ＬＯＶＥ

　「ＬＯＶＥ」
　何人もの関係なさそうな登場人物が、街で、道のうえで出会う。
　みんな。ふつうのようでいて、珍妙な行動をおこしたりもして。
　物語では、よく位置と時間がしめされる。ときには秒単位とかで。
　でも。白金台五丁目とか白金六丁目とかいわれても、ようわからんかったな～。ましてや、都市猫の勢力図なんてのは。
　ひとつだけ覚えたのは、目黒駅が品川区にあるってコト。(^^;)

　公園に掲げられている禁止事項の掲示板。
　これを見ると、この公園じゃ何もしちゃいけない！ってコトになる。公園の意味あるの？
　さきの「東京タワー」にも都会の公園にはヒトがいないなんてあったけど、実際どうなのかな～。
　最後に「スポーツ禁止」とあって、それを見たスポクラ（でしたよね？どっちだっけ？^^;）のイントラである登場人物のひとりは憤るわけです・・・。
　で。これって、ちょっとココで紹介したスナフキンのエピソードに似てるな～って思ったのです。（覚えてないかな～？）
　おまけに、この注意事項の「火気厳禁」と「飲食」にガムテープで目隠しをして、さすらい（！）の料理人が少年に料理を食べさせるのでした。（これはこれで変ですけどね。^^;）そして、癒されるのです。この本でいうところの、ブルー／ブルースです。

　読みすすめていくと、最近ココで何気に使っていた「ひなたぼっこ」とか「借りてきた猫」とかって語句がでてきて、おもわずニヤッ。
　だって。その地点にたどりつくまえに、その語句を使ってたわけですからね～。もしかして、これってプチデジャヴ？
　この本でいうところのワード／ワーズかな。

　物語には、人間ばかりでなく猫も数多く登場する。
　というより、いる。街のそこかしこにいる。何百匹とっ！
　そして登場人物たちは、猫たちとふいに出会う。猫をカウントする。探猫する。そしてこの本でいうところのキャッター／キャッターズになる。
　癒されるんですかね～、猫に。ま、猫にかぎらずね。　


　　明日のボクのカラダは、目玉付ハンバーグとパフェでできてますよ～。