近所を散歩していると、おそらく空き家と思われる家の縁側に、死んでるのか?と心配になるほど同じ場所で、猫が眠りこんでいる。
違いといえば右向きで寝ているか左向きで寝ているか、つまり死んではいないようだ。
猫は猫で誰に言われるでもなく、空き家(あくまで推定)を有効活用して、縁側でステイが一番と決めてるようだ。
遅ればせながらカミュ「ペスト」を読みはじめた。
カミュといえば「異邦人」。えーと、ひとを殺したのは暑さのせいって、そんな話だったかと・・・。
題材といい、また小難しい話じゃないかと身構えもしたが、翻訳のおかげか読みはじめると、とっつきやすくひと安心。(先入観と違って読みやすくて意外だった本では、井上靖「氷壁」が思い出される)
未来を言い当てることは誰にも出来ないけど、疫病にしろ、こうして歴史が繰り返すものなら、誰でも未来を思い描くことだけは出来そうだな。
近頃は、だいぶ暑くなってはきたが、少し前には、まだ冷えこむ日もあった。
かめちゃんの水槽を触ってみるとひんやり。かめちゃんの浮かない顔の原因はこれだったか。
自分だけは毛布を足してぬくぬくと寝ながら、かめちゃんにだけ寒い夜を越させるわけにいかないので、さっそくヒーターを交換。
後日の水替え時、かめちゃんの甲羅を歯ブラシでこすりながら、ふいに悟る。
かめは背中がかゆくても自分でかくことはできないんだ・・・。
届かないところに手を伸ばしてあげる、それが飼い主の役目なんだろう。
緊急事態宣言が解除されたが、かっての日常がすぐに戻って来るわけもない。
丸亀製麺のうどんの日(釜揚げ半額、毎月一日)は来月も中止か・・・。
復活の日はいつになることやら。
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