「第2回 塩川デイ」を終えて(お礼と報告)
本部町島ぐるみ会議
共同代表 仲宗根須磨子
2023年2月21日、22日の両日、第2回塩川デイ、第1日目は風と波の影響で塩川港からの搬出が無くなったので、結集した人たちは安和へ移動して行動しました。
第2日目は天気も良く、塩川港へ。両日の結果を表にしました。
毎日の抗議行動で安和ではダンプトラックの搬入台数を1日約900台(行動がないと約1200台)、塩川では約700台(行動がないと約1000台)と、辺野古に投入される土砂を1/4くらいは減らしてきましたが、この2日間は素晴らしい成果をいただきました。しかし、今回の塩川デイにおいては、当局の規制に新たな問題も発生しました。
①1日目、安和桟橋ゲート前に機動隊が「鉄パイプのフェンス」を設置しました。牛歩のス
ぺースをわずか幅1mに縮めたのです。機動隊の出動は「通行人の安全をはかる」のが建前
なのですが、あからさまなダンプを通す規制であり、かえって危険を呼び込む行為です。
②2日目、塩川港ゲートに「警告板」が設置されました。抗議行動をする市民に過料を処す
内容。言語道断です。
③塩川港入口にある、ゆるやかなスロープの歩道上に2箇所、水道管がむき出しに設置され
ていました。多くの人がつまづいていましたが、この日はついに年配の女性が転び、膝を擦
りむき、頭をアスファルトに強打しました。
④午後3時頃、塩川港内で北部土木事務所職員が、市民に向けてビデオ撮影を始めた。肖像
権の侵害です! 他にもさまざまな問題が山積しています。
このような圧力にも負けず、正々堂々と牛歩で抗議行動を終日展開していった参加者の皆さんに深くお礼を申し上げます。それを常にささえたスタッフの皆さん、差し入れで参加者を元気づけてくれた皆さん、現場に来られなくても寄附等で応援してくれた皆さんに感謝です。今回も、大きな事故もなく逮捕者もいない。これが何より。
次回もあきらめることなく、がんばっていきましょう!
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