最近、佐井好子の1975年のデビューから1978年までの佐井クラシックともいえなくもない(?)4枚のアルバムを聴いている。
例えば・・・
「20才になれば何が起こるかな?」
(期待? なにか心配なの?)
(期待? なにか心配なの?)
「20才になればタバコをやめて、結婚するの?」
(あ~、そっちね!)
(あ~、そっちね!)
「髭ズラのあの人捨てて、九つ年上の人と結婚するの・・・。」
(そ、そうなんだ・・・。)
(そ、そうなんだ・・・。)
と、いった感じで、揺れ動く乙女ゴコロをしかと歌いあげている。聴く者は、冬の地下道の手前で「わっ!」と驚かされたり、「月明かり~」「青いガラス玉」など繰り返される印象的なワードとともに、彼女独特の詩世界に知らず引き込まれてしまうのだ。
とっつきにくい感もある彼女だが、そういう意味では、4枚目の「蝶のすむ部屋」がおすすめ。(このアルバムの後、「自分の気に入る曲が出来なくなった。」といって活動を休止。)
フォークシンガーと紹介されている彼女だが、アルバムを追うごとにジャズ=お洒落(?)ぽ感が増している気がする。詩と音の凹凸がならされて、とても心地よく聴けるのだ。
PTAが顔をしかめ、思わず耳をそばだててしまうオドロオモロイ詩は相変わらずだが、メルヘン婆こと谷山浩子にも通じる(?)可愛らしい曲さえある。
きっとファンは皆、声だかに口外する事は躊躇しつつも、密かに聴かずにはいられないというタイプの歌手なのかも知れない。
フォークシンガーと紹介されている彼女だが、アルバムを追うごとにジャズ=お洒落(?)ぽ感が増している気がする。詩と音の凹凸がならされて、とても心地よく聴けるのだ。
PTAが顔をしかめ、思わず耳をそばだててしまうオドロオモロイ詩は相変わらずだが、メルヘン婆こと谷山浩子にも通じる(?)可愛らしい曲さえある。
きっとファンは皆、声だかに口外する事は躊躇しつつも、密かに聴かずにはいられないというタイプの歌手なのかも知れない。
それにしても、可愛い顔して痛烈に政権批判のベビーQも心配です。
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