本日は思い立ち、両親と連れ立って外食とあいなりました。
めざしたのは銚子の知る人ぞ知る「浜めし」さん。
以前、ブログでの交流が縁で訪れたことがあるお店です。
店内に入り、両親が高齢という事があってカウンター席に座りました。(座敷をあまり好まないのです。)
今では新しいお店になっており、通りを挟んではす向かいにあった昔のお店に訪れた事があると告げると、新しいお店になってもう10年という事・・・。そんな前の話だったのかと思いを馳せたのでした。
壁に張ってある色とりどりの紙に書かれたお品書きにいくら目を凝らしても、お目当ての「うに」の文字になかなかお目にかかれません。
もじもじしながら「うにはないんですか?」と聞くと、どうやら今、うには不漁の様子・・・。
お品書きには丼に何がのっているのか書かれているのですが、確か三色丼のひと色は「うに」のはずなのに(ネットで予習済み)、まぐろにとって変わられています。
そんな中、五色丼ののなかに「うに」の文字!
いつぞや(はるか遠い昔)、某県の☆▲崎を訪れた際、空腹に負けて手前で安い蕎麦を食べてしまい、うに丼が食べられなかった・・・。その時以来のどうしても「うに」が食べたい・・・。そんな壮大なドラマが脳内にすっかりうず巻いていましたので、「うに」だけは絶対にはずせない・・・。
ここはお値段は少々張るが、「じゃ、五色丼で・・・。」
となりの父も、大おかみの「男だったら五色よ!」の声に圧倒され・・・。
「お兄さんの方、うに少し盛ってやって!」
さらに大おかみのリップサービスがこころに響きます。
五色丼二つに、遠慮したのか母だけはエビフライ定食をオーダー。
(いやいや、ここはやっぱ五色丼でしょ?)
それは、どこか路線バス旅であるところの蛭子さんに似ているかも知れません。地のものを頼まず、どこでもカツ丼!みたいな・・・ね?
某大御所さえもイラっとさせる徹底した胸の空くような無頼っぷり!
(話は変わりますけど、ここで寄り道、後日談。本日も、一度座った席をここは暑いといった理由で移動させられましたよ~。お冷およびおてもとなど持ってね。そんな暑くもないんだけどなぁ・・・。でも、ついていきまっせ!)
運ばれてきた丼。ネットで予習し、散々思い描いてきた画像・・・。
丼からネタがはみ出している事に偽りは無いのだが、強いて表現するならば、なんて上品なてんこ盛りですこと・・・。
(どんぶりがやや小ぶりだったのですね。)
百ウェブんは一見にしかず。これは、訪れた人のみぞ知る事の出来る真実。
しかし、昼間から孤独のグルメの五郎さんのような大喰らいではない私のような輩にはむしろウエルカムサイズ!
「うに、うめえ。」
念願のうににありつけ、10年越しの来店を果たせ、大満足だったのであります。
帰りには、3連休後の人の潮のすっかりひいた犬吠崎灯台周辺をぶらぶら・・・。
これは余談ですが、テレビでたまたま観た「こころ旅」のシヤタケ山の天使に、ふいにこころが洗われました。
人生いろいろあったりなかったりするけど・・・
たまにはこうらもこころも洗濯してあげないとね!
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