若い頃に東北を出たくて出たくて実践した私でしたが
この震災を機に東北に戻りたい気持ちが芽生えたのでした。
震災の年の暮れから岩手工場担当になり程なくして単身赴任。
3年経って今年から宮城勤務となっています。
仕事でもボランティアでもプライベートでも東北の復興の一助になればと
思いながら単身赴任生活を続けています。
ただ単身赴任なので横須賀に残った家族に何かあった場合に
すぐに戻れないのが多少の気掛かりではあります。
南海トラフ地震が起きたら横須賀の方が大変だもんなぁ…
家族を守ると言えば数年前の震災の日に妻のお母さんがポロッと
「あの子は大船渡に嫁がなくて良かったね…」と言ってしまい
お父さんに「そう言う事は言うものではない」こっぴどく叱られたそうです。
私と妻は高校からの腐れ縁なのでお互いの過去はよく知る仲なので
当然元カレの事も知っていましたがさすがにそこまでは思わなかったな…
でもお父さんの言う事もお母さんの言う事も尤もではあります。
震災に遭った人達を思いやる心、自分の子供の安否を気遣う心、それぞれありますから。
この話を聞いた時に私は少なくとも妻と息子達は私が守らなきゃと思ったものです。
単身赴任しちゃってるので難しいですけどね…
今は私が定年を迎えて横須賀に帰るまでは大地震が起きないように願うばかりです。
そしてそれまでに東北が復興してる事も願わずにはおれません。
春になったら会社のボランティア活動も始まります。
岩手にいた時と同様、宮城でも積極的に参加していきたいと思います。
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