日頃からいろいろとお世話になっていて、
おいしいものを何回か食べに連れていっていただいたこともある方を、
お返しに、浦安でおいしいものを食べていただきたいと、（私がただ食べに行きたかったというのもあるんですが）
新浦安駅前にある、こだわりのお蕎麦屋さん『芦屋亭』に行ってきました。
単品ずつ、いろいろ頼むのもいいのですが、
以前に食べた「蕎麦湯豆腐鍋」がとてもおいしかったので（http://blogs.yahoo.co.jp/shinsourayasu/21411488.html）
お鍋を食べて、〆でお蕎麦が食べたいなと思い、
今回は、「鴨鍋」コースを注文させていただきました。
３人で行く予定だったのが、前々日に、１人キャンセルになり、
人数が減るのはお店に迷惑がかかると思い、私ともう一人の方が別々に何人かの人に声をかけたら、
たぶん芦屋亭を前から気になっていた人が多くてか、５名となってしまったんですが、
前日に一人、当日に一人と合計５人に人数が増えるのですが、とお店に電話をしても 快く対応していただきました。
正直ちょっと、もしかして、鴨肉が人数分ないかもと心配していたんですが、
お店に入って、席に着いたらびっくりしました。
減っているどころか、お値段以上の鴨肉がどーんと
並んでいましたから。
（この量で５人前です！）
蕗やごま豆腐などの、きちんと手間暇かけて作られた季節の前菜をいただきつつ、お鍋が沸くのを待ちました。
お鍋の出汁がわいてくると、鴨が葱をしょってくるということわざがあるよなと思いつつ、
葱を入れ、白菜を入れ、そして、鴨肉を少しずつ入れました。
程よく鴨肉が煮えたところで、取り出して、口の中に入れると、
しっとりとした身と、あっさりとしていながらコクがある脂身があわさって、
うっとりするような味わいでした。
鴨の味が鍋に出てきて、煮えてきた葱もおいしく、鴨が葱をしょってくるの意味がなんか実感できたような気がします。
そして、このお店はお蕎麦屋さんということで、そばがきもお鍋に入れるようについていました。
鍋に入れて、ある程度待つと、鴨肉と野菜と出汁のおいしさを吸って、
蕎麦湯割の蕎麦焼酎がすすんですすんでいけませんでした。
蕎麦湯豆腐鍋のときは、〆のお蕎麦は、普通のつゆでいただいたんですが、
今回の鴨鍋の場合は、ただそのまま食べてもおいしいお蕎麦を、
鴨鍋のおいしさがしみでたお出汁でずるっといただきました。
もう、思わず笑みがこぼれてしまうぐらいおいしかったです。
さらにお蕎麦を食べ終わった後、そのため用にきちんと作られた蕎麦湯を鴨鍋の出汁に入れて飲むと、
満足で満足で、もうお腹いっぱい、胸いっぱいになりました。
鴨鍋一つで、こんなに奥深く味わせていただけるとは、思ってもいませんでした。
お腹いっぱいと言いながら、わざわざ神戸で作られた特製和風ジェラートを（期間限定を桜の味を）いただいたんですけどね。
このお店で、運が良ければ、クエ鍋が（九州の方ではアラといいます）食べれるのは知っていましたが、
ここのご主人、実はすっぽんもさばけることができるので、すっぽん鍋も食べることが出来るらしいです。
すっぽん鍋を、お蕎麦とかと合わせてどんな風に食べさせていただけるのか、
また次に行く楽しみが出来ました。
芦屋亭 → http://www.navi-city.net/ashiyatei/
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