余禄

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第59番国分寺

2021-11-06 05:36:43 | 再開遍路旅

南光坊は住宅街の中にあってその存在感を示していた。

・・というのは山門の素晴らしさに改めて身を引き締めました。

南光坊のおばあちゃんにはいつまでも元気に遍路の人たちを見守ってくれる

ことを願っています。

私の宿のことまで心配してくれて申し訳なく思っています。

南光坊を打ち終えて今晩の宿駅前の今治ステーションホテルまで

戻る途中で夕食が無いので自転車に乗った女性に声を掛け

コンビニ、スーパーありませんかと尋ねた。

丁度そのときに南光坊へ行く途中道を尋ねた中年男性2人に出会った。

女性一人男性二人の3人が合わせてスーパーのある場所を教えてくれた。

3人に感謝しながらホテルに戻りそうそうとホテルの受付の男性に話をしながら

スーパーへ今晩と明日の朝の夕朝食を買い求めるために出掛けました。

大体決まっているものはおにぎり、と酎ハイ、お茶・・パンを買うことが日課となっている。

空いたお腹を満足させるためには酎ハイとおにぎりが最高だと思っている。

明日のエネルギーを米のご飯が一番と思っているからです。

色々お弁当がありますが自分の体に合うものとは簡単に食べられるものが

一番と心得ています。

酎ハイの酔いが回ってくると心持ち疲れが取れるような気がします。

明日朝のモーニングコールをお願いし休む事にした。

明日朝は6:00出発です。

翌朝モーニングコール前に目が覚め昨日買ったパンを・・お茶を飲みながら

朝食を取りました。

6:00丁度の今治発の普通に乗り込み次の次の駅伊予富田で下車しました。

駅員はいない無人駅になっている。

無人の改札抜けて伊予富田待合室で女子高校生と出会いました。

59番国分寺までの道を尋ねたら一つ手前の伊予桜井駅のほうが近い事を教えられた。

戻ろうかと一瞬考えたがその時は既に電車は発車してもう空いたホームがあった。

工事中の駅周辺の道路は分からなくなって歩きながらまた出会った男性・・地元の

人と思いますが尋ね歩く道が決まりました。

6:40分位だと思いますが国分寺に着きました。

国道から少しだけ坂があって鄙びた国分寺がありました。

書物によると何度も色々被害を受けて今の形になったとか書かれていました。

ここの鐘楼は鐘が鳴らせないようになっていた。

鐘を鳴らすための階段の先にはバリゲートされコンクリートの塊で

塞がれ鐘を鳴らせないようになっていた。

お大師様の石像があって握手ができるようになっていました。

一つだけお願いができるという看板までありました。

すぐ側には御百度参りもありました。

国分寺を打ち終え伊予桜井駅へ向かい歩きました。

納経所の人まだ若い男性に2kmと教えていただき国道を歩き出しました。

歩きながらまだかいな自分に言い聞かせながら周囲の畑を見ながら

老体を駆使しながら伊予桜井駅につきました。

駅前は野原のような殺風景な景色がありました。

駅待合室も人影がなくそこもまた無人駅になっている。

電車の時刻表を見ると40分待つ時間まであった。

無人の改札を入ってホームの長椅子に座り駅ホームから見える

前方の景色は森のような木々が見える。

住宅は全く見えない。

ベンチに座りながら一人お茶を飲みながら9:11発伊予小松駅に向かう電車を待ちました。

電車は後乗り切符を取り前方の運転手側から下車するようになっている。

電車の運転手が一人で全てを行うようになっている。

乗り降りの乗車券の精算から車掌から運転から大変だとつくづく感じました。

伊予小松駅に着いて62番宝寿寺61番香園寺63番吉祥寺と向かいました。

62番宝寿寺はここも住宅街の中にある。駅から歩いて5分の近い札所でした。

納経所の年配の男性に次の札所を聞き歩き出しました。


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