1週間ほど前のこと。
バルコニーに水遣りに出たとき、手すりに緑色の虫。
キリギリス?と思ったけどよくわからない。
大型で、目がハッキリ見える。こちらには気づいている。
しかしさっと逃げるようでもないので、写真を撮ってみる。
マクロ撮影できるくらい近づけるけど、するすると歩いて移動していく。
後を追うように撮影。
ワタシのほうを目だけ後ろにして見ている。
足の先、複雑なつくりをしている。
翅は光が当たると虹色にも見える。
翅を透かして、お尻の産卵管がぐっと上を向いているのが分かる。
面白い形だなぁ
なんでこういう形をしているのかなぁ
検察してみたら、「クダマキモドキ(サトクダマキモドキ)」というらしい。
クダマキ、とは『管巻』と書き、機織り機の糸を撚り合わせる糸車の部品のこと。
クツワムシの別名。
機織り機のうるさい音がする様子が、クツワムシの大きな鳴き声と似ているから、クツワムシはクダマキと呼ばれているのだが、
クツワムシモドキじゃなくて、別名のほうに「モドキ」をつけるという変則的な名前になってるのね。
クダマキモドキの鳴き声は控えめでうるさくないらしい。
キリギリスやバッタではなく、ツユムシの仲間。草食。
我が家のバルコニーは5階なので、どうやってここまで来たのか不明だが、
クダマキモドキは樹上性で、よく飛び回る。
とはいえ、よくここまで来たね。
そーなのー
歩き方も、かわいいんです。
エリックカールの世界だわ。