2022年 明けましておめでとうございます。
大晦日は、両親と東京から帰ってきた主人、息子と、山形に帰省しなかった甥っ子で、
恒例の温泉にて、一年の垢を落とし、美味しい料理を頂いて、のんびり紅白歌合戦を観て過ごしました。
前年度の温泉で、着る物を間違えて大変だったし、先日の八丈島でも、ベルト無い事件を起こした父。
主人が温泉に着いていき、マッサージ機で上がってくるのを待っていたようですが…
脱ぐのにも、お風呂に入るにも時間がかかるので、まだ大丈夫と思っていたようなのですが、思いの外早く上がってきて、既に浴衣を着ていたと。部屋に連れてきました。
部屋に入った父。
こんなポーチ持ってたか?と聞きます。
えっ?なんでそんなポーチ持ってるの?
籠に入ってたから…。
慌てて浴衣の中を見ると、着ているものが違う。
慌てて主人に、父を連れてお風呂に戻ってもらいました。
間違えられた相手は、若いお兄さん。
主人が事情を説明して平謝り。
新しい浴衣と、パンツ代として、息子に渡そうと思っていたポチ袋をお兄さんにお詫びとして、貰って頂きました。
本当にごめんなさい。
早くて変だと思ったんだよな。という主人には、一瞬も目が離せないんだよ。
きっと1人(前回は主人と一緒にお風呂に入った)で、お風呂の入りかたも解らなくて、すぐ出てきたんだよ、もう大浴場は無理だね。
貸し切り風呂か、部屋に温泉付きにしないとだね。と。
普段の生活では、アルツハイマーの進行状態は解りづらく、外での行動を観て、進行状態の確認をしています。
料理を食べる時も、いっぱい並んだ料理は、どれをどう食べたらよいかわからないので、一つ一つ説明して、美味しいよ。と食べて見せると、同じように食べます。が、母が同じように言うと、うるさい!と。
母は日に日に、何も出来なくなる父が情けないと、泣きますが、病気だからね。
そうなるものだと割りきるしかないんだよと、伝えてます。
お正月明けの病院で、進行が進んでいるとお医者さんに説明して、再検査をお願いする予定です。
東京に住む息子が、長年付き合ってきた彼女と、やっと結婚しそうです。
両親には、孫の結婚式に出席できるように、あともう少しがんばっていただきましょう。