たとえば Tシャツ1枚=1ドル
観光客向けレストランで コーヒー1杯=3ドルですから お買い得ですよん!




おみやげ用のドライフルーツ 香辛料を交渉のすえゲット!


 

 

今日のディナーはフランス料理  妙な取り合わせのようですが

カンボジアはフランス領の時代があり フランス料理のクオリティが高いとか




   ・・・  つづく  ・・・








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