命が大事か、経済が大事か、政治はそのバランスを取る必要が有るから難しい
そんな感じで、専門家の意見を訊いた上で判断して行きます。
そのように聞こえる答弁や発表が多く我が耳を疑いたく成ります。
勿論私も含めて皆が社会の体制作りにおいて間違いを犯したからこんな事に
成ってしまったのではないでしょうか。
徹底して自粛ではなく禁止しなければ、ベッドもＥＣＭＯも医師や看護師も足りなくて
医療崩壊による死者の選択を迫られる場合、経済問題は取り合えず比較対象であろう筈が有りません。８０歳以上は諦めよう等と言える筈は無いのです。
瞬時に起きた事故ならトリアージと言う事も有り得るのでしょうが、長く積み上げてきた社会構造で、冗長度、余裕、無駄、の持ち方を間違えた事は為政者として認め難いのでしょう。
しかし今回が終わっても、医療従事者の不足問題を根本的に直さなければ又すぐ同じ過ちを犯すのは明らかです。
少なくとも、充分な備えを作ってこそ、多少の感染の危険は承知で経済的大打撃を
防ぎながらゆっくりと落ち着かせる、等の検討が可能に成るのであって
医者なら最低６年掛かります。
首相や知事に言われても反抗出来るが、同業者の組合から睨まれると困る
こんな政治家を選んだのが我々自身で有る事を深く反省して主義主張は兎も角
国会議員の補欠選挙が投票率３４％で成立するような事だけでも直したいです。