たまの休み。
話題の秘境ラーメンが何気にご近所ということで、I岡バイパスを東へ。
あついチャーシューとけるほど恋した~い!
車内には、ガンガンに広瀬香美のベスト。なぜかって?
い、今でしょ!?
I岡灯台までの登り道をはいり、手前で左折。
まわりはキャベツ畑の丘。もみじマークのトラックに先導されながら進む。
田舎ならば見慣れた道ながら、いよいよ道も狭くなり、だんだんと秘境じみてきたあ・・・。
カーブの向こうから軽トラ一台来ようものならすれ違いが出来ないというドキドキ感。
こうまでして行って、店はあるのか?やっているのか!?という不安感がMIX!
(以前、曲がり口に置いてあった店のちいさな看板も先日の雪風のせいなのか無くなっていたしなあ・・・。)
そんな焦りがMAXに達した頃、突如、店の看板がお出迎え!
とはいえ、大きな看板とは裏腹に来る物を拒むかのような先の見えない狭い入り口。
ここを入ってよいものか?
意を決して曲がると・・・。
はたしてありました。
そこには、ネットの写真で見慣れた光景。まさにこれだ・・・。
確かに、こんなところにラーメン屋?というところ。
言うなれば「注文の多い料理店」の山猫軒のようなものか。
食うのか?食われるのか?
車を止めるのもそこそこに、恐る恐る店(小屋?)に近づくと、「あっ、来た。」と店主がお出迎え。
彼が、あのパンク町田さんなのだろうか?
この冬、さすがに半裸ではありませんでしたが・・・。
いまでは、なにやらラーメンも増えているのだが、シンプルに店の看板Gラーメンとチャーシュー丼を注文。
室内席も出来ているのだが、今日は天気も良い事だし他に誰もいないし、せっかくなので屋外で。
ここは、もともとが動物施設。
視線の先にはダチョウ。そして、大きな犬が真冬のぽかぽか陽気に眠り込んでいた。
簡易トイレで用を足して振り向けば、カラフルなオウムにビックリという具合。
トイレから戻ると、店主がぼそっと「あっ、米が炊けてない。」だって。
じゃ、チャーシュー丼ボツかあ・・・。
気を遣ってくれたのか、「こんなの飲みますか?」と缶ビールのようなものを指差すので、(車だしな~)と躊躇しつつ缶を見ればノンアルコールですか・・・。
そもそもが「おいくらなんですか?」の問いに、
た、タダっ!?
タダなら・・・。
いや、ノンアルならいただきませう。
誰もいないオープン席にひとり。遠くには海と畑、目の前にはダチョウ。
昼間からノンアルビールにラーメンをすする俺。
ワイルドだべえ~!?
空になったノンアル缶が風で倒れた音に犬が眼を覚ました。
つかのまの秘境トリップ。
「ごちそうさまでした。」とドンブリを返し、そそくさと立ち去ろうとしたところ、店主の「680円。」の声に我にかえった・・・。
「あっ、お金払うの忘れてた!」
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