虫愛でる主婦の日記

茅ヶ崎在住25年を超えました。
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上高地6月 2022年その7・花々

2022-06-10 07:00:00 | おでかけ

 

今回の上高地、当たり年なの?と思う花が多かった。

 

ベニバナイチヤクソウやラショウモンカズラもなんだけど、

前回よりもたくさん見かけたのが、クルマバツクバネソウ。

 

↑ こんな風に、群生して咲いているところが多かった。

昨年初めて見た花だったんだけど。

 

 

もうほんと、かわいらしいというか(虫と見間違ってしまうので不気味、と言う人もいるが)、

ぐるりと取り囲んだ2段の葉っぱの上に羽根突きの羽根が乗っかっている、という姿。

真ん中の黒い球の上にも飾りのような蕊。

自然の造形にしては、ユニーク通り越してあまりにもデザイン性の高い姿。

 

↑ ホンシャクナゲ。

 

これはいつもの場所にしか咲いてなかった。

崖になっている岩場の高い所、しかも「落石注意」の場所で咲いている。

 

咲いているのが高い位置なのと、花に興味がある人が少ないせいか、

気づかない人も多いようだ。

華やかなのにな。

シャクナゲの根元にはイワカガミもたくさん咲いていた。↓

 

 

↑ エゾムラサキ。(佃煮そっくりな名前だけど、『蝦夷』のほう)

 

ワスレナグサによく似ているけど、別種(属は同じワスレナグサ属)。

名前の通り北海道と、本州では中部地方だけに分布し、

まとまった群落が見られるのは上高地だけだという。

 

今年はかなりたくさん咲いていた。

 

↑ 実は毛深い。そしてカワイイ。

 

↑ レンゲツツジ

田代湿原や岳沢湿原にたくさんあって、しかしすべて蕾。ひとつも咲いていなかった。

ひとつだけでも咲いてないかな~と思ってたけど。

 

↑ タチツボスミレ

 

↑ ツボスミレ

 

↑ オオタチツボスミレ かな?

 

ツボ=坪 とは「庭」のことらしい。

上高地は庭じゃなけど、まぁ【天上の庭】ってとこかな。

スミレはピークらしく、至る所で咲いていた。

 

 

↑ ツバメオモト

 

これは少なかった。徳沢からの帰り道、やっと見つけた。

撮影していたら、通りかかって眺めていたご婦人が、

「このもう少し先にもっと大きい株が、ドン!とあるからね」と教えてくださった。

(↑の写真はその大きい株のほう)

 

↑ エゾタンポポ かなぁ

 

↑ ツマトリソウ

 

↑ キジムシロ

 

↑ ミヤマキケマン

 

他にも名前も分からない花があって、

今年はひときわたくさんの種類の花に出会えたような気がする。

虫は少なかったけど

(虫はもう少し温かくならないとね)

 

↑ 岳沢湿原。

(つづく)

 

 

 

 

 


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